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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000101013
提供館
(Library)
沖縄県立図書館 (2110045)管理番号
(Control number)
1000000048
事例作成日
(Creation date)
2012/1/26登録日時
(Registration date)
2012年02月03日 02時00分更新日時
(Last update)
2014年03月27日 17時44分
質問
(Question)
琉球王国時代の身分による簪(かんざし)やはちまきの色がわかる写真はないか。
回答
(Answer)
下記の資料から、当時の装飾を復元した写真や絵・図を提供する。

『沖縄大百科事典 上』(沖縄大百科事典刊行事務局、沖縄タイムス社、1983年)   
 p148-150 「位階制度」の項に「王府時代の宮中席次。・・・各間切の按司を首里に集め居住させて社会の上層となし、その従者たちを中層となし、一般の市民を下層として身分を区別する必要上、簪や冠を定めて制度をたてた。・・・冠の浮織・紫・黄・赤により、正従9等18品位が区別される。」とある。
 また「首里王府位階表」があり、その中で簪と冠と綏(ひも)の色の記述がある。

 p794-795 「簪」の項に、「王府時代、常時髪にさした髪飾りで、身分を表示した。金・銀・真鍮・べっ甲・木などのほか、明治以降はアルミ簪もあった。・・・男簪は本簪の髪差、副簪の押差の2本からなる。女子は本簪のジーファーをさし、士女以上は正装時にさらに副簪の側差をさす。」とある。
 また「簪の制」の項で簪の色や型について詳細に述べられており、「身分・男女別による簪の種類」の表がある。

『沖縄大百科事典 下』(沖縄大百科事典刊行事務局、沖縄タイムス社、1983年) 
 p225 「はちまきの制」の項で「王府時代の冠服制度の1つ。冠の制。」と記述され、色についての説明がある。

下記の資料には写真が掲載されている。

『琉球服装史』(嘉数津子、デザインセンター、1960年) 
 p55-62 「男子の服装」に「簪」、「はちまき」の両項があり、説明文が記載されている。
 また、「簪とはちまきの種類」の表および「下級士分の水仙花頭銀製簪」の写真掲載あり。
 p63-74 「女子の服装」に「簪(じいふぁ)」の項あり。説明文とともに、「金や銀の簪(じいふぁ)女用」の写真が掲載されている。

『うるまちゅら島琉球』(九州国立博物館、2006年)
 p25に「玉御冠」、p38に「王子の冠 冠箱」、p163に「黄金簪」の写真が掲載されている。 
 p36に「王子・按司図」あり。

『郷土のくらしと文化-図説- 上巻』(新星図書出版、1980年)
 p140-147 「服飾」の項に琉球王府時代の服装について記述あり。「黄はちまき」、「皮べん冠」、「べっ甲かんざし」、「ジーファー」、「ジーファーと髪差」の写真あり。

『沖縄風俗絵図』(月刊沖縄社、1976年) 
 p58-59 ジーファーを挿した女性の写真あり。 
 p92 親方の扮装をした写真あり。

『くらしの中のきもの』(真喜屋俊子、1969年)
 p195-213 「琉球のコスチューム」の項に記述あり。「摂政職」、「親方」、「親雲上」、「里之子」に扮装した写真が説明文とともに掲載されている。

下記の資料には図や絵で紹介されている。

『琉球風俗絵図 下』(ハワイ大学宝玲叢刊編集委員会、本邦書籍、1982年) 
 「男の簪」、「男女児の簪」、「女の簪」の挿絵が掲載されている。
 また、同上巻の「服飾」の項に、簪や冠についての記述あり。

『琉球聘使略記』(藤原永配、1833年) 
 巻末に王子、親方、親雲上、筑登之などの図絵あり。

『沖縄・奄美の衣と食』(平敷令治、明玄書房、1979年)
 p22-28 「王朝時代の礼服」の項あり。
 p23 「図4 タナシを着た王朝時代(19世紀)の大名、傍におかれたのは冠(はちまき)」の挿絵あり。
 p26-27 「身分別の服装」の表が男女別にある。

下記は文章でのみ説明が記載されている。

『沖縄文化史辞典』(真栄田義見、東京堂出版、1972年)
 p109-111 「簪」の項に記載あり。
 p116-117 「冠」の項に記載あり。

『琉球服装の研究』(辻合喜代太郎・橋本千栄子、関西衣生活研究会、1991年)
 p25-26 「琉球の服制と琉装」の項あり。冠や簪についての記述がある。

『沖縄一千年史』(真境名安興、沖縄新民報社、1952年) 
 p308-310 「衣服」の項あり。冠の色別と九品の記述あり。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
社会科学  (3)
参考資料
(Reference materials)
1 沖縄大百科事典 上 ア~ク 沖縄大百科事典刊行事務局∥編 沖縄タイムス社 1983.5 K03/O52/1 148-150、794-795
2 沖縄大百科事典 下 ナ~ン 沖縄大百科事典刊行事務局∥編 沖縄タイムス社 1983.5 K03/O52/3 225
3 琉球服装史 嘉数 津子∥著 デザインセンター 1960.7 K383/KA24/ 56-60、70-71
4 うるまちゅら島琉球 九州国立博物館∥編集 九州国立博物館 2006.4 K70/KY9/ 25、38、163
5 沖縄風俗絵図 月刊沖縄社∥[編] 月刊沖縄社 1976.12 K383/O52/ 92
6 郷土のくらしと文化-図説- 上巻 新星図書出版 1980.12 K382/KY2/1 140-147
7 くらしの中のきもの 真喜屋 俊子∥著 新しいきもの研究学院 1969.11 K383/MA38/ 195-213
8 琉球風俗絵図 ハワイ大学宝玲叢刊編集委員会 本邦書籍 1982.3 K383/R98/2
9 琉球聘使略記 全(複製本 カラー) 藤原 永配∥著 1833(天保4) K200.8/F68/ 巻末図
10 沖縄・奄美の衣と食 平敷 令治∥著 恵原 義盛∥著 明玄書房 1979.11 K383/H53/ 22-28
11 沖縄文化史辞典 真栄田 義見∥編 琉球政府文化財保護委員会∥監修 東京堂出版 1972.3 K03/MA26/ 109、116
12 琉球服装の研究 辻合 喜代太郎 橋本 千栄子∥共著 関西衣生活研究会 1991.4 K383/TS41/ 25-26
13 沖縄一千年史 真境名 安興∥編著 島倉 龍治∥編著 沖縄新民報社 1952.11 K201/MA32/ 308-310
14 国宝「琉球国王尚家関係資料」のすべて 那覇市歴史博物館∥編 沖縄タイムス社 2006.7 K75/N27/ 243
キーワード
(Keywords)
かんざし
はちまき
琉球王府
身分
簪の制
冠服制度
服制
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000101013解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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