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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000063071
提供館
(Library)
大阪市立中央図書館 (2210006)管理番号
(Control number)
10-3B-201002-01
事例作成日
(Creation date)
2010/02/05登録日時
(Registration date)
2010年02月11日 02時11分更新日時
(Last update)
2010年04月21日 10時17分
質問
(Question)
ビー玉は大阪で製造されていたらしいが、いつごろどこで作られたのか。
回答
(Answer)
ビー玉は、明治中期から製造された清涼飲料水のラムネ(レモネード)の瓶内の中蓋(なかぶた)用に用いられたので、ラムネ玉ともよばれた。
大阪市北区相生町にあった徳永硝子製造所の徳永玉吉が、明治25年(1982)ラムネの玉壜を国産化することに成功。
徳永硝子製造所は、昭和十二年株式組織に改め、徳永硝子株式会社になり、1941年3月に日本硝子株式会社に合併された。

ビー玉の名称の由来はポルトガル語でガラスの意をもつビードロvidroの略とする説のほか、明治(時期は不明)、ラムネの玉壜に入れて使えない不良品“B玉”を大阪の松屋町筋の玩具問屋街で売るようになったとの説もあり。

下記の資料をご紹介。
1.『ビー玉』 (森戸 祐幸/文 ; 玉の博物館/監修 文渓堂,2003.3)
2.『おもちゃ博物館 4 めんこ・ビー玉』 (多田 敏捷/編 京都書院,1992.7)
3.『びんの話』(山本 孝造/著 日本能率協会,1990.11)
4.『日本清涼飲料史』(東京清涼飲料協会/編 東京清涼飲料協会,1975)
5.『北区誌』(大阪市北区役所,1955.6)
回答プロセス
(Answering process)
1.商用データベース「Japan Knowledge(ジャパンナレッジ)(事典・辞書等) 」

『日本大百科全書』ビー玉の項より
「ガラス製玩具(がんぐ)の一種。ビーはポルトガル語でガラスの意をもつビードロvidroの略で、ガラス玉のこと。明治中期から製造された清涼飲料水のラムネ(レモネード)の瓶内の中蓋(なかぶた)用にこれが用いられたので、ラムネ玉ともよばれた。子供たちの間では、これを一定の距離から指に挟んで前方にはじき出すようにしたり、投げたりして相手の玉に当てる遊びがみられる。小物玩具として売られているが、賭(か)け事遊びとして、その流行期にはめんこ、べいごま遊びなどとともに小学校で禁止されたりした。」

2.当館所蔵のおもちゃ関連の資料を調査

『ビー玉』 (森戸 祐幸/文 文渓堂,2003.3)「日本のビー玉の歴史」(p29-30)
明治30年ごろに、大阪でガラスのビー玉が作られるようになり、明治末期ごろに全国的に、ビー玉遊びが普及。
※大正13年創業のビー玉製造会社「日本特殊硝子球工業株式会社」(大阪市城東区)のパンフレット掲載

『おもちゃ博物館 4 めんこ・ビー玉』 (多田 敏捷/編 京都書院,1992.7)
初期のガラスのビー玉(明治30年(1897)頃(p47)の写真有

3.当館所蔵の瓶関連の資料を調査

『びんの話』 (山本 孝造/著 日本能率協会,1990.11)
「第8章 ラムネとサイダー」
明治(時期は不明)、ラムネの玉壜に入れて使えない不良品“B玉”を
大阪の松屋町筋の玩具問屋街で売るようになったのが、ビー玉の名前の由来の一つの有力な説。(p156)
「徳永玉吉の国産工場」(p158-162)ラムネ壜を国産化した徳永玉吉についても記載あり。

『日本清涼飲料史』 (東京清涼飲料協会,1975)
「ラムネ玉壜の始り(明治16年頃) 卯野雅弘(大阪徳永硝子製造所支配人)(p107-108)

『壜のあゆみ』 (大阪硝子壜問屋協同組合,1973)
明治16年1月に徳永ガラスは大阪市北区相生町工場を設立、明治25年年末にラムネ壜完成。(p37-38)

2010.2.22追加調査

4.徳永硝子の所在地である北区関連資料を調査

『北区誌』(大阪市北区役所,1955.6)
p365  明治15年ごろの北区内の工業の状況として、「徳永硝子」の名前があり、主要事業は「硝子瓶付属製品」。
p595  徳永硝子製造所が、「明治二十五年ラムネビンの製造に成功してから社運の隆起とともに昭和十二年株式組織に改め」徳永硝子株式会社になったこと、さらに、近く日本硝子株式会社に合併される予定であることなどの記載有。

5.日本硝子株式会社  http://www.nsg.co.jp/  (2010.2.22確認)の情報を確認

会社情報>沿革に下記の記載あり。

1941年3月 徳永板硝子製造株式会社を吸収合併し、尼崎所在の尼崎工場を加える
事前調査事項
(Preliminary research)
『子どもの四季』 三井 良尚/[著] ; 大塚 一路/え 時事通信社,1976<当館書誌ID:0080003398>p108をご覧になってのご質問。
NDC
人形.玩具  (759 9版)
参考資料
(Reference materials)
商用データベース「Japan Knowledge(ジャパンナレッジ)(事典・辞書等) 」
『ビー玉』 森戸 祐幸/文 玉の博物館/監修 文渓堂,2003.3 ISBN 4-89423-354-1<当館書誌ID:0010505061>
『びんの話』 山本 孝造/著 日本能率協会,1990.11 ISBN 4-8207-0723-X<当館書誌ID:0000222725>
『日本清涼飲料史』 東京清涼飲料協会/編 東京清涼飲料協会,1975<当館書誌ID:0080164127>
『壜のあゆみ』 壜のあゆみ編集委員会/編 大阪硝子壜問屋協同組合,1973<当館書誌ID:0080164053>
『おもちゃ博物館 4 めんこ・ビー玉』 多田 敏捷/編 京都書院,1992.7 ISBN 4-7636-2053-3<当館書誌ID:0000269093>
『北区誌』大阪市北区役所,1955.6<当館書誌ID:0000244948>
キーワード
(Keywords)
ビー玉
ラムネ玉
大阪府大阪市北区
徳永硝子製造所
徳永玉吉
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
MIHO MUSEUM http://www.miho.or.jp/booth/html/doccon/00004516.htm  (2010.2.10確認) 徳永硝子のラムネびん 画像掲載
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000063071解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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