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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000101230
提供館
(Library)
千葉市中央図書館 (2210009)管理番号
(Control number)
千葉市中央023
事例作成日
(Creation date)
2012年2月8日登録日時
(Registration date)
2012年02月08日 14時10分更新日時
(Last update)
2012年02月28日 18時24分
質問
(Question)
あんパンはいつ頃できたか。
回答
(Answer)
1874(明治6)年、木村安兵衛が銀座の店で売り出したのがはじまり。

日本にパンが伝えられたのは、室町後期の1543(天文12)年。当時の日本人には、まだ作りにくいもの、食べにくいものであった。 1869年(明治2年)、木村屋総本店の創始者・木村安兵衛は、新橋駅前の芝日蔭に文英堂という洋風雑貨兼パン店を開き、日本人好みのパンを研究する。日本人の好きな酒まんじゅうや大福もちに着目し、1874年(明治7年)、銀座尾張町(銀座4丁目)の店であずきあんを包んだあんパンを売り出した。1875年(明治8年)には、明治天皇の食卓にも供され、宮内省御用菓子となった。
回答プロセス
(Answering process)
①事物の起源を扱った参考図書を確認する。
『たべもの起源事典』(東京堂出版)
「木村屋総本店の創始者・木村安兵衛は、・・・(中略)・・・1874(明治7)年に、銀座尾張町(銀座4丁目)の店で、あずきあんを包んだあんパンを売り出す。1日に1万5000個も売れたという。」(p.43-44)

②国語辞典や百科事典でも「あんパン」をひいてみる。
『日本大百科全書 1 2版』(小学館)
「一八七二(明治五)年木村屋創製によるパン。西欧のパンと和菓子の餡の組合せが成功し、人気を博した。」(p.93)

『日本国語大辞典 第1巻 第2版』(小学館)
「あんパン」の項に「明治八年(一八七五)、東京銀座の木村屋がつくりだしたのが始まり。」とあり。 (p.745)

③一般書籍を確認。はじめは単純に「あんパン」をキーワードにして自館資料を検索した。
『その時歴史が動いた 26』(KTC中央出版)
「明治天皇あんパンを食す」(p.114-159) 参考文献案内も掲載されている。

『銀座木村屋あんパン物語』(平凡社)
あんパンの誕生から、全国に広まっていくまでの軌跡をたどる。

『あんぱんはなぜ売れ続けるのか』(清流出版)
「第1幕 日本初・和洋食文化を創造した木村屋總本店の「桜あんぱん」」(p.11-33)

④引き続き自館資料を検索。キーワードは「食生活‐歴史」「パン」「木村屋」。該当した資料の中身を確認。
『パンと麵と日本人 小麦からの贈りもの』(集英社)
「アンパン誕生」の項目あり。(p.115)

『パン ものと人間の文化史 80』(法政大学出版局)
「銀座の木村屋総本店が日本人むきの酒種生地のあんパンを開発し、これを明治の天皇皇后両陛下に献上して、宮内省御用菓子に加えられたのは明治八年(一八七五)のことだった」(p.206)

『パンの日本史』(ジャパンタイムズ)
「明治天皇とあんパン物語」(p.94-101)

『パン食文化と日本人』(新泉社)
「日本独特のあんパン」(p.220-222)

⑤木村屋にホームページがあれば、その中で紹介されているかも知れないと考え、確認。
木村屋總本店ホームページ
「あんぱん誕生物語」をみることができる。

⑥レファレンス協同データべースで類似事例を確認。
東京都江戸東京博物館図書室  
「日本でパンが本格的につくられたのはいつか?」
http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000034821
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
衣住食の習俗  (383 9版)
参考資料
(Reference materials)
『たべもの起源事典』岡田 哲/編 東京堂出版 2003.1 (p.43-44)
『日本大百科全書 1 あ-あん 2版』小学館 1994 (p.933)
『日本国語大辞典 第1巻 あ-いろこ 第2版』小学館国語辞典編集部/編集 小学館 2000.12 (p.745)
『その時歴史が動いた 26』NHK取材班/編 KTC中央出版 2004.6 (p.114-159)
『銀座木村屋あんパン物語』大山 真人/著 平凡社 2001.7
『あんぱんはなぜ売れ続けるのか』井上 昭正/著 清流出版 2006.8 (p.11-33)
『パンと麵と日本人 小麦からの贈りもの』大塚 滋/著 集英社 1997.3 (p.115)
『パン ものと人間の文化史 80』安達 巌/著 法政大学出版局 1996.5 (p.206)
『パンの日本史 食文化の西洋化と日本人の知恵』安達 巌/著 ジャパンタイムズ 1989.12 (p.94-101)
『パン食文化と日本人 オリエントからジパングへの道』安達 巌/著 新泉社 1985.1 (p.220-222)
木村屋總本店 ( http://www.kimuraya-sohonten.co.jp/ )
キーワード
(Keywords)
あんパン
木村屋
木村安兵衛
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000101230解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決