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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000073253
提供館
(Library)
山梨県立図書館 (2110005)管理番号
(Control number)
9000006552
事例作成日
(Creation date)
2010年06月19日登録日時
(Registration date)
2010年11月09日 11時49分更新日時
(Last update)
2010年11月09日 11時50分
質問
(Question)
エゴノキの漢字を調べたら「斉墩木」はオリーブの漢名で誤用だとあった。正しくはどのような漢字を書くのか。
回答
(Answer)
エゴノキには「斉墩果」「斉墩樹」「斉墩木」の漢字をあてるが、これはオリーブの漢名で、エゴノキの漢名は「野茉莉」である。
回答プロセス
(Answering process)
1.『広辞苑』(新村出編 岩波書店 2008年)をひくと、「「斉墩果」の字を当てるが、これは本来オリーブの漢名」とある。また、『日本国語大辞典』第2巻(小学館編・発行 2001年)にも「漢名に、斉墩果を当てるのは、元来オリーブの漢名であるものの誤用」とある。

2.あて字の辞典にあたると、『難読語辞典』(府川充男編纂 太田出版 2005年)には、エゴノキは「斉墩果・売子木」と書かれている。

3.『植物3.2万名前大辞典』(日外アソシエーツ編・発行 2008年)には漢字表記は「斎墩木」とある。『図説草木辞苑』(柏書房 1988年)には漢名は「斎墩果」とあり別表記例として「棶椋」とある。また、「知佐(ちさ)」「萵苣木(ちしゃのき)」などの古名や「杓子木(しゃくしぎ)」「山萵苣(やまじさ)」などの別名の掲載がある。

4.『草木図説』木部 上(飯沼慾斎著 保育社 1972年)の解説には、漢名「野茉莉」とあり、「斉墩樹」は唐代の『西陽雑俎』にあり、これはオリーブでモクセイ科の植物である」とある。『日本中国植物名比較対照辞典』(増淵法之編 東方書店 1988年)には、和名は「エゴノキ【野茉莉】、「重修本草綱目」によれば別名、チサノキ、ロクロギとあり、斉墩果をあてている」、中国名は「野茉莉」とある。

5.インターネットの検索エンジンGoogleで「野茉莉」を検索すると、中国(語)のサイト「互动百科:全球最大中文百科」( http://www.hudong.com/wiki/%E9%87%8E%E8%8C%89%E8%8E%89 ※2010.11.09確認)がヒット。Googleの翻訳機能を使って日本語に訳すと、エゴノキの説明だった。原語のページでは「植物名称:野茉莉 别名:齐墩果」とある。「齐墩果」を検索すると、中国(語)のオリーブやオリーブオイルのことが書かれたページがヒットした。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
植物学  (470 9版)
参考資料
(Reference materials)
『草木図説』木部 上(飯沼慾斎著 保育社 1972年) (135-136)
『日本中国植物名比較対照辞典』(増淵法之編 東方書店 1988年) (44)
キーワード
(Keywords)
エゴノキ
植物
漢名
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
植物・園芸
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000073253解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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