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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000077023
提供館
(Library)
北九州市立中央図書館 (2210015)管理番号
(Control number)
中央 参考 187
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2011年01月22日 14時31分更新日時
(Last update)
2012年12月22日 15時57分
質問
(Question)
 小倉に「じんだ煮」という名産品があると聞きました。「じんだ」という言葉の意味や語源、小倉との関係などがわかる資料を紹介してください。
回答
(Answer)
 「じんだ」は糠味噌の別名です。米糠に塩を加えて発酵させたもので、糂粏・糝汰と書きます。
 味噌漬けはみそを漬け床にして、野菜や魚などをつけ込み、みそ特有の風味を材料に移したもの、味噌煮は味噌を入れて煮たものです。
 語源について柳田國男は「糠味噌、関西でジンダともいう粗悪な味噌は、本来はその材料にする粃から出た名であったらしい。今日は漬物の床にしか使わぬようになったが、以前は食料であり」と「食料名彙」に書いています。
 鎌倉末期の随筆『徒然草第九十八段』には「後世を思はん者は、糂粏瓶一つも持つまじきことなり」と書かれています。
 江戸時代、小倉藩主だった細川忠興は寛永三(一六ニ六)年十二月二十二日付けの三男忠利に出した手紙に「ぬか味噌曲物一ツ給候、一段満足申候」と記しています。このことから小倉では古くからぬか味噌物が食されていたことがわかります。(『細川家資料ニ』一七九頁)
 最近では「いわしのじんだ寿司」や「いわしのじんだ巻」などが新しい北九州名産品として開発されました。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
『日本古典文学大系 30 方丈記・徒然草』 岩波書店 1957年 <918/ニ/30>
『細川家資料2 大日本近世史料』東京大学史料編纂所/著,細川 忠興/伝 東京大学出版会 1970年 <K250.100/ト/2> (179頁)
『日本国語大辞典 第2版 7巻』 小学館 2001年 <813.7/シ/7>
『たべもの語源辞典』清水 桂一/編 東京堂出版 1980年<596/シ>(192頁)
『古事類苑 〔43〕 飲食部』吉川弘文館 1980年<031/コ/43> (1019~1021頁)
『北九州市史 民俗編』北九州市史編さん委員会/編集 北九州市,1989年 <K211/キ/9> (226頁)
『定本 柳田國男集 第二十九巻』柳田 国男/著 筑摩書房 1964年<380.8/ヤ/29> (376頁)
『おばあさんの漬物,新装版』安部 ヱミ/著 葦書房 1993年 <K596/ア> (59~62頁)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000077023解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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