レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年04月08日
- 登録日時
- 2012/05/26 09:17
- 更新日時
- 2012/07/31 17:08
- 管理番号
- 埼浦-2012-005
- 質問
-
解決
立野ヶ原遺跡群(富山県)には旧石器時代の遺跡が約30箇所ある。個々の遺跡名、所在地、発掘物の特徴が知りたい。
- 回答
-
『日本歴史地名大系 16 富山県の地名』(平凡社 1994)p851-852、p972により、下記の遺跡の地名と概要が確認できる。
西山C遺跡(城端町上原)
ウワダイラⅠ遺跡(城端町上原)
ウワダイラL遺跡(城端町上原)
南D遺跡(城端町立野原)
中台B遺跡(城端町立野原)
西原C遺跡(城端町西原)
中尾台K遺跡(福光町大西)
万年台B遺跡((福光町大西)
立美遺跡((福光町立野新)
『富山県福光町・城端町・立野ケ原遺跡群第二次緊急発掘調査概要』(富山県教育委員会編 富山県教育委員会 1974)に19件分の遺跡の調査概要あり。
- 回答プロセス
-
富山県の地名辞典を調査する。
『日本歴史地名大系 16 富山県の地名』(平凡社 1994)により、一部の遺跡の地名と概要が確認できる。
自館目録を全項目〈立野ケ原遺跡〉で検索する。
『富山県福光町・城端町・立野ケ原遺跡群第二次緊急発掘調査概要』(富山県教育委員会/編 富山県教育委員会 1974)
19件分の遺跡の調査概要あり。
『日本古代遺跡事典』(吉川弘文館 1995) 索引に〈立野ヶ原遺跡〉はなし。
《NDL-OPAC(雑索)》を論題〈立野ヶ原遺跡〉〈立野ヶ原台地〉〈立野ヶ原〉で検索する。
「立野ヶ原ウワダイラ1遺跡の石器組成と剥片生産技術」田上 和彦(「特集 北陸旧石器研究の新展開」『考古学ジャーナル』ニュー・サイエンス社 2011.2)
《富山県遺跡資料リポジトリ》を〈立野ヶ原遺跡〉〈立野ヶ原台地〉〈立野ヶ原〉で検索するが、関連する情報なし。
《富山市埋蔵文化財センター》のウェブサイトを調査する。該当記述・関連記述なし。
調査済み資料
『郷土資料事典 16 富山県』(人文社 1997)
『日本の古代遺跡 13』
p123-124に「立野ヶ原遺跡」についての説明があるが、個々の遺跡の場所については記述なし。
未所蔵で内容未確認の資料
「富山県福光町・城端町立野ヶ原遺跡群緊急発掘調査概要 第3次」
「〃 第4次」
「〃 第5次」
「〃 第6次」
「富山県史 考古編」
「日本列島の旧石器時代遺跡 日本旧石器(先土器・岩宿)時代遺跡のデータベース」(日本旧石器学会編・発行 2010)
「富山県埋蔵文化財調査報告書」
- 事前調査事項
-
「埋文とやま」VOL88(2004.10.1)p4「埋文あらかると 思い出の発掘現場(3) 立野ヶ原遺跡群の調査」(上野章)に立野ヶ原遺跡群(富山県)には旧石器時代の遺跡が約30箇所あるという。
- NDC
-
- 日本史 (210 9版)
- 北陸地方 (214 9版)
- 参考資料
-
- 『日本歴史地名大系 16 富山県の地名』(平凡社 1994)
-
『富山県福光町・城端町・立野ケ原遺跡群第二次緊急発掘調査概要』(富山県教育委員会/編 富山県教育委員会 1974)
- キーワード
-
- 富山県-遺跡・遺物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 地名
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000106501