レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000127730提供館 (Library) | 東京都江戸東京博物館 図書室 (4110007) | 管理番号 (Control number) | edo2012-02 | |||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2012年9月1日 | 登録日時 (Registration date) | 2013年02月01日 09時34分 | 更新日時 (Last update) | 2018年01月19日 14時15分 | |||||||
質問 (Question) | 江戸時代、節分に年越蕎麦を食べることがあったか? | |||||||||||
回答 (Answer) | まず、『日本の食文化大系14そば通』(東京書房社・1985年)p123に年越蕎麦を「節分の夜に食う慣例がある」とあります。これには節分蕎麦という言い方があり、新装版『蕎麦辞典』(東京堂出版・1996年)に「年越しそばといっても差支ない」「大晦日そばの年越しそばと区別すべき」「節分そばを食べる地方は相当に多い」といったことが書かれ、『蕎麦の事典』(柴田書店・1999年)には「本来はこの節分そばを「年越しそば」といい、「大晦日そば」と区別される」とあります。さて、太陽暦を使っている現代では節分は立春の前日の2月3日(頃)と決まっていますが、江戸時代の暦は太陰太陽暦であり、節分が12月中になることもありました。『蕎麦 江戸の食文化』(岩波書店・2001年)p203に江戸時代は「節分が本当の年越しとの考え方もあったので」とあり、『大坂繁花風土記』(文化11年)からの引用で「十二月三十日 晦日そばとて、皆々そば切く(喰)ろふ。当月節分、年越蕎麦とて食す」とあります。 | |||||||||||
回答プロセス (Answering process) | ||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||||||
寄与者 (Contributor) | 備考 (Notes) | ※関連リンク (社)日本麺類業団体連合会 http://www.nichimen.or.jp/index.html (2013/2/1確認)「麺類雑学辞典」に年越しそばについて解説あり。 | ||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | |||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000127730 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |