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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000068107
提供館
(Library)
岩手県立図書館 (2110044)管理番号
(Control number)
岩手-0035
事例作成日
(Creation date)
2010年03月13日登録日時
(Registration date)
2010年06月17日 17時30分更新日時
(Last update)
2010年09月29日 19時16分
質問
(Question)
イギリスの政治家、カーソン卿について知りたい。

オーランド諸島の領有権問題を解決する為に、国際連盟の新渡戸稲造に話を持っていった人物。
回答
(Answer)
カーソン卿という人物が、オーランド諸島の領有権問題を国際連盟に持ち込んだという記述は、
当館所蔵資料の中には見つけられなかった。
ただし、キーワード「カーソン卿」「オーランド諸島」でgoogle検索したところ、
財団法人水資源協会のホームページに、オーランド諸島の帰属問題の際、
「イギリスの外相カーソン卿が仲介の労をとる動きを見せたがカーソン卿は結局
中継役として国際連盟にこの紛争解決を委ねたのでした。その時国際連盟本部次長が
新渡戸稲造であった。」という記述を確認。

財団法人水資源協会
温故知新‐水を語る‐(水サロン発表資料要集)第10回 平成19年(2007年)10月15日 
発表「公共用水域の水質保全を目指した日本の下水道事業を振り返って」
久保赳(日本下水道協会名誉会員) p.6
http://www.jawa.or.jp/salon/files/data/10-01.pdf
(最終アクセス2010年6月20日)

オーランド諸島(スウェーデン語名でアハベナンマー諸島)は第一次世界大戦後、
フィンランドとスウェーデンとの間で島の帰属をめぐり紛争が持ち上がり、
国際連盟の決定(1921年)により、フィンランド領となった。
当時、紛争調停に当たって解決の道を開いたのが、国際連盟事務次長の新渡戸稲造。

『新渡戸稲造研究 第7号』
 p.1-44 一、バルト海から未来を照らす‐新渡戸稲造国際連盟事務次長の業績‐ 
   オーランド島取材団の報告

『新渡戸稲造全集 第19巻』 
 p.453-486,726-732 国際連盟の業績と現状

同時期、1919-1924年にイギリスの外相だったのがカーゾン。
Curzon,George Nathaniel,1st Marquis 1859.1.11-1925.3.20

カーゾンについて記述が確認できる当館所蔵資料は下記の通り。

『岩波西洋人名辞典 増補版』 p.335 

『コンサイス外国人名事典』 p.205 

『外国人名事典』 p.162

『岩波=ケンブリッジ世界人名辞典』 p.209

『広辞苑 第6版』 p.449

『世界人物事典』 p.210

『世界人名辞典 西洋編』 p.173

『世界大百科事典 5 カウ-カヘチ』 p.361

『日本大百科全書 5 かく‐かる』 p.329

『世界伝記大事典 世界編3 カ~クリ』 p.70-71

『大事典ナビックス』 p.509

『大百科事典 第4巻 オーメ-カク』 p.339

その他の情報として、上記『世界伝記大事典 世界編3』p.71に次の記述を確認。
「カーゾン個人に対する日本語の文献はないが、坂井秀夫“現代の開幕”(1969,福村出版)が
外相としての活動を比較的詳しく扱っている。またA.J.P.テイラー著、都築忠七訳
“イギリス現代史”第1巻(1968,みすず書房)も晩年の彼の活動に触れている。」

<補足>2010年9月29日更新
近畿大学さまより、次の情報をいただきました。

CiNiiで、フリーワード:カーゾン、出版年:古い順に表示 で検索すると、
下記の論文がヒットする。
http://ci.nii.ac.jp/  (2010/09/07確認)

『カーゾンと「極東問題」』小田健
天理大学学報 (152), p19-37, 1986-09
内容:オーランド諸島領有権問題、新渡戸稲造に関する情報はないが、
George Nathaniel Curzonの生い立ちや人物情報に関するいくつかの記述がある。
回答プロセス
(Answering process)
1. 西洋の人名辞典や百科事典、人物データベース等で調査。

 『JapanKnowledge』 http://na.jkn21.com/top/corpdisplay
 
 『e-レファレンス・ライブラリー』 http://202.248.174.67/e-refa_front/index.html

2. 新渡戸稲造の資料を調査。

3. オーランド諸島の領有権問題について、
  イギリス、スウェーデン、フィンランドの資料をブラウジング。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
伝記  (280 9版)
参考資料
(Reference materials)
『新渡戸稲造研究 第7号』 新渡戸基金 1998
『新渡戸稲造全集 第19巻』 新渡戸稲造/著 新渡戸稲造全集編集委員会/編 教文館 1985
『岩波西洋人名辞典 増補版』 岩波書店編集部/編 岩波書店 1981
『コンサイス外国人名事典』 三省堂編修所/編 三省堂 1999
『外国人名事典』 平凡社 1956
『岩波=ケンブリッジ世界人名辞典』 デイヴィドクリスタルほか/編 岩波書店 1997
『広辞苑 第6版』 新村出/編 岩波書店 2008
『世界人物事典』 旺文社 1967
『世界人名辞典 西洋編』 河部利夫ほか/編 東京堂出版 1977
『世界大百科事典 5 カウ-カヘチ』 平凡社 2007
『日本大百科全書 5 かく‐かる』 小学館 1985
『世界伝記大事典 世界編3 カ~クリ』 ほるぷ出版 1980
『大事典ナビックス』 講談社 1997
『大百科事典 第4巻 オーメ-カク』 平凡社 1932
キーワード
(Keywords)
カーソン卿
カーゾン
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
人物
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000068107解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決