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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000097037
提供館
(Library)
塩尻市立図書館 (2310060)管理番号
(Control number)
塩尻025
事例作成日
(Creation date)
2004年4月16日登録日時
(Registration date)
2011年11月19日 17時13分更新日時
(Last update)
2013年12月21日 17時08分
質問
(Question)
「嘘も方便」の「方便」という言葉は仏教語であるが、その原語であるサンスクリット語の文字を知りたい。
また、「方便」の意味はサンスクリット語で「近づく」という意味であり、その物語があるはずなので知りたい。
回答
(Answer)
「方便」はサンスクリット語“upaya”の漢訳。「近づく」という意味での方便に関する物語は、法華経の「化城喩品」に書かれている。
回答プロセス
(Answering process)
語源辞典から「方便」を引いたところ、資料1)、2)にサンスクリット語の表示と、もとは「近づく」という意味であるという記述があった。また、「仏教では衆生を新の教えに導くための便宜的な手段」とあった。
仏教の本から方便についての物語を探したところ、資料3)にいくつか例話が載っていたが、“便宜的な手段”としての方便の例を示す話だった。資料4)には“近づく”という意味に近い話が載っており、出典は『法華経』の「化城喩品」とあった。
法華経関連の本を確認すると、資料5)に「化城喩品」の概略が書かれており、上記の内容と一致した。また、資料6)には「化城喩品」のサンスクリット語の原典、漢訳、現代語訳が掲載されていた。
なお、法華経の中に「方便品」もあったが、“近づく”という意味に近い話は「化城喩品」だった。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
語源.意味[語義]  (812 9版)
経典  (183 9版)
各宗  (188 9版)
参考資料
(Reference materials)
【資料1】『暮らしのことば新語源辞典』 山口佳紀/編 講談社 2008 p.785
【資料2】『身近なことばの語源辞典』 西谷裕子/著 小学館 2009 p.195
【資料3】『ブッダの教えがわかる本』 服部祖承/著 大法輪閣 2006 p.134
【資料4】『日本語になった仏教のことば』 ひろさちや/著 講談社 1988 p.33-36
【資料5】 『あらすじでわかる!日蓮と法華経』 永田美穂/著 青春出版社 2010 p.176
【資料6】『法華経 上』 植木雅俊/訳 岩波書店 2008 p.428
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000097037解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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