レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/11/30
- 登録日時
- 2011/12/16 02:00
- 更新日時
- 2013/03/11 00:30
- 管理番号
- 滋2011-0761
- 質問
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解決
近江にあった勝部(かつべ)城の所在地などのほか、その歴史を知りたい。
- 回答
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『日本城郭大系 11』によりますと、所在地は「守山市勝部町」、創建者は「永原筑前守重頼」、形式は「館」です。城の歴史は「勝部城は、中山道守山宿の南手前の道に沿った勝部神社境内にあり、もとは栗太郡に属していた。城は明応-大永年間(一四九二-一五二八)にかけて、合戦の止むときのない時代に永原筑前守重頼が当城を築き、永原左馬允・同加賀守らが在城したということが『四目録』に記されているが、一方、「勝部神社燈籠寄進状」には、寄進人として建長四年(一二五二)の銘で、勝部刑部尉物部重文・勝部三郎・大友国光などの名がみえることから、重頼以前に勝部氏の居住があったことがわかる。しかし、燈籠は文化の頃はまだ存在しなかったことから、銘文の写しがあるだけのため、若干問題を残している。さらに、『近江輿地志略』には古城跡として勝部右近介在住と記されてもいる。そして、信長上落後は稲葉伊予守・佐久間信盛が在城したと伝えられている。」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本の建築 (521 8版)
- 参考資料
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- 1 日本城郭大系 11 新人物往来社 1980年 S-5200- 80 p.270-271
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2 滋賀県中世城郭分布調査 3 旧野洲・栗太郡の城 滋賀県教育委員会∥編 滋賀総合研究所∥編 滋賀県教育委員会 1985年 5B-5200-3 -
3 近江輿地志略 全 寒川辰清∥著 宇野健一∥改訂校註 弘文堂書店 1976年 S-2900-734 -
4 野洲郡史 上 橋川正∥編 寺田精文堂 1972年 S-2120-1 -
5 近江栗太郡志 巻3 栗太郡役所∥編 栗太郡役所 1926年 S-2120-3
- キーワード
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- 勝部城
- 永原重頼
- 城跡
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000097910