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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000106162
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2012-016
事例作成日
(Creation date)
2012年01月09日登録日時
(Registration date)
2012年05月17日 14時25分更新日時
(Last update)
2012年07月25日 16時11分
質問
(Question)
仏教(各宗派)における死後の世界について、一般論と具体論、また、各人(男・女・子ども・善人・悪人・殉教者等)の違いなどできるだけ、詳しく書かれている本を見たい。
回答
(Answer)
仏教における死後の世界について書かれているものとして、以下のものを紹介した。
一般論と具体論、各人の違いについては、必ずしも掲載されているわけではない。

『仏教なるほど事典 おもしろくて役に立つ 新雑学シリーズ』(小宮山祥広著 ナツメ社 1991)
p176-「第8章 仏教の死後の世界はどうなっている?」輪廻転生思想に基づき、死んでから49日は中有(三途の川)におり、その後、地獄あるいは極楽浄土、または再び人間として生まれ変わるとしている。

『岩波仏教辞典』(中村元〔ほか〕編 岩波書店 2002)
p12〈あの世〉の項「死後の世界。〈よみじ〉〈他界〉〈冥土〉とも。(中略)日本人本来の考え方として、死後の世界は現世と連続するところに存在し、死者は盆・彼岸・命日には容易に両界を往来し、子孫に相まみえることができると考えていた。」
p406〈死〉の項(中国・日本仏教)に死後の世界についての解説あり。
p432〈紙銭〉の項:「紙銭は死後の世界のお金と考えられ、子孫が燃やすことであの世の先祖に送ることができると考えられた。」
関連項目p322〈極楽〉、p422-423〈地獄〉、p534〈浄土〉、p1055-1056〈輪廻〉

『仏教用語の基礎知識 角川選書』(山折哲雄編著 角川書店 2000)
p128-129:「第一に念頭に置かなければならないのが、神道との融合という側面である。(中略)仏教が入ってくる以前から人々は、死後は魂が山に登ると信じていた。(中略)ところがこの西方浄土観が日本に導入されると、(中略)浄土は山の頂上に存在すると考えた(後略)」
p171「人間はこの世に生きて、あの世に去る。」としている。(あの世=浄土)
p176-177〈他界観〉「他界とはあの世ともいうが、他界観とは死後の世界についてどう考えるかということである。(中略)輪廻思想を展開する仏教では、死後、その人が前世あるいは現世で行った業によって六道に生まれ変わり、死に変わりを繰り返すという。」〈輪廻・六道〉

『明解〈仏教〉入門』(城福雅伸著 春秋社 2002)p41-「第2章 苦の発生の構造、三道-輪廻のメカニズム」に輪廻について記述あり。

『仏教説話大系 20 地獄と極楽』(仏教説話大系編集委員会著 すずき出版 1983)4つの章「中陰の世界」「六道輪廻の世界」「須弥山世界」「極楽世界」に分けて関連する説話を掲載している。

『仏教の常識』(ひろさちや著 講談社 1983)p21-輪廻の記述あり。

『仏教のわかる本 続』(松涛弘道著 広済堂出版 1974)p253「死後の世界」の項あり。

『日本人の地獄と極楽』(五来重著 人文書院 1991)目次より、日本仏教に関連する項あり。

『須弥山と極楽 仏教の宇宙観 (講談社現代新書)』(定方晟著 講談社 1973)p37-77「仏教の地獄と天界」

仏教(各宗派)
浄土宗
『浄土宗 保存版 わが家の仏教』(清水秀浩編 藤井正雄監修 四季社 2004)
p150-152「極楽浄土の世界とは」
『浄土宗大辞典』(浄土宗大辞典編纂委員会編 浄土宗大辞典刊行会 1974)
1巻のp436-437〈極楽〉の項、2巻のp97-98〈地獄〉の項、p267-269〈浄土〉の項に詳細な解説あり。また、〈獄卒〉など地獄にいるものの項もあり。

