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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000104102
提供館
(Library)
豊中市立図書館 (2310050)管理番号
(Control number)
6000007122
事例作成日
(Creation date)
2012/02/23登録日時
(Registration date)
2012年03月22日 02時01分更新日時
(Last update)
2012年04月20日 10時20分
質問
(Question)
サルノコシカケというきのこを置物に加工したいがどのようにすればよいか。
回答
(Answer)
サルノコシカケの一種で柄のあるマンネンタケは、『原色牧野和漢薬草大圖鑑』によると、そのままで長期保存が可能。また『きのこの100不思議』には、乾燥させれば長年にわたり原型を保つとあり。インターネットのサイトには、磨いてつやを出すと書かれたものもあり。
また、大阪自然史博物館がHPで質問を受け付けしており、その中で、過去の質問回答の中にサルノコシカケの標本づくりでは、保存のため、「ふとん乾燥機を使う(膨らむ袋の中に入れてしまう)」「しっかりふたのできる入れ物でシリカゲルと一緒に入れる(まず重さを計り5%~10%程度減らす)」「霜取り機能のある冷蔵庫の冷凍庫で1年単位で放置しフリーズドライにする」などあり。同館のサイトと、同館に隣接する長居公園の施設「花と緑と自然の情報センター」の「緑の相談コーナー」の電話相談窓口を紹介した。
回答プロセス
(Answering process)
『世界大百科事典11 サ-サン』(平凡社)で「サルノコシカケ」を見ると、サルノコシカケ科・ミヤマトンビマイ科・タバコウロコタケ科・マンネンタケ科の4科があるとあり。硬質・大型の子実体を装飾品・置物にするとのこと。さらに『世界大百科事典27 マク-ムン』で「マンネンタケ」を見ると「サルノコシカケの一種で、柄をもつ。中国では霊芝(れいし)といい、道教では瑞祥の象徴。装飾品(置物)・漢方薬として使用される」とあり。

インターネットで「サルノコシカケ 置物」を検索。置物の情報はヒットするが、製作法はなし。「霊芝 置物」で検索すると、見た目の良さなどから縁起ものとして床の間などに飾られると書かれたサイトが出てくるので、さらに「霊芝 床の間飾り」で検索する。
「大山漢方堂薬局 特集:霊芝」 http://www4.ocn.ne.jp/~kampo/mreishi.htm
のサイトに、「磨くと光沢が増し、床の間の飾りに利用される」とあり。

レファレンス協同データベースで「サルノコシカケ」を検索すると、大阪府立中央図書館の事例 http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000001761  と香川県立図書館の事例 http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000028294  がヒット(霊芝、マンネンタケでは置物関連の事例なし)。これらを参考に、『原色牧野和漢薬草大圖鑑』(北隆館)で「サルノコシカケ」「マンネンタケ」を見る。p699の「マンネンタケ」の項に、「子実体はそのままで長期保存が可能。日本では古くから瑞草として珍重され、薬用以外にも鑑賞用・装飾用・花材として用いられてきた」とあり。

大阪自然史博物館のサイト32 http://www.mus-nh.city.osaka.jp/ のQ&A「キノコ・細菌類」より、質問番号32「きのこの標本の作り方についての質問」にサルノコシカケの標本の作り方あり。参考図書として、『自然観察シリーズ きのこ・こけ・しだ』(小学館)『原色日本新菌類図鑑1・2』(保育社)に、きのこの標本の作り方が載っているとあり、豊中市立図書館の所蔵資料を取り寄せて確認した。なお同サイトを「サルノコシカケ」で検索すると、「標本の作り方-キノコその1-」 http://www.mus-nh.city.osaka.jp/sakuma/specimen.html のページにも、きのこの標本作りについて詳しく記載されている。

また同館のサイトの周辺施設リンクに花と緑と自然の情報センターが紹介されており、電話相談窓口があったため、ご紹介した。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
『原色牧野和漢薬草大圖鑑』三橋 博/旧版監修(北隆館)
『きのこの100不思議』日本林業技術協会/編(東京書籍)
『キノコおいしい50選』戸門 秀雄/著(恒文社)
『きのこ・こけ・しだ』井上 浩/著(小学館)
『原色日本新菌類図鑑1』今関 六也/編著(保育社)
『原色日本新菌類図鑑2』今関 六也/編著(保育社)
キーワード
(Keywords)
サルノコシカケ
きのこ
マンネンタケ
置物
縁起物
加工
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
所蔵資料の474(菌類)の書架を探すと、置物については載っていなかったが、『きのこの100不思議』』(東京書籍)p102「霊芝の効能」に「マンネンタケの名の由来は乾燥すると長年にわたりきのこの原型を保つことができるため。日本書紀ではサイワイタケと呼ばれ、吉兆のきのことされていた」とあり。また同書のp136には、マンネンタケはきのこの名としては最も古いものとあり。なお同書のp86「超長生ききのこの功罪」に、サルノコシカケの一種としてマンネンタケの名が挙がっている。
きのこの乾燥方法については、『キノコ おいしい50選』(恒文社)p123にあり。

なお、社団法人農林水産・食品産業技術振興協会のサイトの「きのこ検索 色・形による検索」のページ http://www.afftis.or.jp/kinoko/search/feature.cgi  で「サルノコシカケ型のきのこ」を見ると16件がヒットし、写真と実物を照合することができる。
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
その他
質問者区分
(Category of questioner)
一般
登録番号
(Registration number)
1000104102解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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