このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000106167
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2012-021
事例作成日
(Creation date)
2012年01月09日登録日時
(Registration date)
2012年05月17日 14時56分更新日時
(Last update)
2012年07月25日 16時21分
質問
(Question)
死後の世界について一般論と具体論、また、各人(男・女・子ども・善人・悪人・殉教者等)の違いなどできるだけ、詳しく書かれている本を見たい。
回答
(Answer)
死後の世界について書かれているものとして、以下の資料を紹介した。一般論と具体論、各人の違いについては、必ずしも掲載されているわけではない。

複数の宗教について記述のあるもの 
『東洋における死の思想』(吉原浩人編 春秋社 2006)
はしがきに「第1部は、総論編として、ヒンドゥー教、仏教、儒教、道教、キリスト教、イスラームにおいて、死がどのように語られているかを論じた。」とあり。
例としてp11(ヒンドゥー教)「解脱と輪廻の思想」に「人間は死後どのようになるかについて、後期ブラーフマナ聖典と初期ウパニシャッド聖典(前8-前6世紀頃)では、その答えとして五火・二道説が考えられた。」とあり、詳しい記述あり。
目次から第2部は「日本人は死をどう捉えたか」で、「浄土教における往生と死の看取り」「儀礼からみる〈死〉の思想-禅宗の場合」などが収録されていることがわかる。
『死の比較宗教学』(J.ボウカー著 石川都訳 玉川大学出版部 1998)
「宗教と死の起源」の章にユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教あり。
p121(イスラム教)「イスラームでは、またイスラームの預言者やコーランの語るところでは、ひとたびある人物が死に、墓に葬られるやいなや、二人の天使が現われて彼を興す。そして彼の魂は肉体に戻る。男か女か、子どもか、大きかろうが小さかろうが関係なく〈後略)」とあり。
p189-(仏教)「本書では、大乗仏教の発展についても若干言及はしたが、説明は主に小乗仏教に絞った」とあり。
『天国と地獄の事典』(ミリアム・ヴァン・スコット著 原書房 2006)
語句の五十音配列。〈地獄〉〈天国〉〈死者の国〉〈浄土〉など。
〈ジャイナ教の地獄〉〈ゾロアスター教における地獄〉〈ゾロアスター教における天国〉などもある。
『死後の世界』(岡部金治郎著 第三文明社 1982) 
著者は工学博士。序に「キリスト教や、仏教などの宗教に対して、推理科学の立場から肯定的解釈がいろいろ述べてある。」とあり。
魂の核は魂の素から構成されている。生きている間は魂の核が肉体と複雑微妙な結合をすることによって、活性状態になり、精神機能を発揮する。死ねば、魂の核は、非活性状態になるだけであって、生き通しのものとして存在する。
『地獄の辞典』(コラン・ド・プランシー著 講談社 1990)
巻末の「訳者あとがき」によると、著者はフランスの文筆家。この図書は原著の抄訳。「19世紀当時の西欧の悪魔観を示す」とある。キリスト教中心か。〈地獄〉や〈地獄帝国〉等の項目あり。
『地獄の事典』(国際情報社 1978)
「日本人の地獄」(仏教中心)、「西洋人の地獄」(キリスト教の地獄)の章あり。また、「古代中国・オリエント文明の地獄観」という項もある。

宗教別ではないが、死後の世界について記述のある資料
『輪廻と転生 死後の世界の探究』(石上玄一郎著 人文書院 1977)
『〈死生学〉入門』(竹田純郎編 森秀樹編 ナカニシヤ出版 1997)
p91-93「魂のゆくえ」柳田国男と折口信夫の抱く〈他界〉の比較あり。
『死後の世界』(渡辺照宏著 岩波書店 1959)
p147-190「死後の運命」の章あり。
p158「日本では古くは山に死体を葬るところから、山の中に死者の世界があると信ぜられ(以下略)」
p187「ユダヤ教のばあい」の項に、「ユダヤ教でも、古くは死者の霊がシェオルという親に住むという以外に、死後の運命に付いてほとんど何も考えられていなかった。ようやく紀元前二世紀ごろに復活の信仰があらわれてきた。」とあり。
p188「イスラム教における最後の審判」の項に、「最後の日にはすべての使者が三組に分けられる。先頭に立つ組はとくにえらばれた人々で(後略)」とあり。
回答プロセス
(Answering process)
〈死後の世界〉をキーワードに調査する。
その他、調査した資料は以下のとおり
『死後の世界 インド・中国・日本の冥界信仰』(田中純男編 東洋書林 2000)
『死後の生活』(フェヒネル著 平田元吉訳 丙午出版社 1924)
『死と再生 ユーラシアの信仰と習俗』(井本英一著 人文書院 1982)
『ヨーロッパの死者の書』(竹下節子著 筑摩書房 1995)
『死後の世界』(〔出版者不明〕 〔19--〕 資料番号11735933)
事前調査事項
(Preliminary research)
「世界の地獄と極楽がわかる本」(PHP研究所 2010)
NDC
宗教学.宗教思想  (161 9版)
参考資料
(Reference materials)
『東洋における死の思想』(吉原浩人編 春秋社 2006)
『死の比較宗教学』(J.ボウカー著 石川都訳 玉川大学出版部 1998)
『天国と地獄の事典』(ミリアム・ヴァン・スコット著 原書房 2006)
『死後の世界』(岡部金治郎著 第三文明社 1982) 
『地獄の辞典』(コラン・ド・プランシー著 講談社 1990)
『地獄の事典』(国際情報社 1978)
『輪廻と転生 -死後の世界の探究』(石上玄一郎著 人文書院 1977)
『〈死生学〉入門』(竹田純郎編 森秀樹編 ナカニシヤ出版 1997)
『死後の世界』(渡辺照宏著 岩波書店 1959)
キーワード
(Keywords)
他界観念
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
図書館
登録番号
(Registration number)
1000106167解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!