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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000103692
提供館
(Library)
沖縄県立図書館 (2110045)管理番号
(Control number)
1000000540
事例作成日
(Creation date)
2012/03/12登録日時
(Registration date)
2012年03月16日 02時00分更新日時
(Last update)
2014年03月06日 11時01分
質問
(Question)
戦前・戦後の沖縄の戸籍について知りたい。
回答
(Answer)
『沖縄大百科事典 中』(沖縄タイムス社、1983年)
 p127 「戸籍制度」の項では、沖縄の戸籍制度に関して次のように説明している。「…1879(明治12)年の琉球処分で沖縄県が設置され、…順次、戸籍整備がおこなわれたと考えられる。…沖縄戦でそのほとんどを焼失し、戸籍再製もなされぬまま敗戦を迎えた。」さらに、「1953年11月、琉球政府は『戸籍整備法』などを制定し、独自の戸籍整備を行った。」とし、「沖縄に在住する琉球住民の戸籍事務は、琉球政府法務局の監督を受けて沖縄の市町村長が管掌し、一方、本土に在住する沖縄出身者の戸籍事務は、福岡法務局支局として設置された沖縄関係戸籍事務所が管掌するなど、戸籍事務は二本建てで取り扱われた。」とある。

下記の資料を提供する。

『戦後沖縄の政治と法 1945年-1972年』(宮里 政玄、東京大学出版社、1975年)
 p605-653 「戸籍法制の変遷と問題点」で、戸籍滅失による無戸籍状態から始まった沖縄における戸籍再製の経緯と、その間の法令の性格と効力について書かれている。戦前の戸籍に関しては、「今次大戦により、宮古・八重山群島を除き、沖縄本島ではその殆んどを滅失…那覇市での焼失(1944年10月10日)を皮切りに、1945年7月15日までの間に、2市3町43村120,928件にも及ぶ。」と記されている。

『現行戸籍制度50年の歩みと展望』(戸籍法50周年記念論文集編纂委員会、日本加除出版、1999年)
 沖縄の戸籍行政に関する3つの論文がある。
 p260-266 「沖縄戸籍断章」(新谷正夫 著) 戦後の戸籍整備業務に携わった筆者の手記。
 p267-272 「沖縄関係戸籍事務所について」(徳永秀雄 著) 戸籍事務所設置の経緯等、復帰前後の戸籍事務についての記述。
 p273-298 「復帰後の沖縄戸籍の整備」(大湾朝謙 著) 市町村別滅失簿(戸籍簿及び除籍簿)冊数、滅失年月日、戦災により滅失を免れた戸(除)籍の保管状況(平成3年現在)等の戸籍関連資料が多く掲載されている。

『那覇市の戸籍 戦災からのあゆみ』(那覇市 編・発行、1981年)
 戦災による滅失からの戸籍再製、祖国復帰に伴う戸籍行政の記録がまとめられており、戦後から現行(昭和57年)の戸籍関係法令と、附録として明治5年式戸籍(壬申戸籍)から新法戸籍までの様式が掲載されている。

『沖縄近代法の形成と展開-沖縄の特殊性と普遍性-』(田里修、沖縄大学、2009年)
 p114-144 「明治六年十二月十四日付け『戸籍総計表』 -八重山島石垣間切石垣村の『頭数帳』の分析を通して-」(金城善)
 琉球藩が明治政府に命じられて調査・編製した『琉球藩戸籍総計』『琉球藩職分総計』及び石垣村の『頭数帳』を分析している。
 p145-152 「明治期以降における沖縄戸籍の変遷 -明治31年戸籍法実施にかかる史料整理を中心に」(奥山恭子)
 明治政府による戸籍編纂が沖縄で実質的に行われた明治31年以降の、本土(法務省図書館)に残る沖縄戸籍に関する記録の分析と調査。

「近代沖縄における戸籍制度の一端 -戸籍法の施行から壬申戸籍の改製まで-」(金城善)『神・村・人』(仲松弥秀先生傘寿記念論文集刊行委員会、第一書房、1991年)
 戸籍法の施行から明治19年式戸籍に改製するまでを取り上げ、戸籍法への対応がどのようになされたかを考察している。

『近世琉球における戸籍制度の一端』(金城善 著・発行、200?年)
近世琉球における戸籍制度についての考察。薩摩藩支配下の1635(寛永12)年から1866年にかけての帳簿様式と、明治政府樹立後の全国統一戸籍制度への移行までを論じている。

『周姓大見謝恒慎(戸主)戸籍写 大正4年2月3日』(複写本)
本籍地は那覇市若狭。大正4年のものとされるが、三女出生(昭和8年)、1年忌の焼香(昭和19年)などの書き加えもみられる。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
社会科学  (3)
参考資料
(Reference materials)
1 沖縄大百科事典 中  沖縄大百科事典刊行事務局∥編 沖縄タイムス社 1983.5 K03/O52/2 p127
2 戦後沖縄の政治と法 1945年-1972年 宮里 政玄∥編 東京大学出版会 1975.3 K311/MI88 p605-653
3 現行戸籍制度50年の歩みと展望 戸籍法50周年記念論文集編纂委員会∥編 日本加除出版 1999.10 K324/KO83 p260-266、p267-272、p273-298
4 那覇市の戸籍 戦災からのあゆみ 那覇市∥編 [那覇市] 1981.12 K324/N27
5 沖縄近代法の形成と展開 田里 修∥研究代表者 沖縄大学 2009.3 K322/O52 p114-144、p145-152
6 神・村・人 仲松弥秀先生傘寿記念論文集刊行委員会∥編 第一書房 1991.3 K38/N35 p445-470
7 近世琉球における戸籍制度の一端 金城 善∥著 金城善 200- K324/KI44
8 周姓大見謝恒慎(戸主)戸籍写 大正4年2月3日 K324/O62
キーワード
(Keywords)
沖縄
戸籍
戸籍法
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
書誌調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000103692解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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