レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年06月03日
- 登録日時
- 2011/08/03 02:01
- 更新日時
- 2011/08/30 14:22
- 管理番号
- 埼久-2011-030
- 質問
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解決
大腿骨頸部骨折(だいたいこつけいぶこっせつ)の増加率と高齢者の大腿骨頸部骨折の推移について参考になる文献やホームページを探している。
- 回答
-
1 増加率について
・『大腿骨頸部/転子部骨折診療ガイドライン』日本整形外科学会診療ガイドライン委員会大腿骨頸部 転子部骨折ガイドライン策定委員会、 厚生労働省医療技術評価総合研究事業「大腿骨頸部骨折の診療ガイドライン作成」班編 南江堂 2005
「第2章 大腿骨頚部 転子部骨折の疫学 2.1我が国における発生率」 に掲載。
改訂2版が2011.6に出版予定。
下記のウェブサイトで見ることができる。
・Mind医療情報サービス(内容は2005年)
http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0016/1/0016_G0000042_GL.html(2011/5/31確認)
発生率(第2章 大腿骨頚部/転子部骨折の疫学 2.1我が国における発生率)
http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0016/1/0016_G0000042_0021.html(2011/5/31確認)
2 推移について
・『転倒・骨折、そして寝たきりを防ぐ・治す(特集 高齢者医療の特徴)/ 林 〔ヤス〕史』 日本医師会雑誌 135(6)[2006.9] p1303~1308
1987年と2002年を比較した大腿骨頸部発生件数。
・『研究報告第4回大腿骨頸部骨折全国頻度調査成績 2002年における新発生患者数の推定と15年間の推移/折茂肇、坂田清美』日本医事新報
No.4180 2004.6 p25~30
1992年、1997年、2002年の推計発生患者数の推移と性・年齢別大腿骨頸部骨折発生率を報告。
- 回答プロセス
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自館資料検索<大腿骨 骨折>→44件ヒットするが、所蔵する資料は下記のみ。
・厚生省特定疾患特発性大腿骨頭壊死症調査研究班研究報告書 昭和63年度
国会図書館NDL-OPAC雑誌記事索引検索「大腿骨頸部骨折 高齢者、対象:2005~)→54件ヒット
『転倒・骨折、そして寝たきりを防ぐ・治す (特集 高齢者医療の特徴) / 林 〔ヤス〕史』 日本医師会雑誌 135(6) [2006.9] 当館で所蔵。
上記の論文末の参考文献に『研究報告第4回大腿骨頸部骨折全国頻度調査成績 2002年における新発生患者数の推定と15年間の推移/折茂肇、坂田清美』日本医事新報 No.4180 2004.6 が掲載されていた。 当館で所蔵。
インターネット検索<大腿骨頸部骨折 and 厚生労働省>→34500件ヒット
上記から厚生労働省で「大腿骨頸部/転子部骨折診療ガイドライン」を出していることがわかる。
埼玉県立図書館横断検索<大腿骨頸部/転子部骨折診療ガイドライン>でヒット。
国立保健医療科学院研究情報センター図書館と埼玉県立大学情報センターで所蔵。
2005年刊行なのでAmazonで検索すると改訂2版が2011.6に出版される予定。
インターネット検索<大腿骨頸部/転子部骨折診療ガイドライン>
Mind医療情報サービスでも閲覧可能なことがわかる。
- 事前調査事項
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厚生労働省ホームページ
- NDC
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- 外科学 (494 9版)
- 参考資料
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『日本医師会雑誌 135(6)』(日本医師会、[2006.9])
- 『日本医事新報 No.4180 2004.6.5 』(日本医事新報社、2004.6)
- 『大腿骨頸部/転子部骨折診療ガイドライン』 (日本整形外科学会診療ガイドライン委員会大腿骨頸部 転子部骨折ガイドライン策定委員会、厚生労働省医療技術評価総合研究事業「大腿骨頸部骨折の診療ガイドライン作成」班編集』(南江堂、2005)
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Mind医療情報サービス
http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0016/1/0016_G0000042_GL.html (2011/5/31確認)
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『日本医師会雑誌 135(6)』(日本医師会、[2006.9])
- キーワード
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- 骨折
- 大腿骨骨折
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000089540