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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000076465
提供館
(Library)
大阪市立中央図書館 (2210006)管理番号
(Control number)
10-3A-201101-01
事例作成日
(Creation date)
2009/03/18登録日時
(Registration date)
2011年01月14日 02時00分更新日時
(Last update)
2011年02月05日 10時12分
質問
(Question)
大正時代から戦前の大阪市北区梅ヶ枝町(現在の北区西天満)に、五色湯もしくは五色温泉という公衆浴場(銭湯ではなく遊戯場のようなもの)があった。その住所が知りたい。
回答
(Answer)
下記の明治年間の資料で、所在地が確定できた。

・『大阪市湯屋平均一日使用水量』(大阪市水道事務所、1901)
  「五色湯 北区東梅ヶ枝町」と記載あり。
・『営業者紹介地図 大阪市及付近実地踏測』(有信館/編 有信館,1914)
  2図、東梅ヶ波(ママ)町部分に、「五色温泉 五八三番地」と個人名の記載あり。
・『地籍台帳・地籍地図〈大阪〉 1911(明治44)年 (第8巻 台帳編 大阪市北区及び接続町村)』 (吉江集画堂地籍地圖編輯部/編纂 宮本 又郎/監修 柏書房,2006.12)
 東梅ヶ枝町の項目(p.64)を見ると、五八三番地ノ一・二・三の姓名欄に『営業者紹介地図 大阪市及付近実地踏測』(有信館/編 有信館,1914)の五色温泉の部分に記載されている個人名と同じ名前あり。
・『地籍台帳・地籍地図〈大阪〉 1911(明治44)年(第4巻 地図編 大阪市北区及び接続町村)』(吉江集画堂地籍地圖編輯部/編纂 宮本 又郎/監修 柏書房,2006.12)
 東梅ヶ枝町の項目(p.58)で、五八三番地の場所を確認。

『角川日本地名大辞典 (27) 大阪府』 (角川書店,1983.10)
【東梅ヶ枝町】(p.1014)の項目によると、東梅ヶ枝町は、「明治33年-大正13年の北区の町名。もとは北区西成川崎の一部。大正13年梅ヶ枝町となる。」
【梅ヶ枝町】(p.189)の項目によると、梅ヶ枝町は、「大正13年-昭和53年の北区の町名。~昭和36年一部が西寺町1-2丁目、木幡町となり、残余は同53年西天満1-6丁目・野崎町・兎我野町になる。」

『大阪の町名 その歴史 上巻』(大阪市市民局/編集 大阪市市民局,1990.3)
北区の地図(p.69.70)で、梅ヶ枝町と町名変遷後の西天満の町域の確認が可能。
回答プロセス
(Answering process)
1.明治~昭和初期の大阪市北区の地図・商工地図および大阪市の電話帳を確認

 →“五色湯”・“五色温泉”の記載なし

2.大阪府立中之島図書館大阪文献データベース http://refdb.library.pref.osaka.jp/cdb0100.asp  (2011.1.13確認)を調査

 1)キーワード“温泉”→関連性の高そうなものなし
 2)キーワード“公衆浴場”→関連項目の“銭湯」”より、以下の資料の内容を確認
    雑誌『大阪人』2003年12月号「特集 風呂屋三昧」
    →「当世大阪風呂屋事情」(p.20-25)
       「大阪風呂屋史年表」(p.25)に、江戸時代~平成にかけての大阪の浴場に関する年表あり。
       明治・大正時代の湯屋の数があるが、参考文献の紹介なし。
       大正15年に大阪府湯屋業連合会設立、昭和18年に大阪府浴場組合連合会設立。

