レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/09/13
- 登録日時
- 2010/01/24 02:11
- 更新日時
- 2010/02/03 08:18
- 管理番号
- 埼久-2009-055
- 質問
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解決
商品購入における比較分析について書かれた資料が見たい。人が商品を買う際に、値段・デザイン・サービス等を総合的に判断して購入決定するが、このような無意識のうちの比較分析について研究している資料。
- 回答
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以下の資料に関連記述があった。
『〈快楽消費〉する社会』
比較分析についての記載はないが、p10-12に問題解決行動としての消費者行動に関する記述あり。
比較分析に該当する行動を「情報処理」としている。
p178に賢い消費者の基本的購買技術として、五つの「購買原理」があげられている。出典資料は『賢い消費者』となっている。
『賢い消費者-アメリカの消費者教育の教科書』
p148-「第13章 購買技術を磨く」あり。
『現代マーケティングと消費者行動 改訂版』
p163-172「第7章 消費者行動のプロセス 第3節 購買意思決定」に消費者の購買決定について専門的な用語を使って解説している。
『このブランドに、いくらまで払うのか』
p6-17「第1章「二極化する消費」の時代 2 消費者はどのようにして買うものを決めるのか」に購買決定についての記述あり。ブランド選択のルール「ヒューリステイックス」についても記述あり。
p33-70「第2章 消費者はどのように価格を評価するのか」も関連すると思われる。
『消費者行動論体系』
p33-「第3章 購買と交換 3-1購買行動」の中に「小売店選択基準」として8項目あり。
『消費者の価格判断のメカニズム 内的参照価格の役割』
「内的参照価格」(=「消費者が自分の記憶から想起する価格であり、ある商品の販売価格を観察する際にその価格が妥当であるかを判断するための基準として用いられる価格である。」p1より)と購買決定についての記述あり。
『戦略的消費者行動論』
p139-「第7章 消費者の情報処理接触と態度形成 7-1消費者の意思決定プロセスと外部情報」
p142-「7-2過去の研究のレビュー」あり。
『消費者の情報調査』
p27-「ブランドの魅力」p46-「ブランドイメージ」が関連すると思われる。
『店舗内購買行動とマーケティング適応』
「店舗内」ということだが、購買行動の分析等あり。
『心が消費を変える』
p89-「消費態度モデルの構築」に商品の比較ではないが、「消費者の意識と行動調査」についての記述あり。
- 回答プロセス
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NDC分類675(マーケティング)の書架にあたって資料を直接調べた。
- 事前調査事項
- NDC
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- マーケティング (675 9版)
- 参考資料
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- 『〈快楽消費〉する社会』(堀内圭子 中央公論新社 2004)
- 『賢い消費者-アメリカの消費者教育の教科書』(J・G・ボニス 家政教育社 1998)
- 『現代マーケティングと消費者行動 改訂版』(松江宏 創成社 1990)
- 『このブランドに、いくらまで払うのか』(白井美由里 日本経済新聞社 2006)
- 『消費者行動論体系』(田中洋 中央経済社 2008)
- 『消費者の価格判断のメカニズム 内的参照価格の役割』(白井美由里 千倉書房 2005)
- 『戦略的消費者行動論』(清水聰 千倉書房 2006)
- 『消費者の情報調査』(日本繊維製品消費科学会 弘学出版 2000)
- 『店舗内購買行動とマーケティング適応』(渡辺隆之 千倉書房 2000)
- 『心が消費を変える』(佐野美智子 多賀出版 2004)
- キーワード
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- 消費者行動
- 消費
- マーケティング
- ヒューリステイックス
- 情報処理
- 購買原理
- ブランド
- 価格
- 販売
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000062332