レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年03月30日
- 登録日時
- 2012/03/30 21:20
- 更新日時
- 2012/03/31 10:14
- 管理番号
- 20120330-8
- 質問
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解決
倭の五王について知りたい。
- 回答
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倭の五王(わのごおう) Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E5%80%AD%E3%81%AE%E4%BA%94%E7%8E%8B/ (2012/03/30確認)
「中国史料にその名が伝えられた5世紀の5人の倭国王。『宋書(そうじょ)』と『南史』では讃(さん)・珍(ちん)・済(せい)・興(こう)・武(ぶ)、『梁書(りょうしょ)』では賛・彌・済・興・武と記す。しかし、讃と賛は音通、珍と彌も一見文字の違いは大きいが、珍珎弥彌などの字形の類似から生じた誤写にすぎず、いずれも同一の王をさすとみてよい。(中略)
なお、倭の五王を『日本書紀』の伝える天皇に比定し、讃を応神(おうじん)・仁徳(にんとく)・履中(りちゅう)、珍を反正(はんぜい)、済を允恭(いんぎょう)、興を安康(あんこう)、武を雄略(ゆうりゃく)などにあてることが多い。しかし、比定の論拠となっている年時・系譜ともに問題があり、なお慎重な検討が必要である。」
参考文献
坂元義種著『古代東アジアの日本と朝鮮』(1978・吉川弘文館)
坂元義種著『倭の五王――空白の五世紀』(1981・教育社)
わ‐の‐ごおう〔‐ゴワウ〕【×倭の五王】 大辞泉
中国南北朝時代の「宋書」などの史書に記載される讚・珍・済・興・武の五人の倭国王。讚は応神あるいは仁徳か履中、珍は反正あるいは仁徳、済は允恭、興は安康、武は雄略の各天皇に比定されている。
わのごおう[―ごわう] 【▼倭の五王】 大辞林
中国六朝時代の「宋書(倭国伝)」などに出てくる五人の倭国王。讃・珍・済・興・武と表され、日本古代の天皇を示したものとされる。讃は応神・仁徳・履中のいずれか、珍は仁徳か反正、済は允恭(いんぎよう)、興は安康、武は雄略の各天皇に比定される。
わのごおう【倭の五王】-国史大辞典
五世紀に中国南朝と交渉をもった五人の倭国王。『宋書』と『南史』には讃・珍・済・興・武、『梁書』には賛・彌・済・興・武とあるので、珍と彌を別人とみて、倭の六王と解釈する説もある。…
- 回答プロセス
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Yahoo!百科事典で検索した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
http://100.yahoo.co.jp/ (2012/03/30確認) - 倭の五王 / 笠井倭人著 吉川弘文館 , 1973 (研究史) ISBN:4642070338
- 倭の五王 藤間生大著 岩波書店 , 1968 (岩波新書 ; D-87) ISBN:4004130875
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Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
- キーワード
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- 倭の五王
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000104549