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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000080038
提供館
(Library)
愛知芸術文化センター愛知県図書館 (2110019)管理番号
(Control number)
愛知県図-02239
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2011年02月24日 02時04分更新日時
(Last update)
2013年06月15日 19時28分
質問
(Question)
氷砂塘の製造法、歴史、生産量について知りたい。
回答
(Answer)

《製造法》
【資料1】 p93 に「加工糖の製造法」があります。「氷砂糖には、製造法が異なるロック氷糖とクリスタル氷糖があります。ロック氷糖は、明治時代に製造法の原形ができあがり、その頃、本格的な生産が始まりました。そして、現在もその頃に完成した製造法の原理に基づいて、製造されています。…(略)…クリスタル氷糖は、戦後になって量産が軌道にのりました。製造に使用する機械、”4分割された網目状の回転ドラムを装着したドラム回転式結晶装置(クリスタライザー)”は、1940年ころに開発されました。」
【資料2】 p349~353に氷砂糖の製造法があります。クリスタル氷糖製造法について詳しく書いてあります。
【資料3】 p256 に「加工糖の製造 氷砂糖(1)室氷糖、(2)クリスタル氷糖」が載っています。 
【資料4】 p91~94に「特殊糖の製造 氷糖」があり、ロック氷糖とクリスタル氷糖の製造法が書いてあります。p92に「氷砂糖のできるまで」の図解が載っています。
【資料5】 p27 に「砂糖でいろいろ遊んでみよう きれいな結晶がつくれるよ」があります。「ふたのできるガラスびんに砂糖液を入れ、釣り糸で種の氷砂糖を砂糖液の中に吊り下げる。そのまま1週間から1か月、どのように結晶ができるか観察しよう。」という内容です。

《歴史》
【資料6】 に「氷砂糖に類するものが伝来したのは、遣唐使により持ち帰られた「石蜜」であると一般につたえられている。しかしこの時代の石蜜が氷砂糖かどうかは定かではない…(略)…氷砂糖の発祥の地はどこか?一番古い記録とされるものは、紀元前3世紀の頃、インドのガンジス河流域にあったマウリア王国の都、パータリプトラに滞在していたシリヤ(ギリシャ)・セレウユス王国の大使メガステネスのインド見聞記に『インドに産する不思議な鉱物の中には歯で噛み砕けばイチジクや蜜よりも甘い奇妙な鉱物がある。』との記述であると云われている」と書いてあります。
【資料7】 p143に「中国では古くから氷砂糖(氷糖)が作られていた。氷糖は昔から延命長寿の食品とされ、祝いの席では酒に入れて賞味したといわれている。資料館へ行く途中に唐の時代(今から1300年位前)に使われた氷砂糖製造のモデルが展示されている。当時は素焼きの容器を使い、2~3ヵ月地熱で結晶させていた。日本でも江戸時代の終わり頃には同じような方法で製造していた。氷糖ができるまでには多くの日数が必要であったから、相当の貴重品扱いをされていたようである」とあります。
【資料8】 p174~199 に「わが国氷砂糖製造業の歴史」があります。p174「氷砂糖の渡来とその開産」p175「開国と明治前期の氷糖業」p178「明治後期の氷糖業」p182「大正期の氷糖業」p192「終戦前昭和期の氷糖業」p198「主要氷糖会社の流れ」p174に「この逸品をわが国に初めてもたらしたのは、奈良時代(8世紀中頃)の遣唐使や留学僧だったとされる。」とあります。
  p176に製造の歴史が書いてあります。「鈴木藤三郎は、遠州森(静岡県周智郡森町)に生まれ、明治16年に骨炭濾過法によって純白透明の結晶を得る新製法を開発した」
【資料9】 は、砂糖の伝来から糖業の歴史を書いた本です。
【資料10】 p273~284に「氷糖業 糖業界のパイオニア鈴木藤三郎」があり、氷砂糖の製法を確立するまでの過程が述べられています。
【資料11】は、鈴木藤三郎氏の伝記で、資料6の中で紹介されています。
【資料1】 p15~29に「日本の糖業略史」があり、氷砂糖の歴史がでてきます。

《生産量》
【資料12】 p49に「氷糖生産実績」があり、平成12年度から21年度の生産量が出ています。
  21年度は、20,192,894キログラムとなっています。p43に氷糖の主要会社(三井製糖、日新精糖、大日本明治製糖、中日本氷糖、新光製糖、塩水港精糖)と、そのブランド名が出ています。

回答プロセス
(Answering process)
国会図書館レファレンスデータベースで「氷砂糖」を検索したところ、「『江東区史』に出てくる鈴木藤三郎という人物について知りたい。静岡県森町で氷砂糖の製造をしていた。」という事例があり、鈴木藤三郎氏が氷砂糖の製造法を開発したことがわかりました。
この事例の参考文献等を基に、調査を進めました。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
食品工業  (588 9版)
企業.経営  (335)
参考資料
(Reference materials)
資料1『砂糖の事典』 日高秀昌編  東京堂出版 2009.8 (1109723887 /588.1/タカ/841667)
資料2『シュガーハンドブック』朝倉書店 1965 (1101568658 B /588.1/ハ/)
資料3『砂糖百科』 高田明和監修 糖業協会 2003.3 (1108416676 /588.1/サト/972388)
資料4『現代糖業技術史 精製糖編』 糖業協会編 丸善プラネット 2006.2 (1108885924 /588.1/トウ/888592)
資料5『砂糖の絵本 つくってあそぼう』 すぎもとあきら 農山漁村文化協会 2006.3 (1108885380 /J588 /スキ /888538)
資料6『お砂糖豆知識』 (農畜産業振興機構のホームページ http://sugar.alic.go.jp/tisiki/ti_0310.htm)
資料7 滝本 正二 (1998)『中部の博物館 7 氷砂糖資料館』産業遺産研究 5号 142-145 (Z/A602/サ/)
資料8『新光製糖50年の歩み 砂糖・氷砂糖の歴史』 新光製糖 1994 (1106593250 /335.48/シン/659325)
資料9『近代日本糖業史 上巻』 糖業協会 勁草書房 1962 (1101051321 /588.1/ト2/1-1)
資料10『日本の『創造力』 6 産業基盤づくり』 日本放送出版協会 1992.10 (1106220543 /281/マツ/622054)
資料11『鈴木藤三郎伝 』 鈴木五郎 東洋経済新報社 1956 (1100176546 /289.1/ス5/)
資料12『砂糖統計年鑑 2010』 精糖工業会館 2011.9 (1110267493 R/588.1/サト/1026749)
キーワード
(Keywords)
氷砂塘
氷糖
加工糖
鈴木 藤三郎(スズキ トウザブロウ)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000080038解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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