レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/06/30
- 登録日時
- 2012/08/24 02:01
- 更新日時
- 2024/03/30 00:31
- 管理番号
- M06082611053814
- 質問
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「さんびきのこぶた」は日本でいつから翻訳されているか、またどのようなものであったか。
- 回答
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『図説児童文学翻訳大事典』第2巻「三匹のこぶた」の項には初訳として「豚の兄弟」(『家庭お伽噺』13)吉岡向陽訳 鮨崎英朋絵(明治41年1月 春陽堂)となっており、その本文と挿絵が載っている。『近代日本児童文学史研究』には1914(大正3)年4月1日に創刊された雑誌「子供之友」について記した部分に、「このほか、創刊号から毎号、「熊のお家(うち)」(三びきのクマ)「親指太郎」「黄金(きん)の鶩(あひる)」「宝のお城」(ジャックと豆の木)「三疋の小豚」といったぐあいに、ジェイコブズなどからの外国昔話や、あるいはベアトリクス・ポターの翻訳をのせるなど、他誌に見られない特色があった。」という記述がある。「子供之友」は大阪府立中央図書館国際児童文学館に所蔵があり、大正3年1巻5号p12-17に本文が掲載されていた。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 児童文学研究 (909 9版)
- 参考資料
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『図説児童文学翻訳大事典』第2巻 児童文学翻訳大事典編集委員会編 大空社 2007.6 p366-371
『近代日本児童文学史研究』鳥越信著 おうふう 1994.11 p169-172
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『図説児童文学翻訳大事典』第2巻 児童文学翻訳大事典編集委員会編 大空社 2007.6 p366-371
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2006082611093653814
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000110410