3.大阪府湯屋業連合会、大阪府浴場組合連合会等が発行の資料を検索

 1)『湯屋月報(第1号)』(大阪市湯屋業聯合事務所、1900(明治33)) 
   →内容は大阪市湯屋業聯合の組合規約と役員名簿(役員の氏名のみ)。個々の浴場名はなし。
 2)『公衆浴場史』(全国公衆浴場業環境衛生同業組合連合会、1972) 
   →「沐浴関係書籍主要書目」(p.438-449)
       明治時代~昭和初期にかけての書籍の箇所を見るが、参考になりそうなものはなし。
「公衆浴場史略年表」 明治時代~昭和初期にかけてを見るが「五色湯」「五色温泉」なし。(p.451-544)
 3)『大阪府浴場商業協同組合名簿 昭和29年12月1日現在』(大阪府浴場商業協同組合,1955.1)
    →当館所蔵の同名簿のうち最古。時代はあわないが一応確認し、記載なし。

4.当館所蔵資料を調査

 フリーワード“湯屋”ד大阪”で検索

 1)『大阪市湯屋平均一日使用水量』(大阪市水道事務所、1901)
      →「五色湯 北区東梅ヶ枝町」と記載あり。
    
   『角川日本地名大辞典 (27) 大阪府』 (角川書店,1983.10)【東梅ヶ枝町】(p.1014)の項目によると、
    「明治33年-大正13年の北区の町名。もとは北区西成川崎の一部。大正13年梅ヶ枝町となる。」

5.大阪の風俗についての図書に記載がないか確認

 1)郷土資料コーナーの資料を「NDC:384」で検索
   該当のものから関連のありそうな資料を確認
   『大阪の風俗』(宮本又次)第6章7項「風呂屋と湯女」→江戸時代の風呂屋についてで、「五色湯」「五色温泉」はなし
   『大阪歓楽街史』(社交街新聞社)→記載なし
 2)『上方 郷土研究 別巻』
    索引より湯屋、公衆浴場、遊里、遊技場等に関する事項がないか確認→なし

6.地図資料を調査

 『営業者紹介地図 大阪市及付近実地踏測』(有信館/編 有信館,1914)
  2図、東梅ヶ波(ママ)町部分に、「五色温泉 五八三番地」と個人名の記載あり。

 『地籍台帳・地籍地図〈大阪〉 1911(明治44)年 (第8巻 台帳編 大阪市北区及び接続町村)』 (吉江集画堂地籍地圖編輯部/編纂 宮本 又郎/監修 柏書房,2006.12)
  東梅ヶ枝町の項目(p.64)を見ると、五八三番地ノ一・二・三の姓名欄に『営業者紹介地図 大阪市及付近実地踏測』(有信館/編 有信館,1914)の五色温泉の部分に記載されている個人名と同じ名前あり。
 『地籍台帳・地籍地図〈大阪〉 1911(明治44)年(第4巻 地図編 大阪市北区及び接続町村)』(吉江集画堂地籍地圖編輯部/編纂 宮本 又郎/監修 柏書房,2006.12)
  東梅ヶ枝町の項目(p.58)で、五八三番地の場所を確認。

7.東梅ヶ枝町の変遷を確認
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
商業経営.商店  (673 9版)
参考資料
(Reference materials)
『営業者紹介地図 大阪市及付近実地踏測』有信館/編 有信館,1914<当館書誌ID:0080207619>
『地籍台帳・地籍地図〈大阪〉 1911(明治44)年 (第8巻 台帳編 大阪市北区及び接続町村)』 吉江集画堂地籍地圖編輯部/編纂 宮本 又郎/監修 柏書房,2006.12 ISBN 4-7601-3020-9<当館書誌ID:0011346646>
『地籍台帳・地籍地図〈大阪〉 1911(明治44)年(第4巻 地図編 大阪市北区及び接続町村)』吉江集画堂地籍地圖編輯部/編纂 宮本 又郎/監修 柏書房,2006.12 ISBN 4-7601-3016-0<当館書誌ID:0011346642>
キーワード
(Keywords)
湯屋
公衆浴場
銭湯
大阪府大阪市北区
梅ヶ枝町
西天満
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
図書館
登録番号
(Registration number)
1000076465解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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