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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000062248
提供館
(Library)
名古屋市鶴舞中央図書館 (2210001)管理番号
(Control number)
名古屋市千-2010-001
事例作成日
(Creation date)
2010年01月15日登録日時
(Registration date)
2010年01月21日 18時43分更新日時
(Last update)
2014年03月25日 17時13分
質問
(Question)
東山植物園のドーム型温室の設計者、設計モデルについて知りたい。
回答
(Answer)
温室(前室)の設計は名古屋市建築課の技手の一圓俊郎らが担当し、昭和11年に着工され、翌年竣工しました。この温室はロンドン郊外にあるキュー・ガーデンズの温室を手本にしたとされています。成立過程と温室の設計等については富屋均著『東山植物園の成立過程と温室の構想・設計について』が最も詳しく書かれています。
回答プロセス
(Answering process)
(1)名古屋市東山動植物園発行の『ひがしやま』を調べてみると、創刊号に温室前館が平成18年12月19日に国の重要文化財に指定されていることがわかりました。

(2)名古屋市内の建築物なので、目次情報の検索が可能な財団法人名古屋都市センターの「図書/雑誌(全資料)横断検索」で検索してみると、『官庁建築家名古屋市建築課の人々とその設計』などの資料が見つかりました。同書を確認してみると、温室に関わった技師や製図者の名前や施工を請け負った会社などが書かれていました。設計モデルについても「ロンドン郊外にあるキューガーデンの温室を手本にしたとされる」とありました。

(3)また、『官庁建築家名古屋市建築課の人々とその設計』の参考資料に挙げられていた『近代建築史と共に歩んだ足跡』を調べてみると、「当時の工事関係者の写真」(集合写真)などがありました。

(4)確認のため「キューガーデン」についても調べてみると、ロイヤル・ボタニック・ガーデンズ、キュー(Royal Botanic Gardens, Kew 通称「キュー・ガーデンズ」)にはキューを代表する三つの温室(パーム・ハウス、テンパレート・ハウス、プリンセス・オブ・ウェールズ・コンサバトリー)があることがわかりました。このうち、キュー・ガーデンズを代表する建物であるパーム・ハウスが東山植物園の温室と同様に丸みを帯びた形状をしていますが、パーム・ハウスが直接のモデルであることを示す資料は見つかりませんでした。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
各種の建築  (526 9版)
植物学  (470 9版)
参考資料
(Reference materials)
『ひがしやま』 東山公園協会 創刊号(平成19年7月) p.23
『官庁建築家名古屋市建築課の人々とその設計』 瀬口哲夫/著 C&D出版 2009年 p.164-169 (植物園温室図面内容一覧(図面名称、技師、製図者など)があります。)
『近代建築史と共に歩んだ足跡』 [北川組/編] 北川組 2001年 p.76-77 (「当時の工事関係者の写真」などがあります。)
『名古屋特輯号(公園緑地 第1巻第5号)』 公園緑地協会公園緑地 1937年 p.28-30 (「東山植物園温室正面図」、「東山植物園温室平面図」があります。)
『復刻土木建築工事画報 第14巻上』 土木学会/監 アテネ書房 1995年 p.76-81
『イギリス庭園紀行 上』 日経BP企画 2006年 p.62-71
『東山植物園の成立過程と温室の構想・設計について』 富屋均[著] [富屋均] [2013] (日本植物園協会誌 第48号2013年11月の抜刷)
キーワード
(Keywords)
東山植物園
温室
名古屋市建築課
一圓俊郎
キュー・ガーデンズ
水野耕一
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000062248解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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