このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000128732
提供館
(Library)
大阪市立中央図書館 (2210006)管理番号
(Control number)
10-3A-201303-03
事例作成日
(Creation date)
2011年05月18日登録日時
(Registration date)
2013年03月11日 17時34分更新日時
(Last update)
2014年09月04日 00時30分
質問
(Question)
河内レンコンは伝統野菜か。
回答
(Answer)
 河内レンコンは大阪の伝統野菜の一つで、鶴見区はその一大産地でした。ただし現在栽培されているのは、河内の在来種ではありません。『なにわの伝統野菜』などによれば、在来種は細く貧弱なため収益性に劣るので、北河内郡北島村(現門真市)の人々が、大正9年頃に石川県と岡山県から品質・収穫量にすぐれた「加賀」と「備中」の2品種を導入し、その後改良も重ね「河内レンコン」と呼ばれる特産物となったということです。また『大阪市農業誌』 p65によれば、焼野(現鶴見区)では、大正12 (1923)年頃高田藤吉が上記の加賀蓮を大正14 (1925)年に備中蓮を導入し、従来の池はすを改良して収穫量をのばしました。こちらは「茨田レンコン」と呼ばれたとあります。
 『なにわ大阪の伝統野菜』 p62によれば、最盛期は1965年から75年の昭和40年代で、栽培面積が400haに達しましたが、その後都市化の影響で急速に栽培が減少し、平成11 (1999)年度の統計では「門真市を中心に計約11haとなりました」とあります。『大阪の園芸 平成14年産』では7haに減少しています。
『シャモとレンコン畑』では1960年当時の写真を見ることができます。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
蔬菜園芸  (626 9版)
参考資料
(Reference materials)
『なにわの伝統野菜』森下正博編集 大阪府立農林技術センター 2001 <当館書誌ID:0010165446>
『大阪府農業史』大阪府農業会議 1984 書誌ID <当館書誌ID:0080153118>
『鶴見区昔ばなし』赤坂敏行著 ローカル通信社 1984 <当館書誌ID:0070117924>
『大阪府の郷土料理』上島幸子[ほか]著 同文書院 1988 ISBN 4-8103-5033-9<当館書誌ID:0000164455>
『大阪市農業誌』川端直正編集 大阪市農業団体協議会 1960 <当館書誌ID:0070080489>
『なにわ大阪の伝統野菜』なにわ特産物食文化研究会編著 農山漁村文化協会 2002 <当館書誌ID:0010259040>
『大阪の園芸 平成14年産』大阪農林統計協会 2003 <当館書誌ID:0010634025>
『大阪春秋111号 おおさかの伝統野菜』大阪春秋社 2003 <当館書誌ID:0010554329>
『シャモとレンコン畑』田中幸太郎著 光琳社出版 1993 ISBN 4-7713-0138-7<当館書誌ID:0000350951>
キーワード
(Keywords)
大阪府大阪市鶴見区
大阪府門真市
河内レンコン
茨田レンコン
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000128732解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決