レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/12/28
- 登録日時
- 2012/01/21 02:00
- 更新日時
- 2012/03/20 15:47
- 管理番号
- 6000006362
- 質問
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解決
土鍋は熱しにくく冷めにくいと聞くが、本当か。
- 回答
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新・食品事典14『料理器具』(真珠書院)によると「土鍋はぽってりとした厚みのある材質でつくられたものであるため熱が伝わりにくいが、熱のあたりはやわらかく、一度温まると余熱が大きいのが利点」とある。
また『春夏秋冬土鍋でごはん』(講談社)にはゆきひら鍋と土鍋とを比較した、温度と時間との関係をあらわすグラフを用いて、同主旨のことが述べられている。
さらに詳しくは『おいしさをつくる「熱」の科学』(柴田書店)に「土鍋で炊いたご飯がおいしいといわれる理由は?」「土鍋で炊くご飯と電気炊飯器で炊くご飯はどう違うのですか?」「土鍋で炒め物をしてもいいのでしょうか?」等の節を設けて解説がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品.料理 (596 9版)
- 参考資料
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- 『おいしさをつくる「熱」の科学』佐藤 秀美/著(柴田書店)
- 『春夏秋冬土鍋でごはん』小西 雅子/著(講談社)
- 『料理器具』(真珠書院)
- キーワード
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- 土鍋
- 調理科学
- 熱容量
- 加熱調理
- 鍋料理
- 食文化
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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講座食の文化4『家庭の食事空間』(味の素食の文化センター) 「台所用品の使用状況と食生活」204ページ
土鍋ほか13点の鍋様の食器について調査し使用率を求め、考察している。昭和61年(1986年)実施調査。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000100408