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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000065528
提供館
(Library)
立命館大学図書館 (3310012)管理番号
(Control number)
K09-007
事例作成日
(Creation date)
2008年04月09日登録日時
(Registration date)
2010年03月30日 14時00分更新日時
(Last update)
2014年01月29日 18時42分
質問
(Question)
出来れば関西圏(特に京都)で、明治39年の物価について。100円で①土地②米、がどれ程買えたか。③当時の100円は現在価値で何円程度か。④家の値段(町人の家)はいくら位か知りたい。
回答
(Answer)
①地価について
・『京都市統計書/京都市役所編纂』(明治41年)p.10~13
→明治41年京都市上京区・下京区の年期地段別及地価や地価最高最低場所及段金が掲載
・『京都府百年の年表/ 京都府立総合資料館編集』
→2.商工編p.103に明治30年の京都市内の標準一坪あたりの地価掲載
・『値段の明治・大正・昭和風俗史/ 週刊朝日編』(正)
→銀座の地価の項目(p.111)に明治5年~昭和54年まで掲載。ただし、明治39年度は無く、近辺で は明治30年、大正2年分が掲載
※100円でいくら購入できたかは、上記データをもとに算出可能

②米価について
・『物価の世相100年』岩崎爾郎著/読売新聞社/1982.7
→「主要品目表」p.290-291に明治1年から昭和55年までの米価一覧が掲載
・『京都市統計書/京都市役所編纂』(明治41年)
→「第5編産業」米の項目(p.68)に明治41年の京都上京区・下京区別1石の粳米、糯米が掲載
→「第9編貸銭及物価」物価の項目(p.171)に明治41年3、6、9、12月の米(上中下)1石の値段が掲載
・『値段の明治・大正・昭和風俗史/ 週刊朝日編』(正)
→の米の項目(p.115)に幕末~昭和55年までの米価が掲載
・『明治大正国勢総覧』東洋経済新報社/1975
→p.395 明治元年~大正15年までの米価が掲載(明治39年、大阪堂島正米平気相場月別一覧に 各月の1石の米価掲載。他にも同年の東京白米1石の各月小売平均相場など数点の資料が掲載)
(※『日本長期統計総覧』には掲載なし)
・農林水産省関東農政局静岡農政事務所
http://www.maff.go.jp/kanto/chiikinet/shizuoka/index.html
→「400年の米価」の項目に、江戸時代から平成まで400年間の米価の移り変わりのリストが掲載
※100円でいくら購入出来たかは、上記データをもとに算出可能

③円価について
(内容そのものが記載されている資料が無かった為、同じ物価を比較する方法を代用案としてご案内。
ただし、当時の社会状況などの影響を考えると単純には比較出来ない旨もお伝え)
(公務員の初任給あたりが物価の比較対象として適していると思われる)
・『値段の明治・大正・昭和風俗史/ 週刊朝日編』(正)
→明治40年の公務員の初任給が掲載(初任給=50円)現在の給与はインターネット資料人事院のホームページに掲載(平成19年4月=181,200円)また、同資料に現在も刊行中の雑誌『中央公論』の価格の変遷が掲載されていた為、こちらもご案内。
(明治42年=20銭、現在=762円:本体価格)
・『物価の世相100年』岩崎爾郎著/読売新聞社/1982.7
→明治1年~昭和56年までの円価(1円、10円、100円の値打ち)表が掲載(ただし、明治39年の欄には記載なし、近い年のものを参考にしていただく)
・日本銀行ホームページ「教えて!にちぎん」
http://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/history/j12.htm/
→「日本銀行や金融についての歴史・豆知識」に「昭和40年の1万円を今のお金に換算するとどの位になりますか?」のQ&Aが掲載。物価指数から導く計算式が紹介されており、明治39年のものも算出可能
・人事院ホームページ
http://www.jinji.go.jp/kyuuyo/f_kyuuyo.htm
→勧告→国家公務員初任給の変遷が掲載(平成19年4月=181,200円)

