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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000053705
提供館
(Library)
愛知学院大学図書館情報センター (3310067)管理番号
(Control number)
日進08S-48
事例作成日
(Creation date)
2009/04/16登録日時
(Registration date)
2009年04月09日 02時10分更新日時
(Last update)
2012年11月19日 15時54分
質問
(Question)
「粥有十利(しゅうゆうじり)」の「利」とはどのようなものか。
回答
(Answer)
粥食には10の利益があること。10の利は、
①色 (体の色つやが良くなり)
②力 (気力を増し)
③寿 (長命となり)
④楽 (食べすぎとならず、体が安楽)
⑤詞清辯 (言葉が清くさわやかになり)
⑥宿食除 (前に食べた物が残らず胸やけもせず)
⑦風除 (風邪もひかず)
⑧飢消 (消化よく栄養となって飢えを消し)
⑨渇消 (のどのかわきを止め)
⑩大小便調適 (便通もよい)
回答プロセス
(Answering process)
※( )内は当館請求記号

「粥有十利」の読み方が解らなかった為、漢語林で 「粥」を調べる。 
粥→シュク、イク   粥有十利→シュクユウジュウリ(?)
『辞林21』 (813.1/024)、 『四字熟語辞典』 (813.4/087)(813.4/083)、 『故事・俗信ことわざ大辞典』 (813.4/066)、 『出典のわかる故事成語・成句辞典』 (813.4/091)を見るが、記載なし。

熟語ではないようなので、仏教関係の言葉と推測する。
『岩波仏教辞典』 (180.3/0311)、 『広説 佛教語大辞典』 (180.3/0309)、 『総合佛教大辞典』 (180.3/0322)をみる。 
「粥有十利」は記載されていなかったが、「粥」の項目に粥と禅に深い関わりがあるとの記述あり。

禅に関する辞典類をみる。
『禅語辞典』 (188.8/01173)、 『禅学辞典』 (188.8/014)→記載なし。
『禅学大辞典』 (188.8/0797)→記載あり。

禅と食に関する本にもあたり、回答を得る。
『禅と食』(188.8/YA71) P188-194
同p.190に十利について、「『摩訶僧祇律』によれば」との記述があったので、『摩訶僧祇律』(まかそうぎりつ)にもあったてみる。

『国訳一切経 律部十』(183/14/75) [摩訶僧祇律 巻第二十九 雑誦跋渠法を明すの七  「粥法」] に載っていた。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
仏教  (180 7版)
食品.料理  (596 7版)
参考資料
(Reference materials)
『新版 禅学大辞典』 駒沢大学内禅学大辞典編纂所編 / 大修館書店 / 1985 / (188.8/0797) P502
 (AJ94008430)
『禅と食』 小倉玄照 / 誠信書房 / 1987 / (188.8/YA71) P188-194 (AJ94166046)
『国訳一切経 第75冊 律部十』大東出版社編/大東出版社/1929-36/ (183/14/75) p.898 (AJ88061115)
キーワード
(Keywords)
粥有十利
仏教
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
司書講習生
登録番号
(Registration number)
1000053705解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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