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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000127799
提供館
(Library)
近畿大学中央図書館 (3310037)管理番号
(Control number)
20130204-1
事例作成日
(Creation date)
2013年02月04日登録日時
(Registration date)
2013年02月04日 16時55分更新日時
(Last update)
2013年02月05日 16時36分
質問
(Question)
国際渡り鳥条約について知りたい。
回答
(Answer)
 渡り鳥および絶滅のおそれのある鳥類ならびにその生息環境を保護することを目的とする条約・協定の通称。昭和47年(1972)以降、日本と米国・ソ連・オーストラリア・中国との間で締結されている。条約そのものについては外務省サイトから直接参照できるほか、平成12年には日本野鳥の会のまとめによる「渡り鳥等保護のための多国間の協力の枠組みに関する検討調査報告書」が示されており、これにより詳細を知ることができる。
回答プロセス
(Answering process)
◆ JapanKnowledge+を使って、kw:"渡り鳥条約"で【日本大百科全書(ニッポニカ)】を検索する。

・【渡り鳥条約 わたりどりじょうやく】
「渡り鳥と絶滅のおそれのある鳥類を国際協力で保護するための条約。
 1972年(昭和47)日本はアメリカとの間に「渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその環境の保護に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の条約」(対象となる渡り鳥の数190)を結び、74年にはオーストラリアとの間に「渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその環境の保護に関する日本国政府とオーストラリア政府との間の協定」(対象となる渡り鳥の数66)を、81年には中国との間に「渡り鳥及びその生息環境の保護に関する日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定」(対象となる渡り鳥の数227)にそれぞれ調印し、渡り鳥および絶滅のおそれのある鳥類の保護についての国際協力を強化することとした。
 このいわゆる「渡り鳥条約」の内容は、(1)両当事国間を移動する渡り鳥の捕獲等を規制するとともに、これらの鳥類および加工品等の販売交換等の流通を規制すること。(2)絶滅のおそれのある鳥類およびこれらの鳥類の加工品等の輸入を規制すること。(3)渡り鳥および絶滅のおそれのある鳥類が生息する環境の保全、改善のため適切な措置をとること。(4)渡り鳥および絶滅のおそれのある鳥類に関する共同研究、資料の交換を行うこと、などである。
 なお、これらの条約や協定を契機として、日本、アメリカ合衆国、オーストラリアの三国は、絶滅のおそれがある鳥の保護に協力するために、それぞれ自国の該当する種や亜種をリストアップした。それらの鳥は一般に特殊鳥類の名でよばれている。
[加瀬信雄]」

◆ 資料1の辞典には、p.639に「日米渡り鳥条約」が、p.640に「日ロ渡り鳥条約」の項目と説明が見つかる。


◆ NDL-Searchを使って、kw:"渡り鳥条約"で検索する。
 (【NDL】  http://bit.ly/Tx7U2N   last_access:2013-02-04)

◆ CiNii Articlesを使って、kw:"渡り鳥条約"で検索する。以下の論文記事がみつかる。
 (【CiNii】  http://bit.ly/YNQYYV   last_access:2013-02-04)
 ・松田 道生著.渡り鳥条約 (渡り鳥<特集>).季刊自然科学と博物館,48(4),1981,p146-147.


◆ Googleなどの検索エンジンを使って、kw:"渡り鳥条約"でインターネット検索をする。

◆ 資料2のサイトから「国際条約・協定」のナビボタンを選び、関連する国際条約や協定についての概説が得られる。
 また詳細に関しては以下の調査報告書に詳しく記述されている。
 ・「渡り鳥等保護のための多国間の協力の枠組みに関する検討調査報告書」.財団法人日本野鳥の会.平成12年3月.
 ( http://www.sizenken.biodic.go.jp/flyway/treaty/treaty1999/birdtreaty_report.html  last_access:2013-02-04)
 ・第1章:「アジア地域に関係する渡り鳥保護等のための二国間及び多国間の協力体制の現状」
 (PDF http://www.sizenken.biodic.go.jp/flyway/treaty/treaty1999/C01.pdf  last_access:2013-02-04)


◆ 資料3の外務省の条約データ検索をつかって、条約名のところに kw:"渡り鳥"で検索する。
 以下の4カ国政府との条約や協定の原文そのものが見つかる。

 ・渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその環境の保護に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の条約:(日米渡り鳥条約)
 (PDF http://www3.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdf/A-S49-871.pdf  last_access:2013-02-04)
 ・渡り鳥および絶滅のおそれのある鳥類並びにその生育環境の保護に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の条約:(日ソ渡り鳥条約)
 (PDF http://www3.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdf/A-S63-2779.pdf  last_access:2013-02-04)
 ・渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその環境の保護に関する日本国政府とオーストラリア政府との間の協定:(日豪渡り鳥協定)
 (PDF http://www3.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdf/A-S56-023.pdf  last_access:2013-02-04)
 ・渡り鳥およびその生息環境の保護に関する日本政府と中華人民共和国政府との間の協定:(日中渡り鳥協定)
 (PDF http://www3.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdf/A-S56-247.pdf  last_access:2013-02-04)


◆ 資料4の公式サイトから、日経新聞に連載された「山階芳麿 私の履歴書」:第27回 渡り鳥条約(1979-05-23)が参照できる。
 ( http://www.yamashina.or.jp/hp/yomimono/rirekisho/rirekisho27.html  last_access:2013-02-04)

渡り鳥等保護のための多国間の協力の枠組みに関する検討調査報告書 新潟大学国際センター
http://www.isc.niigata-u.ac.jp/~miyatah/pubs/migbirds/migbirds_contents-j.html  (2013/02/05確認)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
鳥類  (488 9版)
外交.国際問題  (319 9版)
参考資料
(Reference materials)
1.石居進 [ほか] 編集委員.鳥類学辞典.昭和堂,2004,950p. (《本学所蔵 488.1//C53》)
2.環境省インターネット自然研究所:フライウェイネットワーク
 ( http://www.sizenken.biodic.go.jp/flyway/  last_access:2013-02-04)
3.外務省公式サイト:条約データ検索
 ( http://www3.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/index.php  last_access:2013-02-04)
4.公益社団法人 山科鳥類研究所公式サイト
 ( http://www.yamashina.or.jp/hp/toppage.html  last_access:2013-02-04)
渡り鳥等保護条約及び協定 EICネット
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=3149  (2013/02/05確認)
キーワード
(Keywords)
渡り性水鳥
特殊鳥類
レッドデータブック
絶滅危惧種
渡り鳥等保護協定
国際条約
二国間条約
多国間条約
ラムサール条約
生物多様性
鳥獣保護法
国際協定
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
近畿大学中央図書館
備考
(Notes)
○ラムサール条約の内容を知りたい。
 ( http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000058208  last_access:2013-02-04)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
条約
質問者区分
(Category of questioner)
学生
登録番号
(Registration number)
1000127799解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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