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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000071189
提供館
(Library)
北九州市立中央図書館 (2210015)管理番号
(Control number)
戸畑分館 99
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2010年09月11日 10時53分更新日時
(Last update)
2012年12月26日 15時36分
質問
(Question)
カタツムリとナメクジのちがいは何ですか?
回答
(Answer)
カタツムリもナメクジも陸生の貝類です。
『水の生物』に、「ナメクジは、貝がらが退化したカタツムリのなかまです」と記載があります。

また、『水の生物』には、カタツムリは、殻には「右巻きと左巻きがあります」、「ふたはなく、やわらかい体をちぢめて、からの中にひっこめて、敵や乾燥から身を守ります」「膜には呼吸をするための、小さな穴があいています。冬眠をするときも膜をはり、春までねむります」と記載があります。

『総合百科事典ポプラディア 2』には、カタツムリは「移動能力が低い」と記載があります。
『総合百科事典ポプラディア 7』には、ナメクジは「カタツムリと同じ仲間だが、殻は退化し、まったくなくなっている」と記載があります。

東京大学大学院理学系研究科理学部ホームページには、「巻貝は一般に水中でえら呼吸をするが、カタツムリは肺を持つため陸上で肺呼吸をする。背中に大きな貝殻を持つものをカタツムリ、殻が退化して消失したものをナメクジと呼ぶ。(中略)殻を持つことのメリットとしては、外敵に対する物理的防御、体からの水分の蒸発を防ぐなどがあるが、自分の体が隠れるような大きな殻を作ることは、物質とエネルギーの双方で大きな負担となる」
「殻をもたないナメクジは、殻に投資するエネルギーをすべて自分の体の成長に投資できるので成長がひじょうに早く、殻が無いことによって狭い場所にも入って行けるため、新しい生活環境に進出できるといったメリットがあるが、殻を持たないため、捕食や乾燥に対してはカタツムリよりも弱くなるというデメリットもある。カタツムリとナメクジのどちらが生存にとって有利であるかは、一概には言い切れず、環境要因にも大きく依存する」と記載があります。
回答プロセス
(Answering process)
自館所蔵の資料から
『総合百科事典ポプラディア 2』、『総合百科事典ポプラディア 7』に記載がありました。

また『カタツムリ』、『カタツムリ観察事典』よりカタツムリ、ナメクジがまき貝の仲間であることがわかりました。
このことから、自館所蔵の『貝のふしぎ図鑑』を調べましたが、明確な違いの記載はありませんでした。

次にOPACで、書名検索「カタツムリ ナメクジ」を入力、ヒットはありませんでした。
「カタツムリ」、4類、自館所蔵で絞込み検索を行いました。上記2冊のほかに下記資料がヒットしました。
『はじめての飼育と栽培 2』
「ナメクジ」、4類で検索すると『ゲッチョ先生のナメクジ探検記』
6類では、『ナメクジ』がヒットし、それぞれ市内所蔵をとりよせ参考にしました。

件名検索 「カタツムリ」をキーワードに『水の生物』がヒットしました。
「ナメクジ」では、『絵でみて“ちがいがわかる”本』がヒットし、参考にしました。

内容注記検索より 「ナメクジ」を入力し、
『いま、この研究がおもしろいpart2』ヒットしましたが、189頁「ナメクジウオから生命の不思議をさぐる」だったため該当しませんでした。
   
インターネットで、「カタツムリ ナメクジ」を検索すると、「東京大学 大学院 理学系研究科 理学部」HPがヒットしました。
理学部ニュース 研究室探訪「カタツムリの多彩な世界~上島 励 助教授(生物科学専攻)~」
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ken/tanbo/13.html ) 2011年3月29日 に記載があり、参考にしました。
   
以上の結果から回答し、参考資料を提示しました。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
『水の生物』 白山義久/〔ほか〕指導・執筆 松沢陽士/ほか撮影 楚山いさむ/ほか撮影 小学館 2005年 <483/ミ> (83~84頁)
『総合百科事典ポプラディア 2』 ポプラ社 2002年 <R031/ソ/2> (258~259頁)
『総合百科事典ポプラディア 7』 ポプラ社 2002年 <R031/ソ/7> (323~324頁)
『カタツムリ観察事典』 小田英智/構成・文 久保秀一/写真 偕成社 1997年 <484/オ> (37頁)
『貝のふしぎ図鑑』 谷村喬司/監修 PHP研究所 2008年 <484/カ> (23頁)
『はじめての飼育と栽培 2』 生活科を創る会/編 本間正樹/文 菊池東太/写真 小峰書店 1993年 <460/ホ/2> (42~43頁)
『カタツムリ』 増田戻樹/写真 小池康之/文 あかね書房 1978年 <400/カ/6> (52~53頁)
『絵でみて“ちがいがわかる”本』 村越正則/監修 PHP研究所 2009年 <031/ピ> (91~92頁)
『ゲッチョ先生のナメクジ探検記』 盛口満/著 木魂社 2010年 <484.6/モ>
『ナメクジ』 宇高寛子/著 田中寛/著 農山漁村文化協会 2010年 <615.8/ウ>
東京大学大学院 理学系研究科理学部ホームページ( http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ ) 2011年3月29日
キーワード
(Keywords)
かたつむり
ナメクジ
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000071189解決/未解決
(Resolved / Unresolved)