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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000111571
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2012-117
事例作成日
(Creation date)
2012年06月27日登録日時
(Registration date)
2012年09月20日 11時40分更新日時
(Last update)
2012年11月28日 13時11分
質問
(Question)
戦前の平壌について町の様子や日本人の暮らしがわかる資料をさがしている。
戦前、平壌で10年ほど暮らしていた。その当時の平壌について書かれている資料を読みたい。
回答
(Answer)
詳細なものは見つからなかったが、戦前の平壌の様子を知るのに参考になると思われるものとして以下の資料を紹介した。

平壌の町の様子や日本人の暮らしについて参考になると思われる資料
『平壌三中学窓の追遠史 朝鮮植民地時代末期の中学校の教育記録』(平壌第三公立中学校総同窓会校史編纂委員会編 李元淳〔ほか〕執筆 君島和彦監訳 秋岡あや訳 野木香里訳 山口公一訳 明石書店 2010)
 「刊行の辞」によると、平壌第三中学校は、「内鮮共学」の中学校として平壌に1938年から1946年まで存在した。(内鮮共学の「内」とは日本のこと。)執筆者は朝鮮人だが、戦前の平壌での日本人と朝鮮人の共学校の様子がわかると思われる。

『韓国併合史研究資料 8下 朝鮮誌下』(龍渓書舎 1995)
 p742-749「平壌府」の項あり。この資料は明治44年(1910)刊の資料の複製であるので、当時の様子を文章から知ることができる。
『韓国併合史研究資料 5 慣習調査報告書・韓国最近事情一覧』(龍渓書舎 1995)
 「韓国最近事情一覧」には、明治39年、40年の平壌在住の日本人の数などがわかる資料が含まれている。
『朝鮮の風光』(朝鮮総督府鉄道局〔編〕 朝鮮総督府鉄道局 1930)  
 朝鮮の観光写真集のようなもの。平壌の写真とわかるものは「朝鮮婦人の洗濯 平壌大同江」「山紫水明の平壌牡丹台」「冬の大同江氷上の釣魚 平壌」
『朝鮮の風光』(朝鮮総督府鉄道局〔編〕 朝鮮総督府鉄道局 1927)
 上記と同様の写真集。平壌の写真とわかるものは「平壌鉄道ホテル」「大同の■[ガ]舫」「平常牡丹台附近」
『世界紀行文学全集 13 樺太・朝鮮・台湾・南洋諸島』(ほるぷ出版 1979)
 p64「平壌より義州」(徳富蘇峰 明治39年)、p200-205「平壌」(藤森成吉 昭和30年)収載

『日本統治下朝鮮都市計画史研究』(孫禎睦著 西垣安比古、市岡実幸訳 李終姫訳 柏書房 2004)
 巻末索引〈平壌〉 p78、79、129、157、158、162、164、192、285 町の様子や日本人の暮らしは伺えない。
 p418「平壌市街地計画区域街路網図」(1937年)あり。
『大日本帝国の戦争1 満洲国の幻影』(毎日新聞社 1999)
 p184「朝鮮」に「平壌駅(朝鮮1934.5月)」写真あり。「平壌牡丹台」写真あり。平壌ではないが「仁川の日本人居留地(朝鮮1930年代)」という写真もあり。
『清津から平壌へ』(開勇著 関勇 1976)  
 終戦~終戦直後の兵士の手記。巻頭の口絵に「平壌略図(昭和21年4月頃)」あり。

平壌ではないが、当時の朝鮮の様子を知るのに参考になると思われる資料
『韓国併合史研究資料 8上 朝鮮誌 上』(龍渓書舎 1995)
 明治44年(1910)刊の資料の複製。「内地人の教育」など、現地の日本人に関する記述が散見される。
『韓国併合史研究資料 7 韓国植民策』(龍渓書舎 1995)朝鮮総督府大正12年刊(改訂4版)の複製。
 「殖民と宗教」「殖民と交通」「殖民と農業」「殖民と商業」・・という章立て。平壌限定ではない。
『写真図説日本の侵略』(アジア民衆法廷準備会編 大月書店 1992)
 p77-104「朝鮮」の章あり。平壌のものではないが、朝鮮国内の写真あり。ただし、日本人の生活風景ではない。
回答プロセス
(Answering process)
質問に「日本人の暮らし」とあることから、ここでは日本による朝鮮統治期(1910-1945)のことと定義して調査した。
自館目録を〈平壌 & 歴史〉で全項目検索した結果から図書を調査した。
『韓国併合史研究資料』(復刻版)のシリーズを確認した。
NDC分類〈210.6〉〈210.7〉の書架から図書を調査した。
NDC分類〈292〉の書架から図書を調査した。
文献目録『朝鮮研究文献誌 明治・大正編』(桜井義之著 竜渓書舎 1979)の確認
 各文献の内容紹介・目次あり。ただし、いずれも県立図書館未所蔵。
随筆・紀行・記録等から探す。自館目録を〈平壌 & NDC分類 9〉で検索した結果から図書を調査した。

