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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000091963
提供館
(Library)
京都府立京都学・歴彩館 (2110022)管理番号
(Control number)
京資-185
事例作成日
(Creation date)
2011/8/7登録日時
(Registration date)
2011年10月05日 02時18分更新日時
(Last update)
2012年01月30日 11時38分
質問
(Question)
戦後の京都にあった米軍の第8041病院と第35病院の住所を知りたい。
回答
(Answer)
『日本外交文書』(平和条約の締結に関する調書第5冊)のp463には、「Kyoto First Red Cross(35th Station Hospital)」「Higashiyama-ku, Kyoto City」と記述されている。Kyoto First Red Cross(京都第一赤十字病院)の当時の住所は、『京都府百年の資料』(政治行政編)のp929によると、「東山区泉町15丁目」とされる。しかし、 昭和41年度の『京都第一赤十字病院年報』のp6「土地・建物の変遷」には、「本町15丁目」と「泉涌寺雀ヶ森町」の記述のみで、「泉町」については記載されていなため、「本町」の誤りではないかと思われる。現在の住所は、京都第一赤十字病院のウェブサイトによると「京都市東山区本町15-749」とされる。

また、『図説朝鮮戦争』のp132~133に、「9月に第8041病院(京都・10月末、佐世保に移動)を開設」と記述されていることから、第8041病院が京都に1~2ヶ月間存在していたことが分かるが、住所などはわからなかった。佐世保に移動してからについては、『佐世保市政七十年史』(上巻)のp231に、米軍が接収した施設の一覧があり、「第8041病院地区 平瀬町 旧佐世保海軍病院」と記述されている。同書の下巻によると、佐世保共済病院、佐世保市立総合病院の前身である海仁会病院等について記載されているが、いずれも島地町が所在地となっている。なお、平瀬町には現在、自衛隊佐世保病院がある。当館では『佐世保市史』等を所蔵していないため、旧佐世保海軍病院がどの病院に該当するかはわからなかった。
回答プロセス
(Answering process)
1.インターネットで「第8041病院」「第35病院」を調べたが、みつからなかった。

2.キーワードを英語にして、「35th」「hospital」などで調べたところ、『日本外交文書』の記述がみつかった。

3.『占領下の京都』を調べたところ、p46~47に「日赤病院は接収されて、陸軍病院だった」「その間、日赤は東山七条のパークホテルに移ってて、接収が終わったら戻って来た」と記述されていた。

4.『京都府百年の資料』(政治行政編)を調べたところ、p927~935に「土地建物其の他接収物件名簿(昭21.10現)」があり、p929に「京都赤十字病院〔第一〕並看護婦宿舎 東山区泉町15丁目」と記述されていた。また、この記述の典拠である当館歴史資料課所蔵の「府庁文書」を調べたところ、同様のことが記述されていた。

5.京都第一赤十字病院の現在の住所は、同病院のウェブサイトによると、「東山区本町15-749」とされる。 『京都第一赤十字病院年報』(昭和41年度)を調べたところ、p6に「土地・建物の変遷」があった。その記述によると、土地の取得と移譲では、「本町15丁目」と「泉涌寺雀ヶ森町」の記述のみで、「泉町」については記載されていなかった。

6.インターネットで、「8041st」「hospital」などのキーワードを調べたところ、アメリカの新聞『The Livonia Gazette』(November 15, 1951)に、佐世保にある「the 8041st Station Hospital」の病室のベッドで微笑んでいる人物の写真と記事が記載されていた。

7.『佐世保市政七十年史』(上巻)を調べたところ、米軍が接収した施設の一覧に、第8041病院について記述されていた。また、『佐世保市政七十年史』(下巻)のp463~487「病院」の項を調べた。

8.質問の典拠となった『図説朝鮮戦争』(田中恒夫著 河出書房新社 2011.4)を調べたところ、p132~133に「9月に第8041病院(京都・10月末、佐世保に移動)を開設」と記述されていた。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
医学  (490 9版)
参考資料
(Reference materials)
『日本外交文書』(平和条約の締結に関する調書第5冊) 外務省編刊 巌南堂書店発売 2002.9 779p (当館請求記号M/319.1/G15/S-731)
『占領下の京都』 立命館大学産業社会学部鈴木良ゼミナール著 文理閣 1991.7 76p (当館請求記号K1/210.76/R48)
『京都府百年の資料』(政治行政編) 京都府立総合資料館編 京都府 1972 1065p (当館請求記号MK0/216.2/Ky6/1)
『京都第一赤十字病院年報』(昭和41年度) 京都第一赤十字病院編刊 1977 139p (当館請求記号K14/498.16/Ky6)
『佐世保市政七十年史』(上巻) 佐世保市史編さん委員会編 佐世保市 1975 727p (当館請求記号M93/318.293/SA81/1)
『佐世保市政七十年史』(下巻) 佐世保市史編さん委員会編 佐世保市 1975 731p (当館請求記号M93/318.293/SA81/2)
キーワード
(Keywords)
第35病院
第8041病院
京都第一赤十字病院
35th Station Hospital
佐世保
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000091963解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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