レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/01/07
- 登録日時
- 2011/10/18 02:08
- 更新日時
- 2011/10/18 02:08
- 管理番号
- 滋2010-1933
- 質問
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解決
滋賀県にある「かばた(川端)」と呼ばれる施設について知りたい。
- 回答
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「かばた(川端)」は、琵琶湖岸の北西部(高島市新旭・マキノ地区)で生水(しょうず・清水)と呼ばれる湧き水を、生活用水として利用するために、各家庭につくられている施設です。各家庭の軒先や台所には石で囲まれた「かばた」があり、そこに湧き出す水で飲み水から洗い物まで、すべての生活用水をまかなってきました。「かばた」の一部は家の間を縫って張り巡らされた水路によって川と結ばれ、優れた水利用の循環システムをつくっています。なお、湖南の野洲川沿いの集落には、川の水を各家庭に引き込んでつくった「かわと」と呼ばれる同様の施設が見られます。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 環境工学.公害 (519 8版)
- 参考資料
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- 1 水と人の環境史 鳥越皓之∥編 嘉田由紀子∥編 御茶の水書房 1991年 S-5180- 91
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2 新旭町誌 新旭町誌編さん委員会∥編集 新旭町役場 1985年 S-2117- 85 -
3 湖西わき水文化の多様性 滋賀県立大学∥編集 滋賀県立大学 2004年 SB-5110- 04
- キーワード
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- 水道
- かばた
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000093348