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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000089487
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼久-2011-019
事例作成日
(Creation date)
2011/05/08登録日時
(Registration date)
2011年08月03日 02時00分更新日時
(Last update)
2012年03月08日 00時41分
質問
(Question)
貞観11年(869)年に三陸であった大地震について書かれているものを読みたい。
回答
(Answer)
記述のあった資料は以下のとおり。
『日本の自然災害』(国政問題調査会官公庁図書出版協会 2004)
p54 貞観11.5.26(西暦869.7.13)三陸地方地震・津波(M=8.3)
陸奥国で城郭・倉庫・門櫓・垣壁・民家などの倒壊多数。沿岸各地に津波が襲来し、多賀城下では溺死者1000人が出たと伝えられる。古文書に流光が見られたという記述があり、日本で最古の発光現象の記録とされる。三陸沖を震源とする巨大地震とみられる。

『日本被害地震総覧』(宇佐美龍夫著 東京大学出版会 2003)
p39 869 Ⅶ 13(貞観11 V 26)夜 三陸沿岸 東経143~145度 北緯37.5~39.5度 M=8.3±1/4  城郭・倉庫・門櫓・垣壁崩れ落ち倒潰するもの無数。人々は倒れて起きることができないほどであった。津波襲来し、海水城下(多賀城)に至り溺死者1,000。流光昼のごとく隠映したという。これはわが国最古の発光現象の記事である。震央を陸に近づければMは小さくなる。

『宮城県百科事典』(河北新報社 1982)
p491 貞観大地震(じょうがんだいじしん)
869年(貞観11)5月26日に陸奥国を襲った大地震。『三代実録』に記されている。
それによると、家屋が倒れたり、地面が裂けたりして圧死したものも多く、多賀城の建物や施設などの倒壊したものも数知れず、そのうえ多賀城の城下まで津波が押し寄せ、1000人ほどの人が水死したという。この報告を受けた政府は直ちに調査団(検陸奥国地震使)を派遣して死者を収容させ、また被害のひどかったものの租と調を免除するなどの処置を講じた。さらに使者を伊勢神宮、石清水神社、八幡大菩薩宮、宗像大神などに派遣し、幣を奉って平安を祈らせている。そして国府関係の建物などの被害の復興のためには、陸奥国修理府という臨時の機構を作ったらしく、870年(貞観12)には新羅人の潤清、長焉、真平の3人が瓦作りに長じているということで、ここに配属させている。なお多賀城跡の発掘調査の結果考えられている政庁築第4期の遺構は、この地震後の復興によるものである。(工藤雅樹)

『三陸沿岸地震・津波年表』(大船渡市立博物館 1990)
p5 年代、震源地の東経・北緯の記述あり。
この資料に文献紹介あり。

質問に関連した記述のある資料
『理科年表 平成23年』(国立天文台編 丸善 2010)
p715  「日本付近のおもな被害地震年代表」に、869/7/13(貞観11 5 26)M8.3の記載がある。
『地震・火山の事典』(勝又護編 東京堂出版 1993)
p277 「日本の地震災害」その1(有史以来19世紀までの主要な地震)に同年の記載がある。
『地震・津波と火山の事典』(藤井敏嗣編 丸善 2008)
p180 「日本の主な地震・津波災害」に同年同日の記載がある。
『新収日本地震史料 1』(東京大学地震研究所編 東京大学地震研究所 1981)
p22 同年同日の記載がある。
『地震の事典』(宇津徳治編 朝倉書店 2001)
p578 「付録Ⅱ日本の主な地震の表」に同年同日の記載がある。
『歴史地震事始』(宇佐美竜夫著 1986)
p96 「付録Ⅱわが国における被害地震の表」に同年同日の記載がある。
『わが国の歴史地震被害一覧表(改訂版)』(宇佐美龍夫編著 日本電気協会 2010)
p2 「地震被害一覧表(2)」に同年同日の記載がある。
『世界の被害地震の表』(宇津徳治編 1990)
p15に同年同日の記載がある。
『日本天災地変誌』(東京府学務部社会課編 海路書院 2004)
p53 「第一篇 災変編年表」に同年の記述がある。

その他調査済み資料
『古地震を探る』(太田陽子編 古今書院 1995)
『古地震』(萩原尊礼編著 東京大学出版会 1982)
『古地震・続』(萩原尊礼編著 東京大学出版会 1989)
『古地震探究』(萩原尊礼編著 東京大学出版会 1995)
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
地震学  (453 9版)
参考資料
(Reference materials)
『日本の自然災害』(国政問題調査会官公庁図書出版協会 2004)
『日本被害地震総覧』(宇佐美龍夫著 東京大学出版会 2003)
『宮城県百科事典』(河北新報社 1982)
『三陸沿岸地震・津波年表』(大船渡市立博物館 1990)
『理科年表 平成23年』(国立天文台編 丸善 2010)
『地震・火山の事典』(勝又護編 東京堂出版 1993)
『地震・津波と火山の事典』(藤井敏嗣・纐纈一起編 丸善 2008)
『新収日本地震史料 1』(東京大学地震研究所編 東京大学地震研究所 1981)
『地震の事典 』(宇津徳治編 朝倉書店 2001)
『歴史地震事始』(宇佐美竜夫著 1986)
『わが国の歴史地震被害一覧表 改訂版』(宇佐美龍夫編著 日本電気協会 2010)
『世界の被害地震の表』(宇津徳治編・刊 1990)
『日本天災地変誌』(東京府学務部社会課編 海路書院 2004)
キーワード
(Keywords)
三陸大地震
貞観大地震
三陸沿岸地震
津波
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000089487解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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