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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000110533
提供館
(Library)
岡山県立図書館 (2110029)管理番号
(Control number)
M12022818011923
事例作成日
(Creation date)
2012/02/19登録日時
(Registration date)
2012年08月24日 02時12分更新日時
(Last update)
2018年12月05日 00時30分
質問
(Question)
江戸時代「旅枕」と呼ばれた旅行用の枕があったようだが、どんなものか、図などが掲載されている資料はないか。
回答
(Answer)
資料①『枕の博物誌』を見ると、“Ⅱ枕のいろいろ”の章に、“旅枕(道中枕、旅行用枕、携帯用枕)”として紹介されている。江戸時代に旅行に携帯して使われたものは次のものが挙げられており、それぞれ写真もある。
・小型の枕 「通常使っている枕を小型にして携帯に便利にした枕で、旅枕としては初期から使われた形式である。木枕、箱枕が主で、形もほとんどが簡易なもので、旅行以外にも湯治場、農漁村での若衆宿、茶屋のひと休み、仮眠用などでも使われていた。」
・折りたたみ枕 「携帯用に折りたたんで、小さくできるように工夫された枕で、組み立てた時の使用時の形も、X型、Z型、ロ型、鳥居型、立ち台型などいろいろな形がある。」
・組み立て枕「携帯時には分解して小さくできる枕で、分解や組み立てが可能な組み木であるが、」使われた数は少ないらしいとの解説である。
・物入れのついた枕「長期の旅行に必要な旅支度の内、薬、針、糸、矢立て(筆記用具)、発火用具、財布、巾着、髪飾りなどの小さな身の回り品や、道中で使うそろばん、はかり、覚書などの職業上の用具を小型にしたものなどを収納できるように作られた枕で、道中枕とも呼ばれた。」
・飛脚枕 「飛脚枕は枕を兼ねた胴乱で、木製、皮製、または木製の箱に皮をつけたものなどでふたに錠をつけたものもある。」
資料②『枕 ものと人間の文化史81』では、「特に旅行用の旅枕とか道中枕とよぶ枕箱の一種には、旅道具の小物類をコンパクトに納めてありました。」という説明とともに、道中用携帯枕、飛脚枕の図版が掲載されている。
資料③『日本枕考』には、X型・Z型折畳み枕と飛脚枕が、江戸時代の旅用の枕として紹介されており、それぞれ図もある。
資料④『江戸紀行 名所・名物・旅模様』に“旅の道具”の展示品として“折りたたみ枕”の写真が掲載されている。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
衣住食の習俗  (383 9版)
参考資料
(Reference materials)
資料①白崎繁仁『枕の博物誌』札幌市 北海道新聞社,1995,250p. 参照はp.31,43-48,155-156,166-167.
資料②矢野憲一『枕 ものと人間の文化史81』 法政大学出版局,1996,234,4p. 参照はp.116-177,121.
資料③清水靖彦『日本枕考』 勁草書房,1991,219p. 参照はp.38-42.
資料④大分市歴史資料館編『江戸紀行-名所・名物・旅模様』大分市 大分市歴史資料館,2001,50p. 参照はp.37.
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
M2012022818054711923
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
全年齢
登録番号
(Registration number)
1000110533解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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