レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2001/09/26
- 登録日時
- 2010/08/06 02:00
- 更新日時
- 2013/07/28 16:41
- 管理番号
- 長野市立長野-01-038
- 質問
-
解決
曾祖父、ひいじいさんの「ひい」「ひひ」は何が元なのか。
- 回答
-
以下参考資料に記載されていたのでご紹介しました。
- 回答プロセス
-
『現代漢語例解辞典』
「曾」 <字義> かさなる。世代が重なる。
<解字> 象形。蒸気を発するための器具の上に、重ねたこしきから蒸気が発散している形にかたどり、「かさねる」の意味を表わす。」ともあり。
『大辞典 第21巻』
「ヒイ ひひ 名詞の上に冠し、その詞の示す血統より更に一世を隔てる意を示す辭。」とあり。
『小学館古語大辞典』
「ひひこ 曾孫 ①孫の子。「ひまご」「ひこ」「そうそん」とも。②子孫。後裔。末裔。
<語誌> 「ひひこ」から促音便「ひいこ」を経て「ひこ」になったか。古く「ひこ」は孫のこと。」とあり。
『日本国語大辞典』(第2版)
「ひ【曾】[接頭] 血縁関係を表す語についてさらに一代離れた関係にあることを示す。「ひじじ」「ひひこ」「ひまご」など。そう。ひい。」とあり。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 辞典 (813)
- 参考資料
-
- 『漢字語源辞典』藤堂 明保/著 学灯社 1979 <R822ト> (p114)
- 『大修館現代漢和辞典』木村 秀次/編,黒沢 弘光/編 大修館書店 1996.12 <R813タ> (p562)
- 『現代漢語例解辞典』尚学図書/編集 小学館 1992.01 <R813ケ> (p570)
- 『小学館古語大辞典』中田 祝夫/〔ほか〕編 小学館 1994.01 <R813シ> (p1407)
- 『大辞典 第21巻』平凡社 1994.08 <R031タ> (p281)
- 『日本国語大辞典 第11巻 第2版』小学館国語辞典編集部/編集 小学館 2001.11 <R813ニ11> , ISBN 4-09-521011-7 (p116)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000069870