このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000072739
提供館
(Library)
愛媛県立図書館 (2110043)管理番号
(Control number)
22-65
事例作成日
(Creation date)
2008年08月28日登録日時
(Registration date)
2010年10月26日 12時58分更新日時
(Last update)
2014年12月11日 11時53分
質問
(Question)
文政元(1818)年7月に西条藩の家臣が妾を射殺した事件があったが、何日のことか。また、家来の名前は「栗西」と「栗田」のどちらか。
回答
(Answer)
公的な記録がなく、確定できない。

【資料1】P447(半日閑話 巻14)の項目「栗西市之丞獄門」では「七月十四日頃」、「栗西市之丞」(「市之助」ではなく「市之丞」)。
      P488(半日閑話 巻16)にも「松平左京太夫家来鉄砲にて女を打殺す事」の項があるが、「松平左京太夫家来鉄砲にて女を打殺せし一条、再出故に除之」のみで本文なし。
【資料2】P357~370「明治九年取調禄高台帳 西條藩士族姓名簿」には、「栗田」、「栗西」、「筑木」姓の士族は記載なし。
【資料3】P34~52論文「『予州西条江戸挊願済筋控帳』より江戸勤番武士名を探る」にも、「栗田」、「栗西」、「筑木」姓の記載なし(『予州西条江戸挊願済筋控帳』は『渋谷区史料集 第1集』に収録されているが当館未所蔵)。

2014/12/05に国立国会図書館レファレンス協同データベース事業サポーター・寺尾様より以下の情報をご提供いただきました。
「こんにちは
下記文献に情報がありました。
江戸10万日全記録 : 実録事件史年表 明田鉄男編著 雄山閣 , 2003 ISBN:4639017995
p.217-218, p.219【よみうり・瓦版】
文政元年
7月14日
・・・栗西市之丞に鉄砲で射殺される・・・(文化秘筆)

かくやいかにの記 . 戯言養気集 ; 文化秘筆 ; 七種宝納記
長谷川元寛編 . 香西頼山遺書 臨川書店, 1969
(未刊随筆百種 / 三田村鳶魚校訂, 8)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001265148-00  」
回答プロセス
(Answering process)
【資料4】~【資料14】事件の記載なし。
事前調査事項
(Preliminary research)
1)ちくま文庫『江戸巷談 藤岡屋ばなし』p119「刀のけがれ」に、「文政元(1818)年7月14日、青山同心町借地の植木屋に、三味線を弾き芸者ともてはやされる、さきという娘がいた。松平左京大夫(伊予西条3万石)の家来が近所に住み、さきを妾のようにしていたのが主人に聞こえ国詰を命じられ、さきを同伴して帰国しようとしたが、さきはそんな田舎に行くのはいやだと拒む。怒った家来は鉄砲でさきを射殺した。家来は鉄砲が上手く藩内に弟子も多数いた。鉄砲を凶器にした理由を、さきは畜生同様なので刃物を使うと穢れになるので、禽獣のつもりで鉄砲で撃った」
2)『江戸巷談 藤岡屋ばなし』p149の「鉄砲女殺し事件」も同内容の話。こちらは「筑木七郎」の話で、「栗西市之助」が本名だというとあり、「刀のけがれ」と同一事件の別報らしい。
3)中公文庫『鳶魚江戸文庫 26花柳風俗』p263「青山組屋敷の芸者殺し」では、「伊予西条松平左京大夫の上屋敷、青山百人町の長屋に住む、同家師範役栗田市之助」が「文政元年7月10日」に射殺。「善光寺境内で切腹するつもりだったが、参詣人が多いため、同家屋敷の辻番に自訴した」。「芸者殺しよりも、江戸御府内で発砲したのが重く、獄門となった」
4)『江戸東京市井人物事典』(北村一夫著 新人物往来社)p105「栗田市之助」は『鳶魚江戸文庫26』からの引用
NDC
四国地方  (218 9版)
社会病理  (368 9版)
参考資料
(Reference materials)
【資料1】『大田南畝全集 11巻』(浜田義一郎ほか編集、岩波書店、1988) (底本は、半日閑話巻14は国会図書館本、巻16は静嘉堂文庫本)
【資料2】『西条報恩会誌』(塩出光雅編著、西条報恩会、1984)
【資料3】雑誌「西条史談 第44号」(西条史談会 平成10年5月)
【資料4】伊予史談会所蔵文書「栗田家文書」
【資料5】伊予史談会所蔵文書「栗田家勤功録」
【資料6】『東京都渋谷区青山学院構内遺跡-伊予西条藩松平家上屋敷跡の調査-』(青山学院構内遺跡調査委員会、1994)
【資料7】『西条市誌』(西条市、1966)
【資料8】『西条市誌編纂余録』(久門範政著、久門範政、1973)
【資料9】『西条誌』(矢野益治著、新居浜郷土史談会、1982)
【資料10】『伊予西条藩史・小松藩史』(秋山英一編著、伊予史籍刊行会、1931)
【資料11】『西条今昔抄』(久葉玄之著、久葉毅、1984)
【資料12】『愛媛県百科大事典』(愛媛新聞社、1985)
【資料13】『愛媛県史』(愛媛県、1980年代)
【資料14】雑誌「伊予史談」(伊予史談会、大正4年~)
キーワード
(Keywords)
西条藩(愛媛県)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
情報提供を希望します。
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000072739解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!