レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/03/31
- 登録日時
- 2011/11/03 02:00
- 更新日時
- 2011/11/04 16:30
- 管理番号
- 福参-0558
- 質問
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1700年代に福岡県の柳川のウナギが大阪でも取引されていたかどうか知りたい。
- 回答
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江戸時代に柳川のウナギが大阪で取引をしていた事実を示す資料は見当たらず。
■『大阪府史 第5巻』(大阪府 1985 p.556-557)に、近世大坂の代表的な食料品市場として雑喉場生魚市場があることがわかる。
■『雑喉場魚市場史』(成山堂書店 2008年 p.83 p.115-119)によると安永9年(1780)に雑喉場の隣の江戸堀之鼻に2番目の川魚市場が実現したと記 述あり。また、『諸国客方控』『諸国客方帳』という神平商店(雑喉場の最有力魚問屋)の記録帳が平成6年に刊行されていることがわかる。(当館所蔵なし)
神平商店が取引きをしていた国別・魚種名表があり、それによると、筑前国の魚種名は「はつ」となっている。
- 回答プロセス
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『大阪府史』→雑喉場生魚市場
- 事前調査事項
- NDC
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- マーケティング (675 8版)
- 近畿地方 (216 8版)
- 参考資料
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- 1 雑喉場魚市場史 酒井/亮介著 成山堂書店 2008.9 675/5/26 p.115~119
- 2 大阪府史 第5巻 大阪府史編集専門委員会∥編 大阪府 1985.3 216/3/S21-5 p.556-557
- キーワード
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- ウナギ
- 柳川
- 雑喉場
- 大阪
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000096211