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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000051042
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2008-047
事例作成日
(Creation date)
2008/08/06登録日時
(Registration date)
2009年01月23日 02時11分更新日時
(Last update)
2009年01月27日 13時17分
質問
(Question)
寺院のパンフレットの菩薩像の説明にあった「海中出現」という用語の意味や語源・用法を知りたい。土中から掘り出されたとあるが、どうしてか。仏教用語ではないか。
回答
(Answer)
用語としてはよく使われているようだが、定義や語源などは見あたらなかった。考古学関係用語辞典・仏教用語辞典・民俗用語辞典類には記載されていない。関連記述のある資料を紹介した。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査済事項で判明した、〈寄り神〉〈漂着神〉を手がかりに探索する。
『民間信仰辞典』に「神が遠く離れた土地に現れる場合、空中から飛来するか海から漂着するかのどちらか。海岸に寄り着いた漂着物の中にあった木像の尊霊を祭神として祀る。また各地の地蔵・観音などの仏像にも、海中から出現したとか、漁師の網にかかったといわれることが多い」
『漂着物の博物誌』「(ご神体漂着譚とともに)海中出現仏もある。流れ寄ったり、網にかかったりしたものである。」
『講座日本の民俗宗教 3 神観念と民俗』「〈海上他界観〉とは、広義の〈水界他界〉の一変形であると考えてもよい。水界を他界とする思想は、地理上、山中においても平野においても見いだすことができる…」という記述。「漂着神」(小倉学)の「漂着神を祀る神社」に、漂着神を祀った神社を大別して「海中から出現したもの」という記述あり。解説に「特定の者が、海中から神が憑依した物体(多くは石塊)を拾得するという形式をとりとあり。
『日本の神仏の辞典』『日本宗教事典』の「民俗宗教 用語篇」『史跡名勝天然記念物調査報告書16輯』の「海中出現の古鐘」その他多くの資料に「海中出現の」という表現があった。
事前調査事項
(Preliminary research)
調査済資料:「仏教学辞典 新版」「日本の神仏の辞典」「日本国語大辞典 2版」「国史大辞典」。
調査済事項:《Google》では、「海中出現の」と複数の引用あり。《Japan Knowledge》を〈海中 & 出現〉で検索すると、〈寄り神〉の説明に「海上から寄り来る神。・・・寺院では海中から出現した像を本尊とする例」とあり。「海と列島文化」の索引を〈寄神信仰〉で検索。「海のかなたから漂着したものが神聖性を持つと考えられる」
NDC
民間信仰.迷信[俗信]  (387 9版)
宗教  (160 9版)
参考資料
(Reference materials)
『民間信仰辞典』(桜井徳太郎 東京堂出版 1980)
『漂着物の博物誌』(石井忠 西日本新聞社 1977)
『講座日本の民俗宗教 3 神観念と民俗』(五来重ほか 弘文堂 1979)
キーワード
(Keywords)
寄り神
漂着神
民間信仰-宗教
仏像
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
図書館
登録番号
(Registration number)
1000051042解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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