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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000069456
提供館
(Library)
名古屋市鶴舞中央図書館 (2210001)管理番号
(Control number)
名古屋市鶴-2010-025
事例作成日
(Creation date)
2010年06月04日登録日時
(Registration date)
2010年07月22日 12時01分更新日時
(Last update)
2010年12月16日 15時42分
質問
(Question)
尾張の船乗りの漂流記で、「波丹物語」という資料がみたい。
回答
(Answer)
「波丹物語」という資料はみつかりませんでしたが、寛文8年(1668)に尾張国知多郡大野村の船が三河の沖合いで漂流してバタン島に漂着し、寛文11年(1671)に尾張に戻ることができたという漂流記録がありました。この漂流記録については、『日本庶民生活史料集成 第5巻』や『江戸漂流記総集 第1巻』などに翻刻があります。
回答プロセス
(Answering process)
(1)まず『国書総目録』を調べてみると、「波丹物語」という資料はみつかりませんでしたが、これと似た書名のものが何点かありました。そのうち、「馬丹島漂流記」の項に「尾張智多郡船頭孫左衛門等の漂流記」とありました。

(2)インターネットで「馬丹島漂流記」と検索してみると、『日本庶民生活史料集成 第5巻』や『江戸漂流記総集 第1巻』などの資料が紹介されていました。そこで、これらの資料の内容を確認してみると、尾張の船乗りがバタン(波丹、馬丹)島に漂流したという内容でしたので、こちらの資料を紹介しました。

(3)事後調査で、OPACで「漂流」と検索して日本の漂流記に関する資料を調べてみると、『漂流奇談集成』の「日本近世漂流記年表」に“寛文8年(1668)11月、尾張国知多郡大野村の船が三河の大山沖で漂流、12月にバタン島に漂着”とあり、この漂流記録に関する文献がまとめられていました。

(4)また、この漂流記録を現代語訳で紹介している資料(『日本人漂流記』・『江戸時代のロビンソン』)や、この漂流記録をもとにした小説(「バタン島漂流記」)がありました。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
地理.地誌.紀行  (290 9版)
参考資料
(Reference materials)
『国書総目録 第6巻』 森末義彰/等編 岩波書店 1969年 p.609
『日本庶民生活史料集成 第5巻』 池田晧/編  三一書房 1968年 p.551-559 (「尾州大野村船漂流一件」)
『江戸漂流記総集 第1巻』 石井研堂/[編]  日本評論社 1992年 p.171-191 (「馬丹島漂流記」)
『漂流奇談集成』 加藤貴/校訂 国書刊行会 1990年 p.481 (「日本近世漂流記年表」、「日本近世漂流関係文献目録」)
『日本人漂流記』 荒川秀俊/著 人物往来社 1964年 p.34-43
『江戸時代のロビンソン』 岩尾竜太郎/著 弦書房 2006年 p.126-139
『庄野英二全集 第3巻』 庄野英二/著 偕成社 1979年  p.141-228 (「バタン島漂流記」)
キーワード
(Keywords)
漂流記
波丹
馬丹
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
所蔵調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000069456解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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