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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000057750
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼久-2009-016
事例作成日
(Creation date)
2009/04/08登録日時
(Registration date)
2009年09月09日 02時12分更新日時
(Last update)
2009年09月17日 09時11分
質問
(Question)
「くん」「さん」「先生」など、呼び方の変遷や使用例についてまとめた資料を探している。
回答
(Answer)
『日本大百科全書 8』(小学館)
p86「敬称」の項に「いまもっとも一般的なものとしては、主として書きことばに用いられる「様」「殿」「氏」があり、話しことばでは男子に「くん」男女両方に「さん」が用いられる。」「1952年に文部省から出た『これからの敬語』でも「さん」を標準の形としている。」の記述あり。回答プロセスを参照のこと。
その他、敬称、敬語に関する一般書より調査し、該当記述があった以下の資料を紹介する。
『敬語「ことば」シリーズ 1』(大蔵省印刷局)
『講座国語史 5 敬語史』(大修館書店)
『敬語の用法 角川小辞典 6』(角川書店)
『敬語の極意』(祥伝社)
『敬語講座 9 敬語用法辞典』(明治書院)
『人称詞と敬語』(人文書院)
『日本人の敬語生活史』
『敬語の使い方』(明治書院)
『敬語』(岩波書店)
回答プロセス
(Answering process)
百科事典を「敬称」について調査する。
『日本大百科全書 8』(小学館)の『これからの敬語』に関する記述を確認する。
敬称、敬語に関する一般書より調査する。
『敬語「ことば」シリーズ 1』(大蔵省印刷局)
p25-36 大石初太郎「論説敬語の仕組み」の「尊敬語」の中、p26「人を呼ぶ言い方」に「先生 ○○さん ○○様」あり。
p83-88 昭和27年4月14日、第一期国語審議会から文部大臣に建議された「これからの敬語(建議)」の「敬称」の項に「「さん」を標準の形とする。」「「くん(君)」は男子学生の用語である。それに準じて若い人に用いられることもあるが、社会人としての対話には、原則として「さん」を用いる。」

『講座国語史 5 敬語史』(大修館書店)
p170-175 敬称の接尾辞について、古代の「殿」「君」の使用例、使用推移などの記述あり。

『敬語の用法 角川小辞典 6』(角川書店)
p209-210くん(君)、p272-274さま(様)、p277-279さん、p303-304せんせい(先生)などの呼称について、使用例をあげ用法を詳細に解説している。

『敬語の極意』(祥伝社)
p73-118 「3章 第三者に対する敬語の使い方」に各種場面での敬語の使い方とともに、呼称の用方が説明されている。

『敬語講座 9 敬語用法辞典』(明治書院)
p87-88手紙の敬語の、あて名の敬称の用い方に、昭和27年5月文部省「これからの敬語」の引用あり。「「先生」は教師に対して用いるが、医師、弁護士などを初めとして、尊敬すべき相手に用いられることもある。」「「君」は、主として友人に対して用いられる」とあり。

『人称詞と敬語』(人文書院)
p74-76「出席の資格が同等な会議ではその会議中はすべての同席者にたいして同一の対称詞自称詞で応対するのが(中略)協調規則に沿うものであろう。このことはクンやサンなどの呼称接尾語にも言えることだ。」として、国会では「議員はクンづけで呼ぶ」慣習を例としてあげている。

『日本人の敬語生活史』
p346 敬称の項があり、「1「さん」を標準の形とする。」とし、「さま」「氏」「くん」などの用法の記載あり。
p348-349 新聞・ラジオの用語の項があり、上記同様に用法の記載あり。

『敬語の使い方』(明治書院)
p155-159 あて名の敬称と脇付けの項があり、「殿」と「様」の用い方のほか、「先生」「兄」「君」などの用法の記述がある。

『敬語』(岩波書店)
p133-134 「信愛の表現」を敬語のはたらきのひとつとして「-さん」「-くん」「-ちゃん」などの使用例をあげている。

その他、調査済み資料(該当事項のなかったもの)
『敬語 続 「ことば」シリーズ 24』(大蔵省印刷局)『朝倉日本語講座 8 敬語』(朝倉書店)『日本敬語史研究』(笠間書院)『敬語の大系 敬語講座1』(明治書院)『日本の敬語論』(大修館書店)『敬語で解く日本の平等・不平等』(講談社)『国文学年次別論文集 国文学一般 平成10年』
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
辞典  (813 9版)
参考資料
(Reference materials)
『日本大百科全書 8』(小学館 1984)
『敬語(「ことば」シリーズ 1)』(大蔵省印刷局 1986)
『講座国語史 5 敬語史』(大修館書店 1971)
『敬語の用法 角川小辞典6』(辻村敏樹 角川書店 1991)
『敬語の極意』(河路勝 祥伝社 1992)
『敬語講座 9 敬語用法辞典』(林四郎 明治書院 1974)
『人称詞と敬語』(三輪正 人文書院 2000)
『日本人の敬語生活史』(西田直敏 翰林書房 1998)
『敬語の使い方』(大石初太郎 明治書院 2000)
『敬語』(南不二男 岩波書店 1987)
キーワード
(Keywords)
敬称
語彙-日本語
敬語
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000057750解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決