このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000104577
提供館
(Library)
千葉県立東部図書館 (2110047)管理番号
(Control number)
千県東-2011-0008
事例作成日
(Creation date)
2011/12/07登録日時
(Registration date)
2012年03月31日 02時00分更新日時
(Last update)
2012年03月31日 02時00分
質問
(Question)
なぜ「男女川」と書いて「みなのがわ」と読むのか知りたい。
回答
(Answer)
次の資料に、「男女川」の由来について記載がありました。
・『日本地名ルーツ辞典 歴史と文化を探る』(創拓社 1992)p193に「男女の川」の項目に以下の説明があります。
 「県中央を流れる、延長1.9キロの一級河川。利根川水系の支流で、旱魃には水量が減少して川底が露出することから、水無川ともいう。
 筑波山南麓から桜川に注ぎ、川名は筑波山の男体・女体に祀られている男神・女神の社地より流出することにちなむ(『新編常陸国誌』)。」
・『常陸国風土記と古代地名』鈴木健 著(新読書社 2003)p187-190の「男女川の意味と読み」の項目があります。
以下は内容を要約したものです。
詳細は本文を参照してください。
「みなの川」に、美那乃川・水無川・男女川などさまざまな当て字が行われた。ということは、それが、文字の使用される以前から、言葉のみで表されてきた川名であり、しかも、意味が分からなくなっていることを示していること。
 縄文語「メナ」があり、茨城の地ではイとエの中間音が多用されてきたことから、文字で表記する際、イを当てた。それが「ミナ」であること。
 アイヌ語で「メナ」は上流の細い枝川」という意味であること。
 「女男」と書いて「メナ」、「男女」と書いて「ナメ」と読む地名があること。
 「男女川」については表記は「男女(ナメ)」を使いながら、読みは「女男(メ(ミ)ナ)」を採っていること。これは一旦「メ(ミ)ナ」に「女男」をあてながら、男尊女卑の意識から読みはそのままにしながら表記だけを男優先に書き換えてしまったのであろうこと。
などです。
回答プロセス
(Answering process)
●館内OPACにて検索 キーワード「地名事典」、「常陸国風土記」、「筑波山」
・『日本地名ルーツ辞典 歴史と文化を探る』(創拓社 1992)
p193に「男女の川」の項目に説明がありました。
 

・『常陸国風土記と古代地名』鈴木健著(新読書社 2003)
p187-190に「男女川の意味と読み」とありました。

●以下の資料では、「男女の川」の由来についての記載を確認できませんでした。
・『日本歴史地名大系 8 茨城県の地名』(平凡社 1982)
・『角川日本地名大辞典 8 茨城県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会編 角川書店 1983)
・『茨城県の山』(武村岳男著 山と溪谷社 2010)
・『常陸国風土記をゆく』(柴田弘武文 横村克宏写真 崙書房出版 2000)
・『『常陸国風土記』の世界』(井上辰雄著 雄山閣 2010)
・『古代筑波の謎』(矢作幸雄著 学生社 2001)
・『筑波山』(木村繁著 崙書房 1977)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本  (291 9版)
参考資料
(Reference materials)
『日本地名ルーツ辞典 歴史と文化を探る』(創拓社 1992) (2100522600)
『常陸国風土記と古代地名』(鈴木健著 新読書社 2003) (2101645875)
キーワード
(Keywords)
地名
由来
みなのがわ
男女川
筑波山
茨城県
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000104577解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!