④住宅の価格
・『住宅(産業の昭和社会史:5))/本間義人著』(日本経済評論社, 1987.5)(ISBN: 481880150X)
→p.40に明治43年の建売住宅(土地付)の値段が掲載
・『住生活史 : 日本人の住まいと生活 / 平井聖著』(放送大学教育振興会.1989)
→p.169に大正2年あたりの等級甲乙丙それぞれの建物のの概算見積が掲載
※以下に住宅工事代金が掲載。販売値は不明だが、工事代金を上回る額になる事は予測できる。
・『近代日本の都市型住宅の変遷:明治から現在まで、36の住宅にみる都市一戸建て住宅の歴史』
都市住宅研究所編(都市住宅研究所, 1984.2)→p.9に掲載あり
・『近世京都の町・町家・町家大工』日向進著(思文閣出版,1998)→p.208に掲載あり

※調査とは直接関係はないが『古都の近代』林屋辰三郎責任編集(學藝書林.1975)のp.466に明治20年あたりの京都市上京・下京区のそれぞれの家持戸数と借家戸数が掲載。当時家持は上・下京全戸数の4分の1だったことがわかる。

利用者に上記内容を報告
→不明点はいくつかあるが、これで良いとの事。(調査終了)
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
・『社会生活統計指標 : 体系と指標値』 総理府統計局(日本統計協会.1977)(ISSN=02891360)
・『日本の住宅・土地 : 住宅・土地統計調査の解説』総務省統計局[編集](日本統計協会,2001.5)
・『住宅・土地問題研究論文集』 日本住宅総合センター
・『明治世相編年辞典』朝倉治彦, 稲村徹元編(東京堂出版.1965)
・『京都府紀伊郡誌』紀伊郡役所編(1972)
・『京都府百年の資料』京都府立総合資料館編(京都府,1972)
・『史料京都の歴史』京都市編(平凡社,1979.1)第4巻:市街・生業(ISBN=4582477046)
・『食・住』南博 [ほか] 編(近代庶民生活誌 / 南博責任編集 ; 6)(ISBN=4380875237)
・『匠 : 成熟する都』村井康彦編(京の歴史と文化 / 村井康彦編 ; 6 . 江戸時代後期)(ISBN=4062519569)
・『図説京都府の歴史』森谷尅久責任編集(図説日本の歴史 / 色川大吉 [ほか] 監修 ; 26)(ISBN=4309611265)
・『幕末明治風俗逸話事典』紀田順一郎著(東京堂出版, 1993.5)(ISBN: 4490103387)
・『幕末維新京都町人日記: 高木在中日記』高木在中著(清文堂史料叢書 ; 第30刊)(ISBN=4792402875)
・『日本近代史辞典』京都大学文学部国史研究室日本近代史辞典編集委員会編(東洋経済.1968)
・『宇治川東部の生活と環境』林屋辰三郎, 藤岡謙二郎編(宇治市史 ; 5)(宇治市役所,1979.12)
・『すまい考今学 : 現代日本住宅史』西山夘三著(彰国社, 1989.12)(ISBN=439500282X)
・『近世京都の町・町家・町家大工』日向進著(思文閣出版, 1998.11)(ISBN: 4784209840)
・『日本のすまい』西山夘三著 第1巻 (勁草書房, 1975.8-1980.10)(ISBN=4326748079)
・『住生活論』清家清, 本間博文編著(放送大学教材 ; 51061-1-8511 . 住居 ; 1)(ISBN=4145106415)
・『住生活史 : 日本人の住まいと生活』平井聖著(放送大学教材 ; 51380-1-8911)(ISBN: 4145138414)
・『日本住宅の歴史』平井聖著(NHKブックス ; 209)(日本放送出版協会, 1974)
・『住まいの事典』梁瀬度子 [ほか] 編(朝倉書店, 2004.11)(ISBN=4254630034)
・『住宅経済データ集』建設省住宅局住宅政策課監修(住宅産業新聞社/記述は平成元年度)
・『經濟史研究』經濟史研究會(新和出版社/復刻版)
・『京都』(白川書院,1969)
キーワード
(Keywords)
物価、米価、地価
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
物価
質問者区分
(Category of questioner)
学生
登録番号
(Registration number)
1000065528解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決