レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/11/26
- 登録日時
- 2008/12/17 02:11
- 更新日時
- 2008/12/18 12:52
- 管理番号
- 10-2A-200711-02
- 質問
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解決
ツバキを吉祥、高貴、結縁の木と見る思想について知りたい
- 回答
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1,「椿 : 花と木の文化」(家の光協会 1980)第一章に全般的な記述あり。
p17の “中世のツバキ”項に、『平安時代に入るとツバキは高貴な花~』、また、『縁結び、夫婦和合のシンボル』とあり。
p37の “ツバキと伝説”項には、柳田國男「椿は春の木」の引用があり、各地のツバキと地蔵尊信仰について、
および縁結びの水間寺愛染堂についても記述あり。
2,「椿- 日本の花シリーズ 2 」(泰文館 1966) p15に、“椿の十徳”の項あり。
「百椿集」からの引用で、原文(白文)は「続群書類従 第32輯 上」のp308-346にあり
3,「つばき入門 : 歴史と栽培12カ月」(保育社 1978) p125- ツバキの精霊信仰について記述あり。
4,データベース「ジャパンナレッジ」 で‘ツバキ’を検索、「日本大百科全書」の“ツバキ”の項に、民俗について関連記述あり。
- 回答プロセス
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1.質問の基となった資料の、参考ならびに引用文献一覧、に挙げられた資料を一通り見るがそれらしい記述なし。
2.データベース「ジャパンナレッジ」 をキーワード‘ツバキ’で検索、「日本大百科全書」に記述あり。
3.自館蔵書から、キーワード検索で関連図書を探し、直接内容にあたる。
- 事前調査事項
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「入門 ツバキ・サザンカ : 苗づくりから盆栽仕立てまで」箕田 中二/著 文研出版(1978)のp42上段に記述されていた
- NDC
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- 花卉園芸[草花] (627 9版)
- 参考資料
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『椿 : 花と木の文化』 渡辺 武・安藤 芳顕/共著 家の光協会,1980.4<当館書誌ID:0080060789>
『つばき入門 : 歴史と栽培12カ月』 安藤 芳顕/著 保育社,1978 <当館書誌ID:0080039694>
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『椿 日本の花シリーズ 2』 里見 盈吉/著 泰文館,1966<当館書誌ID:0080146151>
『続群書類従 第32輯 上』塙 保己一/編纂 訂正3版:太田 藤四郎/補 続群書類従完成会,1978<当館書誌ID:0080046259>
商用データベース「ジャパンナレッジ」
『日本大百科全書』小学館
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『椿 : 花と木の文化』 渡辺 武・安藤 芳顕/共著 家の光協会,1980.4<当館書誌ID:0080060789>
- キーワード
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- ツバキ
- 椿
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000049793