レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年07月09日
- 登録日時
- 2010/07/16 16:12
- 更新日時
- 2015/11/25 15:01
- 管理番号
- 日進10S-7
- 質問
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解決
インドの国の法定休日が知りたい。
- 回答
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共和国記念日=1月26日
独立記念日=8月15日
ガンジー生誕記念日(ガンジー・ジャヤンティー)=10月2日の3日間である。
- 回答プロセス
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『南アジアを知る事典』(225/050)で”祝祭日”とひくと、「南アジアの祝祭日は宗教的なものと、非宗教的な国家の記念日の2つに大きく分けられる」ということがわかる。
ここから、質問にある”法定休日”は”非宗教的な国家の記念日”を指すと考えられる。
同項目にインドの国家の記念日として、共和国記念日・独立記念日・ガンジー生誕記念日が挙げられている。
『ミリオーネ全世界事典 7巻』(031/020/7)のインドの章をみると、”家族の祝祭と国民の祝祭”の項に国の祝日として同じ3つの記念日が挙げられている。
『記念日の事典』(386.9/03)の巻末にある国別祝祭日の一覧では同3日に新年とクリスマスが加えられていた。国家の記念日の確認はとれない。
『「国民の祝日」の来歴検証と国際比較』(308/025/76)p52-53、85
インドの全国で行われる法定休日は19日あり、共和国記念日1/26、独立記念日8/15、マハトマ・ガンジー生誕日10/2、太陽暦の元日とインド国歴の新年、以外の14日は宗教的な祝祭日であるとの記述と、p85の「主要国のナショナル・ホリデー対比表」にインドの法定休日一覧がある。
ここで挙げられている宗教的祝祭日は12/25を除きインド国暦で扱われており、固定日の祝日ではない。
その他資料では同内容の記述がみつからなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- インド (225 7版)
- 参考資料
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- 『南アジアを知る事典』辛島昇他監/平凡社/2002/(225/050)p351-352
- 『ミリオーネ全世界事典 7巻』吉原俊一編/学習研究社/1980/(031/020/7)p355-356
- 『「国民の祝日」の来歴検証と国際比較』所功著/國民會館2008/(308/025/76)p52-53、85
- キーワード
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- インド
- 法定休日
- 休日
- 祝日
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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『ワールドガイド インド2007年版』(290.8/07/0548)p291
『地球の歩き方 インド2007~2008年版』(290.9/07/0652)p107
旅行ガイドブックの”祝祭日とイベント”の項目でも紹介されているが、法定休日の特定はできない。
しかし、「インドでは宗教や州ごとに様々な祝祭日があるが、国民的な祝祭日として祝うのは毎年同じ日付である」との記述がある。
上記の資料は除籍 (2015/11/25更新)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 司書講習生
- 登録番号
- 1000069173