浄土真宗
『浄土真宗 保存版 わが家の仏教』(渡邉晃純編 池田勇諦監修 四季社 2004)
p129「浄土真宗では、阿弥陀如来の本願力によって命終と同時に浄土へ往生するという教えですから(後略)」
『親鸞辞典』(菊村紀彦編 東京堂出版 1978)
p101-102〈地獄〉、p127-128〈浄土〉の項あり。それぞれに解説あり。
『真宗用語辞典 蓮如篇』(稲城選恵著 法蔵館 1998)
p55〈極楽は常住の国なり〉、p72〈地獄〉の項あり。

日蓮宗
『日蓮宗 保存版 わが家の仏教』(浜島典彦編  渡辺宝陽監修 四季社 2005)
p122「日蓮宗の葬儀の意味」に「法華経を信仰する者は、死後、霊山浄土におもむき釈尊とともに生きることができるのです。」とあり。
p207「日蓮宗用語辞典」の中に〈霊鷲山 りょうじゅせん〉の項あり。この山に象徴される虚空会の説法を神聖な浄土としてあがめていてそれを「霊山浄土」ということが述べられている。

臨済宗
『臨済宗 保存版 わが家の仏教』(後藤典生編  宮田正勝監修 四季社 2006)
p228「臨済宗用語辞典」に〈六道 ろくどう〉の項あり。
『日蓮聖人大事典』(石川教張、河村孝照編 国書刊行会 1983)
p402-412「日蓮聖人と地獄・浄土」の項あり。
『日蓮宗事典』(日蓮宗宗務院〔著〕 日蓮宗新聞社 1999)
p94〈極楽〉、p148-150、p212-213〈浄土〉の項あり。

天台宗
『天台宗 保存版 わが家の仏教』(多田孝文編  多田孝正監修 四季社 2005)
p73「日常勤行で拝読される聖典」中の「妙法蓮華経如来寿量品」に天上界や浄土の様子の描写あり。
p211「天台宗用語辞典」に〈十界 じっかい〉の項あり。
『日本仏教史 -思想史としてのアプローチ』(末木文美士著 新潮社 1992)
p91-138「第3章 末法と浄土」に死後の世界についての記述あり。
特にp102-107 源信の「往生要集」における死後の世界(地獄と極楽)源信は天台宗
p119-138 天台宗の「本覚思想」(草木も成仏できる)
『最澄のことば』(田村晃祐著 雄山閣出版 1985)
p24〈死〉の項、p28-31〈地獄〉の項、p69-70〈浄土〉の項あり。
『源信-往生極楽の教行は濁世末代の目足』(小原仁著 ミネルヴァ書房 2006)
p133「往生極楽の教と行」に「往生要集」の内容に関する記述あり。

