このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000127064
提供館
(Library)
豊中市立図書館 (2310050)管理番号
(Control number)
6000010441
事例作成日
(Creation date)
2013/01/12登録日時
(Registration date)
2013年01月23日 02時00分更新日時
(Last update)
2013年04月29日 22時37分
質問
(Question)
発泡酒とビールの違いについてわかる資料はあるか。
回答
(Answer)
日本の酒税法ではビールも発泡酒も発泡性酒類に該当。それぞれに定義があり。
『醸造・発酵食品の事典』(朝倉書店)によると、「ビールでは原料の種類と配合が酒税法によって明確に規定されているのに対して、発泡酒では麦芽の使用比率以外は規定されていない」とあり。国税庁のホームページで公開されている「酒税率一覧表(平成18年5月1日現在) http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/shiori-gaikyo/shiori/2012/pdf/003.pdf#page=1 によると、麦芽の配合比率とアルコール分により発泡酒の基本税率は3階層に区分されている。酒税法の容器表示の規定にもとづき「発泡酒」と明示されているものでも大きく3種類に分類され、さらに麦芽の配合比率やそれ以外の使用原料によって、特徴の異なった製品が流通しているものと思われる。
ビールの原料については酒税法施行令第6条に「法第三条第十二号ロに規定するビールの原料として政令で定める物品は、麦、米、とうもろこし、こうりやん、ばれいしよ、でんぷん、糖類又は財務省令で定める苦味料若しくは着色料とする」とあり。酒税法ではそれらが麦芽の重量の100分の50を超えない範囲(原料中麦芽使用率3分の2以上)で使用されているものを、麦芽とホップと水を原料としているものと併せて、ビールと規定している。発泡酒同様、これらの規定を満たしつつ特徴の異なる製品がビールとして流通している。
また『ビールの教科書』(講談社)には「ホップの重要性」p74という節でホップの4効能のひとつとして「苦味を与える」をあげている。
回答プロセス
(Answering process)
国税庁のサイトにある「税目別に調べる:酒税」 http://www.nta.go.jp/zeimokubetsu/sake.htm で基礎情報を入手した。
法令関係については『六法全書』と契約している法令データベース(e-Govイーガブ http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi よりも検索条件を細かく設定できるから)を用いて閲覧した。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
食品工業  (588 9版)
食品.料理  (596 9版)
参考資料
(Reference materials)
『六法全書 平成24年版 1』江頭 憲治郎/編集代表 有斐閣
『醸造・発酵食品の事典』吉沢 淑/[ほか]編集 朝倉書店
『醸造の事典』野白 喜久雄/[ほか]編集 朝倉書店
『とりあえずビールやっぱりビール!』中谷 和夫/著 日本文芸社 (p134-135)
『第3のビールは、なぜビールの味がするのか?』夏目 幸明/著 技術評論社
『ビールの科学』渡 淳二/監修 講談社 (p29)
『ビールの教科書』青井 博幸/著 講談社 (p87、p184-185)
『うまいビールの科学』山本 武司/著 ソフトバンククリエイティブ (p39-41)
キーワード
(Keywords)
酒(サケ)
酒税法(シュゼイホウ)
ビール(ビール)
発泡酒(ハッポウシュ)
ビール煮(ビールニ)
調理(チョウリ)
料理(リョウリ)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
国税庁がホームページでも公開している「酒のしおり」(平成24年3月) http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/shiori-gaikyo/shiori/2012/index.htm の「酒税法における酒類の分類及び定義」で酒税法上の定義を知ることができる。

『ビールの科学』(講談社)p29
ビールにまつわるQ&Aという節でビールと発泡酒の違いについて触れ、簡潔明瞭に解説されている。

cinii日本の論文をさがす http://ci.nii.ac.jp/ でヒットした以下の論文を参考に紹介した。
「アルコール飲料添加調理法による肉類の軟化効果」(山口務,田畑智絵)
6種類の酒類による比較検討。ビールはキリンラガービール。
http://ci.nii.ac.jp/els/110004782969.pdf?id=ART0007521481&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1357976656&cp=
「味覚のメカニズム:味を目で見る」(都甲潔)
図5として「ビール,発泡酒,リキュール(発泡性),その他醸造酒(発泡性)のテイストマップ」(苦味と酸味の2軸でビールや発泡酒などの主要商品の味覚分布図)が掲げられている。
http://ci.nii.ac.jp/els/110008733114.pdf?id=ART0009811062&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1357979918&cp=
「味を測る」(都甲潔)
図2「ビール,発泡酒,その他雑酒のテイストマップ」はキリン一番搾り、キリン淡麗生を含んだ味覚センサの測定値分布図
http://ci.nii.ac.jp/els/110007004961.pdf?id=ART0008921491&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1357981414&cp=
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
一般
登録番号
(Registration number)
1000127064解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!