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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000073062
提供館
(Library)
山梨県立図書館 (2110005)管理番号
(Control number)
9000006470
事例作成日
(Creation date)
2010年06月03日登録日時
(Registration date)
2010年10月30日 14時51分更新日時
(Last update)
2010年10月30日 14時51分
質問
(Question)
稲田石はどのような鉱物で構成されているか。
回答
(Answer)
稲田石(稲田御影石)など御影石と呼ばれる石材は花崗岩で、主要構成鉱物は、斜長石、カリ長石、石英、雲母。その他、角閃石、白雲母を含む場合がある。
回答プロセス
(Answering process)
1.自館システムで「石材」を件名検索し、資料をみると、構成鉱物の記述は『応用岩石事典』(応用岩石事典編集委員会編 白亜書房 1986年)p237に、花崗岩は「石英、長石、雲母の有色鉱物を主成分とする粗粒で結晶した岩石の総称」とあり、花崗岩の主な山地として茨城県笠間市稲田も記載されているが、次のものには構成鉱物の記述はなかった。
・『石材の事典』(鈴木淑夫著 朝倉書店 2009年)
・『石材・石工芸大事典』(鎌倉新書 1978年)
・『原色日本の石:産地と利用』(造園計画研究所企画編集 大和屋出版 1978年)
・『世界の銘石:墓石用石材カタログ』(インデックス編著 鎌倉新書 2003年)

2.『世界大百科事典』全31巻(平凡社 2007年)で「稲田石」の項を見ると、「茨城県笠間市稲田付近に産する黒雲母花コウ岩の石材名。中粒で、黒雲母が目立たず白っぽく見えるので白御影に分類される」とある。「御影石」の項を見ると、「花コウ岩質の石材名」「白御影は日本で普通にみられる黒雲母花崗岩の類」などの記述がある。「花コウ(崗)岩」の項を見ると、「深成火成岩のうち、斜長石、カリ長石、石英について、全長石中のカリ長石量=35~90容量%、長石+石英中の石英量=20~60%容量のものをいう。斜長石、カリ長石、石英、黒雲母からなり、そのほか角セン石、白雲母を含むことがある」とあり、石材の例として稲田石があげられている。

3.岩石や鉱物の事典類を見る。
・『原色岩石図鑑(保育社の原色図鑑)』(益富寿之助著 保育社 1987)の索引から検索すると、p9に「日本では、花崗岩は古くから御影石、庵治石、白川石、岡崎石、稲田石などと、産地の名で呼ばれてきたが…」「花崗岩は粒状の深成岩で、加里長石・曹長石・灰曹長石・石英・黒雲母・少量の普通角閃石・他の苦鉄鉱物などからできている」などの記述があり、p10には黒雲母花崗岩として、稲田みかげが紹介されている。
・『岩石と宝石の大図鑑』(ロナルド・ルイス・ボネウィッツ著 誠文堂新光社 2007年)で「花崗岩」のページを見ると、「花崗岩の主要構成鉱物は、長石、石英、雲母である。この3つの鉱物のうち、長石がもっとも多く、石英も10%以上含まれる」などの記述がある。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
岩石学  (458 9版)
参考資料
(Reference materials)
『世界大百科事典』第5巻(平凡社 2007年) (p208)
『原色岩石図鑑(保育社の原色図鑑)』(益富寿之助著 保育社 1987年) (p9)
『応用岩石事典』(応用岩石事典編集委員会編 白亜書房 1986年)
 (p237)
キーワード
(Keywords)
稲田石
御影石
石材
岩石
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
自然科学一般
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000073062解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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