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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000115997
提供館
(Library)
大阪市立中央図書館 (2210006)管理番号
(Control number)
10-3A-201212-06
事例作成日
(Creation date)
2010年09月25日登録日時
(Registration date)
2012年12月18日 17時58分更新日時
(Last update)
2012年12月25日 17時59分
質問
(Question)
西淡路高射砲陣地及びその跡地について知りたい。
回答
(Answer)
 西淡路高射砲陣地は東淀川区西淡路5丁目に現存しています。『大阪春秋 119号』p.64-71によりますと、「大阪市の防空体制強化のため、高射第三師団高射第一二二聯隊第一大隊第一中隊の約一五名が配属され、一九四四年一一月までに約4千平方メートルの敷地に、八八式七糎高射砲(口径が七センチ)六門が備え付けられた。一九九四年(昭和19)頃に、建築された高射砲の台座のうち四か所と、指揮所の建物が残っている。台座は平面が直径約一メートルの十二角形で、高さは約五メートル、堅固なコンクリート作りである。残っている台座・指揮所は、戦後、住宅として使用されている。見晴らしを確保するために地上から突き出るような形で作られた都市型の高射砲の台座は珍しい。今、日本で残っているのはここだけと考えられる貴重な遺跡である。」とあります。
 2004年春より市道の建設工事予定があり、跡地の撤去や、戦後住みついた住民の立ち退きが予定されていました。しかし、付近の住民や研究者から「都市での戦争の実態を伝える貴重な遺産」として、保存と文化財指定の要望が出されたのを受け、大阪市教育委員会が調査し、「現存する貴重な高射砲陣地で、第1級の戦争遺跡」とする報告書を2006年にまとめました。大阪市の保存・撤去の判断はまだ示されておらず、行く末が見守られている状況です。この間の経緯は、「朝日新聞2006年3月16日大阪版朝刊」、「読売新聞2007年8月15日号大阪版朝刊」などの記事に、大阪市教委の調査報告については『西淡路<国次>高射砲陣地調査報告書(大阪市文化財総合調査報告書65)』に詳しいです。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
近畿地方  (216)
参考資料
(Reference materials)
『大阪春秋 119号 大阪の歴史と文化と産業を発信する』大阪春秋社 2005 <当館書誌ID:0011020720>
『朝日新聞2006年3月16日大阪版朝刊』p.35 (商用データベース 「聞蔵Ⅱビジュアル(朝日新聞 一部記事写真閲覧可)」より閲覧できます)
『読売新聞2007年8月15日大阪版朝刊』 p.27 (商用データベース 「ヨミダス歴史館(読売新聞記事)より閲覧できます)
『毎日新聞2004年6月4日大阪版朝刊』p.22 (商用データベース 「毎索(マイサク)(毎日新聞記事)」より閲覧できます)
『西淡路<国次>高射砲陣地調査報告書(大阪市文化財総合調査報告書65)』大阪市教育委員会事務局社会教育部文化財保護課 2006 <当館書誌ID:0011494220>
『大阪奈良戦争遺跡歴史ガイドマップ 2』日本機関紙出版センター 2003 ISBN 4-88900-827-6<当館書誌ID:0010459100>
『大阪の戦争遺跡ガイドブック』清風堂書店 1987 ISBN 4-915339-22-X<当館書誌ID:0070001811>
『建築ジャーナル-西日本版- 2007年9月号(No.1126)』企業組合建築ジャーナル 2007<当館書誌ID:5111488611>
キーワード
(Keywords)
大阪府大阪市東淀川区
高射砲陣地
西淡路高射砲陣地
戦争遺跡
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000115997解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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