曹洞宗
『曹洞宗 保存版 わが家の仏教』(中野東禅編 大谷哲夫監修 四季社 2004)
p207「曹洞宗用語辞典」に〈六道 ろくどう〉の項あり。
『修証義による仏教入門』(吉津宜英著 大蔵出版 1999)
p52-59「生死-生死即涅槃」の章あり。曹洞宗の死生観の参考にはなると思われる。修証義は曹洞宗の経典 
『正法眼蔵用語辞典』(中村宗一著 誠信書房 1975)
p149〈地獄〉の項あり。p190-191〈生死涅槃〉の項あり。〈極楽〉〈浄土〉は項目なし。
回答プロセス
(Answering process)
その他、調査した資料は以下のとおり
『エリアーデ仏教事典』(Joseph M.Kitagawa、Mark D.Cummings[編] 法藏館 2005)
『仏教の基本を解く 大法輪選書 22』(大法輪編集部編 大法輪閣 1990)
『仏教の常識がわかる小事典-歴史から教義、宗派まで』(松濤弘道著 PHP研究所 2002)
『死後の世界 インド・中国・日本の冥界信仰』(田中純男編 東洋書林 2000)
『死後の生活』(フェヒネル著 平田元吉訳 丙午出版社 1924)
『死と再生 ユーラシアの信仰と習俗』(井本英一著 人文書院 1982)
『ヨーロッパの死者の書』(竹下節子著 筑摩書房 1995)
『死後の世界』(〔出版者不明〕 〔19--〕)
『どこがどう違うキリスト教と仏教』(渡辺暢雄著 新生出版社 1994)
『浄土宗の常識』(袖山榮輝著 林田康順著 朱鷺書房 2003)
『最澄辞典』(田村晃祐編 東京堂出版 1979)
『道元辞典』(菅沼晃編 東京堂出版 1977)
『道元禅師とその宗風』(鏡島元隆著 春秋社 1994)
『道元を語る』(伊藤玄二郎編 かまくら春秋社 2003)
『道元思想の展開』(倉澤幸久著 春秋社 2000)
事前調査事項
(Preliminary research)
「世界の地獄と極楽がわかる本」(PHP研究所 2010)
「面白いほどよくわかる仏教のすべて」(日本文芸社 2001)  p43「二 極楽浄土の世界」あり。
NDC
宗教  (160 9版)
仏教  (180 9版)
参考資料
(Reference materials)
『仏教なるほど事典 おもしろくて役に立つ 新雑学シリーズ』(小宮山祥広著 ナツメ社 1991)
『岩波仏教辞典』(中村元〔ほか〕編 岩波書店 2002)
『仏教用語の基礎知識 角川選書』(山折哲雄編著 角川書店 2000)
『明解〈仏教〉入門』(城福雅伸著 春秋社 2002)
『仏教説話大系 20 地獄と極楽』(仏教説話大系編集委員会著 すずき出版 1983)
『仏教の常識』(ひろさちや著 講談社 1983)
『仏教のわかる本 続』(松涛弘道著 広済堂出版 1974)
『日本人の地獄と極楽』(五来重著 人文書院 1991)
『須弥山と極楽 仏教の宇宙観 (講談社現代新書)』(定方晟著 講談社 1973)
『浄土宗 保存版 わが家の仏教』(清水秀浩編 藤井正雄監修 四季社 2004)
『浄土宗大辞典』(浄土宗大辞典編纂委員会編 浄土宗大辞典刊行会 1974)
『浄土真宗 保存版 わが家の仏教』(渡邉晃純編 池田勇諦監修 四季社 2004)
『親鸞辞典』(菊村紀彦編 東京堂出版 1978)
『真宗用語辞典 蓮如篇』(稲城選恵著 法蔵館 1998)
『日蓮宗 保存版 わが家の仏教』(浜島典彦編  渡辺宝陽監修 四季社 2005)
『臨済宗 保存版 わが家の仏教』(後藤典生編  宮田正勝監修 四季社 2006)
『日蓮聖人大事典』(石川教張、河村孝照編 国書刊行会 1983)
『日蓮宗事典』(日蓮宗宗務院〔著〕 日蓮宗新聞社 1999)
『天台宗 保存版 わが家の仏教』(多田孝文編  多田孝正監修 四季社 2005)
『日本仏教史 -思想史としてのアプローチ』(末木文美士著 新潮社 1992)
『最澄のことば』(田村晃祐著 雄山閣出版 1985)
『源信-往生極楽の教行は濁世末代の目足』(小原仁著 ミネルヴァ書房 2006)
『曹洞宗 保存版 わが家の仏教』(中野東禅編 大谷哲夫監修 四季社 2004)
『修証義による仏教入門』(吉津宜英著 大蔵出版 1999)
『正法眼蔵用語辞典』(中村宗一著 誠信書房 1975)
キーワード
(Keywords)
他界観念
仏教
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
図書館
登録番号
(Registration number)
1000106162解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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