その他調査済み資料は次のとおり
『神社参拝を拒否したキリスト者』(趙寿玉〔述〕 新教出版社 2000)
『樂浪と傳説の平壌 復刻版(韓国併合史研究資料98)』(八田己之助著 竜渓書舎 2011)
『韓国併合史研究資料 9 朝鮮独立騒擾史論』(龍渓書舎 1996) 朝鮮研究会大正10年刊(再版)の複製
『韓国併合史研究資料 6 朝鮮支那地名辞彙』(龍渓書舎 1995)共同出版明治43年刊の複製
『韓国併合史研究資料 4 顧問警察小誌』(龍渓書舎 1995)韓国内部警察局隆熙4年刊の複製
『韓国併合史研究資料 3 韓国併合顛末書』(龍渓書舎 1995)
『朝鮮最近史 (附)韓国併合誌 韓国併合史研究資料 45』(龍渓書舎 2005)
『韓国併合史研究資料 2 朝鮮ノ保護及併合』(龍渓書舎 1995)
『韓国併合史研究資料 1 朝鮮統治の回顧と批判』(龍渓書舎 1995)
『昭和 二万日の全記録 2』(原田勝正〔ほか〕編集 講談社 1989)
『1920年代・日本展』(東京都美術館〔ほか〕編 朝日新聞社 1988)
『世界に開かれた昭和の戦争記念館』(「昭和の戦争記念館」刊行会編 展転社 2001)
『ニッポン時空写真館1930-2010』(二村正之著 誠文堂新光社 2011)
『現代史資料 27 朝鮮』(みすず書房 1977)
『朝鮮韓国近現代史事典 1860-2005』(日本評論社 2006)
『さらば愛しのピョンヤン 北朝鮮エリート亡命者の回想』(趙明哲著 李愛俐娥編訳 平凡社 2012)
1959年生れの著者の回想録。戦前については言及なし。
『青い焔の記憶 満洲帝国終戦秘録』(岡本武徳著 講談社 1971)
『朝鮮文化史大全』(青柳南冥編著 名著出版 1972)
事前調査事項
(Preliminary research)
《レファ協DB》類似事例 管理番号 埼浦-2007-003 「北朝鮮での戦後の日本人の暮らしがわかる資料を探している」あり。
NDC
朝鮮  (221 9版)
アジア  (292 9版)
参考資料
(Reference materials)
『平壌三中学窓の追遠史:朝鮮植民地時代末期の中学校の教育記録』(平壌第三公立中学校総同窓会校史編纂委員会編 明石書店 2010)
『韓国併合史研究資料 8下 朝鮮誌 下』(龍渓書舎 1995)
『韓国併合史研究資料 5 慣習調査報告書・韓国最近事情一覧』(龍渓書舎 1995)
『朝鮮の風光』(朝鮮総督府鉄道局〔編〕 朝鮮総督府鉄道局 1930)
『朝鮮の風光』(朝鮮総督府鉄道局〔編〕 朝鮮総督府鉄道局 1927)
『世界紀行文学全集 13 樺太・朝鮮・台湾・南洋諸島』(ほるぷ出版 1979)
『日本統治下朝鮮都市計画史研究』(孫禎睦著 西垣安比古、市岡実幸訳 李終姫訳 柏書房 2004)
『大日本帝国の戦争 1 満洲国の幻影』(毎日新聞社 1999)
『清津から平壌へ』(開勇著 関勇 1976)
『韓国併合史研究資料 8上 朝鮮誌 上』(龍渓書舎 1995)
『韓国併合史研究資料 7 韓国植民策』(龍渓書舎 1995)
『写真図説日本の侵略』(アジア民衆法廷準備会編 大月書店 1992)
キーワード
(Keywords)
北朝鮮-歴史
平壌
ピョンヤン
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
地名
質問者区分
(Category of questioner)
図書館
登録番号
(Registration number)
1000111571解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決