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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000053291
提供館
(Library)
千葉県立中央図書館 (2120001)管理番号
(Control number)
千県中児童-2008-0002
事例作成日
(Creation date)
2008/05/29登録日時
(Registration date)
2009年04月01日 02時11分更新日時
(Last update)
2015年03月04日 09時28分
質問
(Question)
「子供」を「子ども」と表記するようになったいわれや時期について調べている。文部省の文書など
ではいつ頃からか。
回答
(Answer)
*掲載資料については、『書名』(書誌事項)<千葉県立中央図書館請求記号>|資料コードの順で記入。

1 「こども」の表記について
下記の用語集などでは現在でも「子供」が正しい、としているが、辞書などでは一般的に「子ども」が使われている様子が反映されているようである。
文部科学省のホームページなどでも「子ども」のほうが圧倒的に多いようである。
この論争は決着していないようで、これらの状況をまとめた資料は、インターネット上の情報以外には見つけることができなかった。

(1)「子供」と表記している資料
【資料1】『公用文の書き表し方の基準 資料集』(文化庁編集 増補2版 第一法規出版 2001)<8164/4>|0106003924
p294に、文部省用字用語例として「子供」とある。
【資料2】『広辞苑〔1〕』(新村出編 第6版 机上版 あ-そ 岩波書店 2008)<8131 / 13 /1>|0106044121 「子どもの権利条約」のみ説明本文も子どもと書かれているが、この箇所以外は子供と表記。
【資料3】『毎日新聞用語集』(毎日新聞社/編 改訂新版 毎日新聞社 2007)<81607 / 1 / >|0105989351
【資料4】『朝日新聞の用語の手引』[2007](改訂新版 朝日新聞社用語幹事編 朝日新聞社 2007)<81607 / 3 /07 >|0106033816 は、こどもの項目なし
【資料5】『岩波現代用字辞典』(岩波書店辞典編集部編 第4版 岩波書店 1999)<81607/4>|0105522969
【資料6】『大きな活字の漢字表記辞典』(三省堂編修所編 第3版 机上版 三省堂 1998)<8112/10>|0105393656
【資料6】『新しい国語表記ハンドブック』 三省堂編修所編 第5版 三省堂 2005 <811/10/>|0105850217
【資料7】『表記の手引き』(教育出版編集局編 第4版 教育出版 1992)<8115/H99>|9102950064

(2)「子ども」と表記している資料
【資料8】『子どもの人権大辞典』(市川昭午監修 永井憲一監修 普及版 エムティ出版 2001)<3694/77>|0105667812  p310から抜粋”子どもという文言は法律上用いられていない。子女、子、乳児、幼児、児童、少年などが使われている。(こどもの日はかな表記)。~権利主体であることを承認するものとして、「子ども」(子供にあらず)が用いられ、判例上も昭和45年東京地裁判決(初出)に、さらに昭和51年最高裁学テ判決においても、学習する固有の権利主体として「子ども」が登場するに至っている。”

【資料8】では法律上用いられていないとされているが、出版と同年に「子どもの読書活動の推進に関する法律」が成立している国際子ども図書館の設置もこの頃。
【資料9】『漢字かなつかいわけ辞典』(藤原与一著 東京堂出版 1991)<8112/F68>|9102949930 p106から抜粋”子供は避ける。「供」の字義は、どのようにも生きていないので。”

(3)その他・条件付
【資料10】『記者ハンドブック 新聞用字用語集』(共同通信社編著 第8版 共同通信社 1997)<81607/5>|0105525684 「子供」とある。ただし一般には「子ども」が多く使われている、となっている。
【資料11】『NHK新用字用語辞典』(NHK放送文化研究所編 第3版 日本放送出版協会 2004)<81607/7>|0105805131 「子ども」ただし、「子供」も用いてよい許容。

(4)インターネット上の関連情報
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%90%E4%BE%9B )の「子供」の項目に、表記に関する論点がまとめられていた。
児童文学作家、矢玉四郎さんのサイト「矢玉四郎はれぶたのぶたごや」の中の「子ども教の信者は目をさましましょう」
http://homepage3.nifty.com/harebuta/gaki.htm#sinjijitu )に「子供」と書くのが正しいと論じている。
・法令データ提供システム( http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi ) 子ども、または子供、で検索して下さい。
・国会図書館雑誌記事検索( http://opac.ndl.go.jp/Process?
MODE_11010001=1&SEARCH_WINDOW_INFO=06&LS=9736143481) 記事は見つけられず。
(インターネットの最終アクセス:2009年3月19日)

2010/11/10 香川県立図書館より以下の情報を提供していただきました。
・言葉に関する問答集 9 (文化庁編 文化庁 1988)
   ※p.30「[問19]「子供」か「子ども」か」あり。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
音声.音韻.文字  (811 9版)
参考資料
(Reference materials)
(図書資料)
「公用文の書き表し方の基準 資料集」 文化庁編集 増補2版 第一法規出版 2001
「広辞苑」〔1〕新村出編 第6版 机上版 あ-そ 岩波書店 2008 
「毎日新聞用語集」 毎日新聞社/編 改訂新版 毎日新聞社 2007
「朝日新聞の用語の手引」[2007]改訂新版 朝日新聞社用語幹事編 朝日新聞社 2007
「岩波現代用字辞典」 岩波書店辞典編集部編 第4版 岩波書店 1999
「大きな活字の漢字表記辞典」三省堂編修所編 第3版 机上版 三省堂 1998
『新しい国語表記ハンドブック』 三省堂編修所編 第5版 三省堂 2005
「表記の手引き」 教育出版編集局編 第4版 教育出版 1992

「子どもの人権大辞典」 市川昭午監修 永井憲一監修 普及版 エムティ出版 2001 
「漢字かなつかいわけ辞典」 藤原与一著 東京堂出版 1991 
「記者ハンドブック 新聞用字用語集」 共同通信社編著 第8版 共同通信社 1997
「NHK新用字用語辞典」 NHK放送文化研究所編 第3版 日本放送出版協会 2004
キーワード
(Keywords)
こども
子ども
子供
表記
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
2008.5.29回答済
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000053291解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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