レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年07月20日
- 登録日時
- 2011/09/20 14:38
- 更新日時
- 2011/12/09 11:01
- 管理番号
- 埼熊-2011-078
- 質問
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解決
筑波連山の範囲と、そこに含まれる山名を知りたい。
- 回答
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『茨城県大百科事典』(茨城新聞社編集 茨城新聞社 1981)
p717「筑波山塊」
「笠間・岩瀬盆地以南の八溝山地南端部に位置する山地。東西15キロ、南北23キロにわたるが、その中央部に八郷盆地を抱き、これによって、加波山(標高709メートル)・足尾山(標高678メートル)・筑波山(標高876メートル)などからなる西側の山列と、吾国山(標高518メートル)・難台山(標高553メートル)・竜神山(標高210メートル)へ続く東側山列に分れる。」
『角川日本地名大辞典 8 茨城県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会編 角川書店 1983)
p640「筑波山塊」
「北は国鉄水戸線沿いの谷に限られ、常総平野に向かってU字形に開く東西2列が半島状に突出している。南北23キロ・東西15キロ。東列の山地は北部から、吾国山(518.2メートル)・難台山(553メートル)・愛宕山に続き、西列の山地は筑波山875.9メートル)を主峰とし、北に加波山(709メートル)、足尾山(627.5メートル)などがある。」
『日本地図地名事典』(三省堂編修所編 三省堂 1991)
p809「筑波山地」
「八溝山地の南部、関東平野に半島状に突き出した山地。筑波山を主峰に吾国山(わがくにさん)・難台山(なんだいさん)・加波山(かばさん)・足尾山(あしおやま)などの諸峰があり」
『日本地名大事典 5 関東』(渡辺光等編 朝倉書店 1968)
p288「筑波山地」
「茨城県の中央部、八溝(やみぞ)山地の南部が平野の中に半島状に突出し、筑波山(876m)(茨城県第2位)を主峰として中に柿岡(かきおか)盆地を囲み、東列と西列に分れる。東列は吾国山(わがくにさん)(518m)・難台山(なんだいさん)(553m)・西列は筑波山のほか加波山(かばさん)(709m)・足尾山(あしおさん)(628m)などの諸峰がそびえて山なみに変化を与えている。」
- 回答プロセス
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『日本地誌 5 関東地方総論・茨城県・栃木県』(日本地誌研究所編集 二宮書店 1981)
p20「筑波山塊」について触れられてはいるが、範囲や具体的な山名は記述なし。
『首都圏自然歩道 関東ふれあいの道144コース完全ガイド』(武村岳男著 山と渓谷社 1994)
p318-325「筑波連山縦走のみち(1)」
燕山(701メートル)、加波山(709メートル)、丸山(576メートル)、足尾山(628メートル)きのこ山(528メートル)を歩くコースが紹介されている。
『日本の地誌 6 首都圏Ⅱ』(山本正三〔ほか〕編 朝倉書店 2009)
p277「筑波山塊は筑波山・足尾山・加波山などからなり、関東平野の範囲から眺められ」とあるが、それ以上の記述はなし。
『茨城県の山 新・分県登山ガイド 7』(武村岳男著 山と渓谷社 2010)
p7「筑波山塊」
「筑波山は平野の中の独立峰と思われているが、実際は加波山や足尾山をしたがえたひとつの山脈を形成している。この主脈から吾国山、難台山と続く支脈が派生している。」とあり。
その他、調査済み資料は以下のとおり。
『筑波山はいま』(読売新聞水戸支局編 筑波書林 1993)
『ガイドブックいばらき 平成8年度版』(茨城県総務部知事公室広報公聴課 〔1996〕)
『新日本山岳誌』(日本山岳会編著 ナカニシヤ出版 2005)
『名山の日本史』(高橋千劔破著 河出書房新社 2004)
『茨城のすがお その未来展望』(茨城大学地域総合研究所編 文真堂 1996)
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 『茨城県大百科事典』(茨城新聞社編集 茨城新聞社 1981)
- 『角川日本地名大辞典 8 茨城県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会編 角川書店 1983
- 『日本地図地名事典』(三省堂編修所編 三省堂 1991)
- 『日本地名大事典 5 関東』(渡辺光等編 朝倉書店 1968)
- キーワード
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- 山岳-茨城県
- 筑波山
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000091158