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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000096358
提供館
(Library)
島根県立図書館 (2110035)管理番号
(Control number)
島根参2011-03-001
事例作成日
(Creation date)
2011年03月05日登録日時
(Registration date)
2011年11月10日 11時27分更新日時
(Last update)
2011年11月17日 16時27分
質問
(Question)
ガンに効くらしい薬の成分で、アミグダリン、レートリルについて解説してある資料がみたい。また、この成分が、ビワの葉にどのぐらい含まれているか知りたい。
回答
(Answer)
当館所蔵資料より以下を紹介。
資料1:p162に、葉ではなく、種子についてだが、「アミグダリン(青酸を含む配糖体)を約1.4%含んでいるのが特徴」との記述あり。
資料2:ビワ茶の項目があり、p270「成分アミグダリンをガン治療薬として臨床応用」に、ビワの種子、葉には青酸配糖体アミグダリンが含有されており、アメリカの生化学者、E・T・クレブス博士は、アンズ種子から薬効成分アミグダリンを抽出・結晶化に成功し、ガン治療薬として開発。アミグダリンは「ビタミンB17」とも呼ばれ、22か国でガン治療薬に認可されて臨床的に用いられているとの記述あり。
また、p271に、「ビワ葉には約20ppmのアミグダリンが含有」されているともある。

<2011/11/17追記>
資料3:p72に、和名:ビワ(使用部位:葉)の注意として、青酸配糖体(0.06% アミグダリン)とある。
また、p216~218「青酸配糖体」には、「最もよく知られた青酸配糖体はアミグダリンで、チェリー、アップル、ピーチ、アプリコット、西洋ナシといったバラ科の栽培果実の種子中に見いだされる」とあり、そのほか副作用、医療目的、薬理学についての記述がある。
資料4:p32に、ビワの葉には「20ppmくらい」のアミグダリンがあるとの記述あり。
資料5:ビワ葉療法に関連して、アミグダリンの解説あり。
資料6アミグダリンについて、注に「種子の含有成分アミグダリンには青酸が含まれているので、家庭では用いないようにすること」とある。また、「採取時期と調整法」、「主な有効成分の薬効」、「家庭での用い方」の記述あり。
資料7:p266の「成分」に、アミグダリン含有の記述あるが、含有量なし。
資料8:栄養成分のなかに、「アミグダリン」の記述はあるが、解説等なし。
資料9:薬効の項目に、青酸配糖体であるアミグダリンが葉と種子に含まれるとあるが、アミグダリンの解説なし。
資料10:薬用にするのは乾燥した葉で「枇杷葉」といい、アミグダリンを含むとあるが、解説なし。
資料11:アミグダリンを含むと記述はあるが、解説なし。ビワ葉茶の作り方について詳細あり。
資料12~14:アミグダリンについて、短い説明あり。

インターネット情報
資料15:アミグダリンの解説、がんとの関連、健康被害についての記述あり。
回答プロセス
(Answering process)
(1)インターネットで「アミグダリン」「レートリル」を検索したところ、この2つは同じ物質であることが判明。

(2)まず、「ビワ」について調査するため、参考資料の【資料1】にあたる。

(3)そのほか、生薬・和漢薬、ビワの葉に関する民間療法等の資料に直接あたり調査。

(4)『食品衛生化学物質データブック』 (中央法規出版,1998.3: R498.5/シ98/)の内容を確認したところ、p730~733「青酸配糖体」の備考に「アミグダリン」とある食品名と含有量等が記載されているが、ほぼ梅類で、ビワの記述なし。

<参考として>
〔Wikipedia:アミグダリン〕 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%82%B0%E3%83%80%E3%83%AA%E3%83%B3 (最終確認2011/11/17)
アミグダリン・・・青酸配糖体の一種。レートリル (laetrile) とも呼ばれる。主にウメ、アンズ、モモ、ビワなどのバラ科植物の未成熟な果実や種子、葉などに含まれる。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
衛生学.公衆衛生.予防医学  (498 8版)
薬学  (499 8版)
果樹園芸  (625 8版)
参考資料
(Reference materials)
【資料1】 『園芸植物大事典 4 ハニ~メツ』 小学館,1989 ※貸出禁止資料 (p159~162「ビワ」 R620/エ/4)
【資料2】 『船瀬俊介の民間茶薬効事典 健康双書』 船瀬 俊介/著,農山漁村文化協会,1998.9 (p267~278「ビワ茶」 498.5/フ98/)
【資料3】 『メディカルハーブ安全性ハンドブック』 マイケル・マクガフィン/[ほか]編 メディカルハーブ広報センター/監修,東京堂出版,2001.12 ※貸出禁止資料 (p71~72「Eriobotrya japonica」、p216~218「青酸配糖体」R499.8/メ01/)
【資料4】 『ビワの葉自然療法 体と心がよみがえる』 望月 研/著 東城 百合子/監修,池田書店,2005.3 (p31~32「バラ科植物に含まれているアミグダリンとは?」 492.7/モ05/)
【資料5】 『ビワ葉“話灸”療法の秘訣 ガンの苦痛に効く!源気が心身に漲る!』 津野 晃玄斎/著,知玄舎,1998.12 (p84~86「ビワ葉の薬効の秘密は「アミグダリン」だった」 書庫492.7/ツ98/)
【資料6】 『薬木薬草事典 安心して応用できる』 大須賀 正美/著,歴史春秋出版,1997.8 ※貸出禁止資料 (p322~323「ビワ」 R499.8/オ97/ )
【資料7】 『和漢薬の事典』 富山医科薬科大学和漢薬研究所/編集 難波 恒雄/監修,朝倉書店,2002.6 ※貸出禁止資料 (p265~266「枇杷葉」 R499.8/ト02/
)
【資料8】 『薬膳素材辞典 健康に役立つ食薬の知識』 辰巳 洋/主編,源草社,2006.11 ※貸出禁止資料 (p266「枇杷葉」 R498.5/ヤ06/)
【資料9】 『薬草図鑑 カラー版』 伊沢 凡人/著 会田 民雄/著,家の光協会,1999.8 (p231「ビワ」 499.8/イ99/)
【資料10】 『花のくすり箱 体に効く植物事典』 鈴木 昶/著,講談社,2006.5 (p78~79「枇杷」 499.8/ス06/
)
【資料11】 『自分でつくろう健康茶 季節に合わせた採取法・利用法』 大海 淳/著,農山漁村文化協会,1994.7 (p112~113「ビワ」 499.8/オ94/)
【資料12】 『食品安全性辞典 第2版』 小野 宏/監修 斎藤 行生/監修,共立出版,2010.11 ※貸出禁止資料 (p36「アミグダリン」 R498.5/シ10/
)
【資料13】 『毒物・中毒用語辞典』 Anthony T.Tu/編著,化学同人,2005.7 ※貸出禁止資料 (p11「アミグダリン」 R491.5/テ05/)
【資料14】 『栄養・生化学辞典 普及版』 野口 忠/編著
,朝倉書店,2010.7 ※貸出禁止資料 (p25「アミグダリン」 R498.5/ノ10/ )
【資料15】 〔「健康食品」の安全性・有効性情報(独立行政法人国立健康・栄養研究所):話題の食品・成分>話題の食品・成分(その他)>アミグダリンについて〕 http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail678.html (最終確認2011/11/17) 
キーワード
(Keywords)
アミグダリン(amygdalin)
レートリル
青酸配糖体
枇杷葉(びわよう)
ビワ(枇杷)
生薬
ロウクワット(loquat)
自然療法
バラ科
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000096358解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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