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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000090328
提供館
(Library)
福岡県立図書館 (2110014)管理番号
(Control number)
福参-0646
事例作成日
(Creation date)
2011/3/15登録日時
(Registration date)
2011年08月24日 02時00分更新日時
(Last update)
2011年08月25日 16時56分
質問
(Question)
『広辞苑』に博多の名産とある「鯨熨斗」について知りたい。

広辞苑 第2版
  クジラの筋肉を精製した食品。三杯酢にし、また吸物などにして食する。博多の名産。

回答
(Answer)
博多の名産ということで、郷土資料にあたるが、見当たらず。
『筑前国続風土記附録』、『筑前名所図会』に鯨についての記述はあるが、食用についてはなし。

『ものと人間の文化史120-1 捕鯨 1』 山下渉登著 (法政大学出版局 2004 p.208-210)には、次のように記載されている。
かぶら骨の「ホリホリ」(頭骨の髄を薄く干し固めたもの)が形が熨斗紙に似ているところから「鯨のし」と名づけられて、江戸の店先で売られるようになった。
文化7年と推定される「正製鯨のし」の報条(広告ビラ)が紹介されている。図版があるが小さい。
原本所蔵は、国立史料館(現国文学研究資料館)。→祭魚洞文庫旧蔵水産史料23Z1
九州博多本町の食品店博多屋宗左衛門が江戸の四日市小路に出店した時の広告。式亭三馬が広告文を執筆。
掲載されている参考文献等にあたったが、それ以上のことはわからなかった。

日本で最初の鯨専門の料理書である『鯨肉調味方』では、「蕪骨」で「鯨のし」という名称ではない。
同書は『江戸時代料理本集成 第8巻』 吉井始子編 (臨川書店 1980 p.288)、『鯨取り絵物語』 中園成生著 安永浩著 (弦書房 2009 p.277)に所収。

回答プロセス
(Answering process)
郷土資料の地誌→捕鯨文化に関する資料
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
漁労.漁業各論  (664 8版)
参考資料
(Reference materials)
1 捕鯨 1 山下/渉登?著 法政大学出版局 2004.6 664/9/58-1 208-210
1 筑前国続風土記附録 下巻 加藤一純,鷹取周成∥共[編] 川添昭二,福岡古文書を読む会∥校訂 文献出版 1978.4 K291/200/チ 127 鯨の記述あり
2 筑前名所図会 奥村 玉蘭∥著 田坂 大蔵∥校訂 文献出版 1985.12 K291/200/チ 709-710 大嶋鯨組の記述あり
3 江戸時代料理本集成 第8巻 吉井始子∥編 臨川書店 1980.9 596//120-8 288 蕪骨
4 鯨取り絵物語 中園/成生?著 安永/浩?著 弦書房 2009.1 664/9/72 277
5 江戸の博多と町方衆 朝日新聞福岡本部∥編 葦書房 1995.5 K226//ハ 92-104 福岡の捕鯨
キーワード
(Keywords)
鯨 食品 博多 名産 福岡県
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
図書館
登録番号
(Registration number)
1000090328解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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