レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年03月01日
- 登録日時
- 2009/05/18 10:47
- 更新日時
- 2009/12/22 15:34
- 管理番号
- 桃山148
- 質問
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解決
金子兜太の著作に「停音」という言葉が使われているが、本学図書館にある事典、辞書には載っていない。
学術的に使用できる用語か知りたい。
- 回答
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自館所蔵図書を紹介(「停音」「停音時間」等を使用している)
1.文学序説 土居光知著 岩波書店 1977.7
2.言葉とリズム 土居光知著 岩波書店 1977.6
- 回答プロセス
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①所蔵調査
a.金子兜太のどの著作か調査
*金子兜太集 第4巻 金子兜太著 筑摩書房 2002.1- 「定型の詩法」 →
学者は「停音」とよんでいる
b.「音律」,「音歩」,「土居」 等 → 雑誌・図書調査
c.五音と七音のリズム : 等時音律説試論 寺杣雅人著 南窓社 2001.3
*「4.音歩説とはどのような音律説か」によると音歩説の説明が『現代俳句辞典』に掲載。
d.音歩説の上限として挙げられているのは → 文学序説 土居光知著 岩波書店 1977.7
e.索引に「停音」とあるのは → 言語の本質と機能 第1巻 川本茂雄[ほか]編 大修館書店 1980.8
f.「停音」「停音時間」等を使用している → 言葉とリズム 土居光知著 岩波書店 1977.6
- 事前調査事項
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各種事典、辞典にはなし
- NDC
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- 日本語 (810 8版)
- 日本文学 (910 8版)
- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
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- 文学序説 土居光知著 岩波書店 1977.7
- 言葉とリズム 土居光知著 岩波書店 1977.6
- 金子兜太集 第4巻 金子兜太著 筑摩書房 2002.1-
- 五音と七音のリズム : 等時音律説試論 寺杣雅人著 南窓社 2001.3
- 言語の本質と機能 第1巻 川本茂雄[ほか]編 大修館書店 1980.8
- キーワード
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- 停音
- 金子兜太
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 主なレファレンスケース2004年度【事項調査】⑬
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000054969