レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年12月06日
- 登録日時
- 2011/12/06 16:31
- 更新日時
- 2012/02/28 18:24
- 管理番号
- 千葉市中央003
- 質問
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解決
「眼鏡橋」の歴史や構造について調べたい。写真もあるとよい。
- 回答
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2連で水面に映る姿が眼鏡を思わせるところからその名がある。江戸から明治・大正期にかけて、九州地方に集中して造られた。1634(寛永11)年に造られた長崎眼鏡橋(長崎市)がその第1号である。建築・設計を指導したのは中国人の黙子(もくす)禅師で、そこには、当時唯一の貿易港であった長崎に、様々な職種や階層の人々が中国から来日したという社会的背景がある。
なお、千葉県内では、南房総市白浜町に眺尾橋(通称:めがね橋)があり、県指定有形文化財に登録されている。
- 回答プロセス
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①事典で概要を調べる。『大日本百科事典』、『土木用語大辞典』を用いた。
②「眼鏡橋」をキーワードに、自館OPAC、Webcat plus等を検索してみる。
②書架に行き、「橋」に関する本をみてみる。(請求記号:515)
- 事前調査事項
- NDC
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- 橋梁工学 (515 9版)
- 参考資料
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- 『大日本百科事典 17』小学館 1978
- 『土木用語大辞典』土木学会/編 技報堂出版 1999
- 『橋 ものと人間の文化史66』小山田三/著 法政大学出版局 1991
- 『眼鏡橋 榊晃弘写真集』榊晃弘/著 葦書房 1983
- 『眼鏡橋 日本と西洋の古橋』太田静六/著 理工図書 1980
- 『千葉県の産業・交通遺跡』千葉県教育委員会 1998
- 『日本の石橋』山口祐造/著 平凡社 1996
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『郷土に歴史的土木事業を訪ねる』渡辺栄/著 山海堂 1996
(「長崎眼鏡橋」(p.185-188)
) - 『橋ものがたり ここは渡りたい名橋100選と橋の文化史』かたっぱし委員会/編 日本交通公社出版事業局 1995
- キーワード
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- 眼鏡橋
- 橋梁
- 建設事業
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000097462